- kaitenzushi
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イアン・マクドナルドの作品中、一番入手がめんどくさいThe Twenty Five Mile High Club (2002) が届いた。英国バーミンガムのSFグループ主催のコンベンション、Novaconで毎年作られる小説小冊子なのね。
2011-05-31 12:16:20あとPot O' Rice Horowitz's House of Solace (1991)というのがWhispers from the Cotton Tree Root: Caribbean Fabulist Fictionというアンソロジーに収録されたっきり。
2011-05-31 12:18:35これをAmazon.comの中古書店に発注した。最後に残っているのはThe Undifferentiated Object of Desireを収録しているAsimov's June 1993なんだが、このバックナンバーを持っているかどうか不明なんだよなあ。
2011-05-31 12:20:27Lightspeed Magazineは、公式HPでも六月号の話は出ていないのに、Amazon.comでは既にキンドル版が発売になっている。マクドナルドの旧作Recording Angel (1996)が載っている。http://t.co/JP8gbX0 via @amazon
2011-05-31 13:54:58ハートウェルの年間ベストSF最新刊キンドル版到着 Year's Best SF 16 by David G. Hartwell http://t.co/LgTZZIM via @amazon
2011-05-31 16:33:32ハートウェルの年間SF傑作選21作の初出の内訳は、紙雑誌9、オンライン雑誌5、(主にオリジナル)アンソロジー7でした。紙雑誌は、F&SF 3/Asimov's 3/Analog 2にNature 1が加わっています。まだ従来のSF雑誌が優勢なるも、逆転の日もそう遠くない?
2011-05-31 17:06:07イアン・マクドナルドは、六〇編ほどの中短篇中、三冊の短編集に未収録の作品が三〇編以上ある。約半数。とくに九〇年代初頭以降、インド物以外は、各種アンソロジーや年間傑作選に収録されたっきりのものが大半。このあたり、どうにかしたいものだが。訳すと時間がかかるので、選ぶだけにしたいな。
2011-05-31 17:50:03あるいはCyberabad Days (2009)を全訳するか、だ。正確に言うと、だれかに訳してもらうか、だ。目指せ、イアン・マクドナルド復権(?)。ま、近年の代表長篇River of Godsを下楠昌哉さんが訳してくれればそれでいいのだけど。
2011-05-31 17:54:08そのためにもThe Dervish Houseには、ヒューゴーを取ってもらいたい。取れば、訳されるからね。逆に言うと、取らないと、まず、訳されない。去年は、ヲレの投票のおかげで(爆)、『ねじまき少女』が同点受賞になった。夢ふたたび(笑)。
2011-05-31 17:58:08ヲレの同世代の訳者は、マクドナルドを訳したがらないと思うのよ。ヲレがそのしんどさ、つらさを内輪でさんざんぼやいていたから。期待したいのは、そういう妙な予備知識のない若い世代の訳者だ。若い人なら、さらさらっと苦もなく訳してくれるような気がする。
2011-05-31 18:02:09翻訳家志望の人にテキストとしてマクドナルドの短篇を渡して、訳してごらんなさいと言ったら、逃げられた苦い経験あり(汗)。
2011-05-31 18:04:13「訳される」って他人ごとみたいに。.@frswy //The Dervish Houseには、ヒューゴーを取ってもらいたい。取れば、訳されるからね。//
2011-05-31 19:38:14でも、若い世代もこのツイートを見て「ああ、タイヘンなんだー」と。.@frswy //ヲレの同世代の訳者は、マクドナルドを訳したがらないと思うのよ。ヲレがそのしんどさ、つらさを内輪でさんざんぼやいていたから。期待したいのは、そういう妙な予備知識のない若い世代の訳者だ//
2011-05-31 19:40:59@frswy イアン・マクドナルドは賞を取る取らないにかかわらず、絶対翻訳されるべきSF作家の筆頭だと思っています。オレに英語力があればなあ…。
2011-05-31 19:42:12.@ShindyMonkey @frswy たしかにイアン・マクドナルドは、ハヤカワ&創元で出せるほどメジャーじゃないし、かといって国書で出すくらいマニアックでもない半端さがありますよね。あとは河出の頑張りに期待?
2011-05-31 19:47:07どうなんでしょう。ハヤカワや創元はべつにメジャーな作家ばかり出しているわけじゃないと思いますが。国書もわざわざマニアックに走っているわけじゃなく、なんというか結果的にそう思われてしまうみたいな……。ちがうかな。.@awaroba @frswy
2011-05-31 19:57:22いや、べつに、ヲレが訳すと言って訳せるようなものではないですから。編集さんにとっては、「原稿を取りにくい」部類ですし……。RT @ShindyMonkey: 「訳される」って他人ごとみたいに。.@frswy //Th… (cont) http://deck.ly/~3umxF
2011-05-31 22:38:45なにをおいても、まず長篇の翻訳が先で、その余波をかって(どさくさまぎれに)短編集を出すのが黄金パターンかな。ほら、『ねじまき少女』即重版、短編集も訳そうぜ、ってなふうに。RT @awaroba: .@ShindyMonk… (cont) http://deck.ly/~27NNR
2011-05-31 22:41:18新人作家が訳される率が高いのは、新人は「失敗したことがない」からです。一度でも訳されるとそれが「前例」になり「実績」になってしまい、次の版権を取る際のハードルがあがってしまいます。映画化といった外部要因による追い風がないかぎり、「売れなかった作家」の次はなかなか出ません。
2011-05-31 22:48:19それと、「あなたたち(orわれわれ?)」が好きな作家は、なんというか、「密度」が濃厚なんですね。すらすらと訳せず、時間がかかりがち。そうすると、「職業翻訳家」にとっては、つらいんです。長篇一冊に一年かけて、印税百万円では、専業訳者は食えません。
2011-05-31 22:53:49ラファティやウルフを毎日十枚から二十枚ずつ訳せるようなスーパーな実力の持ち主がごろごろ転がっていれば、つまり、浅倉さんが十人くらいいれば、「みなさん」の願望は実現可能ですが、残念ながら、浅倉さんはもうひとりもいないんです。
2011-05-31 22:57:18わたしの知らないところで、浅倉二世、三世とも言うべき、すさまじい実力の若手訳者がいるかもしれず、そんな人たちに心から期待します。翻訳SF天国をもたらしてくれることを。
2011-05-31 23:00:56