> 八ツ場ダムがなくても、利根川の河道で流せる程度の降雨量でした。治水というと、ダムを連想する人が多いと思いますが、基本は堤防や河道掘削などの河道整備です 西島和氏「八ツ場ダムが利根川を守ったというのは誤解」|日刊ゲンダイDIGITAL nikkan-gendai.com/articles/view/…
2019-10-29 18:16:06> 雨がどこにどれだけ降っても、一定量を流せる河道整備が進められてきたことにより、利根川では氾濫が起きませんでした。
2019-10-29 18:17:26> これに対し、ダムの効果は不確実で、限定的です。降雨が「想定した場所」「想定した規模・降り方」で発生し、かつ、放流のタイミングを誤らないという場合に河川への流入量を減らせるにすぎないのです。
2019-10-29 18:17:59> ――八ツ場ダムが本格稼働していなかったことも背景にありましたね。 今回ラッキーだったのは、八ツ場ダムが試験湛水中だったため貯水量が少なく、本来より多くの水を貯めることができたことです。
2019-10-29 18:18:28> ――もし八ツ場ダムが本格稼働していて今回のような雨量になったらどうなっていたのでしょうか。 危なかったと思います。ダムは無限に水を貯めることができるわけではありません。ダムが貯められる以上の降水が発生した場合、ダムはダム自体の決壊を防ぐために緊急放流を行うことがあります。
2019-10-29 18:19:30> それで失敗したのが昨年の西日本豪雨で大規模な浸水被害を引き起こした愛媛県の野村ダムです。緊急放流をしたため肱川が氾濫し死者を出しました。
2019-10-29 18:19:49> スーパー堤防は、時間とコストがべらぼうにかかり、実現可能性のないものです。完成時期は「不明」、コストは江戸川の22キロだけで1兆円とも試算されています。治水計画としては破綻しています
2019-10-29 18:23:37> 今回の台風による降雨で試験不十分のまま満水となったという、イレギュラーな事態なのである。 > まかり間違えば八ッ場ダム自体が災害の主要因となる可能性もあり、奇跡などと手放しで喜べる話ではない。 台風19号で感じた「先人に感謝」という言葉の耐えられない軽さ gendai.ismedia.jp/articles/-/680…
2019-10-29 18:13:59> 田中正造は死ぬまで渡良瀬遊水地に反対をしていた 台風19号で感じた「先人に感謝」という言葉の耐えられない軽さ(赤木 智弘) - 現代ビジネス - 講談社(4/5) gendai.ismedia.jp/articles/-/680…
2019-10-29 18:11:46