「神の言葉とか聖書に興味はありませんか？」「（目を輝かせて）大いにあります！」

Nicholai MARO @MAROCKs

今起きたこと。 「ピンポーン！」 「はーい！」 玄関へ行くと中年のご婦人が二人。 手には例の冊子。

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「神の言葉とか聖書に興味はありませんか？」 「（目を輝かせて）大いにあります！」 「それではこの･･･」 「さえぎって悪いけれど、多分ここに来るのはどちらも初めてだと思うけれど、そちらの宗派はこうやって訪問を良くされていて、そんな人たちと情報共有とかしないの？」 「情報共有？」

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「ここの家はヤバイ！とか」 「･･･もし、お邪魔でしたら退散しますが…」 「邪魔とは思っていないよ。君らの方が僕を悪魔の信者と思っているんでしょう。」 「悪魔？」

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「その手にした【めざめよ！】のバックナンバーに、もし息子が（悪魔の福音である）ロックミュージックを聴いていたら直ちに取り上げ聖書を読ませなさい、と書いてあったよね」 「・・・」 「オジーオズボーンって知ってる？」 「いいえ」 「リッチーブラックモアは？」

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「いいえ、すいません、外国の音楽に詳しくなくて」 「えっ？舶来の宗教を信じているのに外国に詳しくないってどういうことよ？」 「すみません」 「自分たちが信じるものに対して勉強していないんですか？」 「まだまだ勉強不足でして」 「え？良く知りもしないのに信じるんですか？」 「・・・」

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「お金を預けたり借りたりしたい時、信用できる金融機関を利用したいですよね？」 「はい・・・」 「じゃスルガ銀行なんて利用したいですか？」 「え・・・」 「かぼちゃの馬車とか・・・聞いたことない？」 「はい・・・」 「新聞とか読まないで布教活動ばかりしているとか？」

Nicholai MARO @MAROCKs

「そんなことは・・・」 「それにしては世間を騒がせた事件をご存じない」 「・・・」 「借りても見込めないのに賃貸集合住宅を作らせ融資をした･･･」

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「もし男性の方が話し手としてお望みなら･･･」 「うんなことは言ってません！あなた方の宗教は男尊女卑を否定していませんでしたか？」 「はい」 「また勉強してから参ります」 「そうしてください。多分僕を信用したほうが（僕が）幸せになれます。多分、僕の方が神に近い存在です。」

Nicholai MARO @MAROCKs

「帰ってよろしいでしょうか？」 「ピンポン鳴らして呼んだのはそちらです」 「ではまた」 「ではまた」 勧誘を断ったつもりはない。 撃退したつもりもない。 こちらが興味を持ってもあちらが拒否っただけなのだ。 #反省堂国語辞典 #なんてこったい #天災マロ

Nicholai MARO @MAROCKs

オジーオズボーンとリッチーブラックモアの名を出したのは、過去に複数回「目覚めよ」で「子供がロックミュージックを聴いていたら」を特集した時、表紙がオジーらしき人物だったり、リッチーらしき人物だったんだよね。

空弁者 @scavenger0519

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