ミステリの真相の当て方・推理法
厳密にはメタ読みの仕方で正攻法ではない。

僕がミステリ読む時 まず本を開く前に以下を注意する。 ・叙述トリックではないか ・タイトルや章題が真相を表していないか ・バールストンギャンビットではないか ・暗合や暗号は仕込まれていないか ・語り手が犯人じゃないか ・探偵が犯人じゃないか
2019-06-25 23:02:58
中盤に差し掛かったら、以下を気にする。 ・誰が犯人なら面白いか ・最も疑わない真相はなにか ・序盤の何気ない描写や伏線にリンクする要素は何が考えうるか
2019-06-25 23:04:28
並行して幾つか自分ルールがある。 ・兄弟や双子は入れ替わりを疑え、ただし大抵犯人ではない ・毒殺されたら、一番最初に駆け寄った人間を疑え ・共犯の可能性を一時も忘れるな ・違和感はとりあえずトリックと仮定しろ ・損壊は、誤魔化しか入れ替え ・不要な描写は伏線
2019-06-25 23:09:55
これでだいたい犯人くらいは当たる。逆に言うとこれだけ疑ってもせいぜい犯人っぽいやつがわかるだけで真相とか根拠に至れない可能性のほうが高い。
2019-06-25 23:11:13
いやそんな古典的な犯人もはやいないだろうと思うかもしれないが、そのとおりで、裏を返せばこうやって疑った上でそれではかえって王道すぎるのでは、という逆ベクトルの疑いと天秤にかけて真相に近い方を採る
2019-06-25 23:14:21
結構ねー、「不要な描写は伏線」が万能だよ。 これ別にいらない説明では?って思ったらその前の項目「違和感はトリックと仮定しろ」とのコンボで犯人に一直線ってパターンある。 プロ作家だと余計なことあんまり書かないからね。
2019-11-04 02:21:18
ミステリの読み方は 1 解かずに騙されたい 2 解こうとして騙されたい 3 作中の情報で解きたい 4 メタ推理も含めて解きたい 5 ネタバレ調べて全部知ってから読みたい とか色々あるけど、僕が今回まとめているのは、四番目の人向け。
2019-11-05 13:50:09