「少年雑誌」と「少女雑誌」はどんなふうに分化していったのか?

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いおり @kumachan1122

この現象を解説しているとても面白い本があるのでぜひ 女の子は本当にピンクが好きなのか (河出文庫) amazon.co.jp/dp/4309417132/… #Amazon twitter.com/masudamami/sta…

2019-11-04 12:22:20
マスダマミー @masudamami

女児と男児とで漫画の好みが違うから少女漫画と少年漫画というラベルがあるわけではなくて、少女漫画と少年漫画というラベルがあるから女児と男児で漫画の好みが異なってくるのではないかと思っている。

2019-11-04 09:57:12
Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

明治時代、少年雑誌と少女雑誌がどんなふうに分化していったのかは『不道徳お母さん講座』で書いたのでそちらも読んでいただけるとうれしいですね😇

2019-11-04 22:10:03

 →▼『不道徳お母さん講座』 堀越 英美(2018.07)|河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309027159/
 

Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

ざっくり言えば、もともと少年雑誌に男女の区別はなく、まじめにお勉強しましょうねという内容だったのですが、日清戦争前後で男の子たちに「中国人・朝鮮人とは違うやんちゃさ、他国に攻め入る攻撃性」が求められるようになって、少年雑誌は男子専用になった…という。

2019-11-04 22:13:34
Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

さすがに戦後はどっかの国を植民地にして白人をけちらして現地人に慕われるという戦前みたいな内容は無理なので、女にセクハラしてるのに慕われるというのがやんちゃの代理表現になったのだろう。

2019-11-04 22:18:02
Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

本能のままに他者を侵略する少年文化は、欲望を押さえつけて「女」のような受動性を要求する学校文化の反動で支持されてきた。

2019-11-04 23:23:04
Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

セクハラを批判された大人たちがしばしば「PTA/学級委員/風紀委員に抑圧された」という学童マインドで応戦してしまうのは、彼らにとってセクハラは学校文化に対抗して「男」を確立するための行為だからである。

2019-11-04 23:23:16

 

Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

堀越英美。著書に『親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門』『紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む「紫式部日記」』『エモい古語辞典』『女の子は本当にピンクが好きなのか』『スゴ母列伝』『不道徳お母さん講座』など。訳書『自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界』など。連絡先:onmarsjp◆gmail.com

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Horikoshi Hidemi @fmfm_nknk

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2019-09-26 20:10:10