5月末日の、azukiglg氏のお話　調べるって大事だね

加藤AZUKI @azukiglg

こないだ見た芝居について、「乳癌で余命１年はねえよな(´･ω･｀)」という指摘があった。癌＝余命あと少し、のイメージが強いせいか、人生に割と明確なタイムリミットがあるキャラを設定するときに安易に使われがちなのだが、乳癌に限らず最近は治る癌が多いし、余命宣告される重症なら半年とか。

加藤AZUKI @azukiglg

一年も手を施さないんならもっとあちこちに転移してもっと早く死ぬか、癌（特に乳癌）と判明していて一年もあるなら手術をするなりで治るし、転移した結果もはや手遅れなら「死因が乳癌」どころか、もっといろいろな多臓器癌になってるんじゃないのか、とかなんとか。

加藤AZUKI @azukiglg

何が言いたいのかというと、芝居・小説・漫画など、架空の物語を作るにしてもキーになる要素については、ちゃんと調べて書かないと一気に嘘っぽさが増してしまうというか「そりゃねえだろ！」というツッコミであっというまに冷めてしまい、物語に没入できなくなるというか。

加藤AZUKI @azukiglg

文章やストーリーが読者の記憶に残るものを、と願う余りに、「読者が引っかかりを覚えて気になってしまう」「誤謬に気付いてしまう」ということになると元も子もないので、調べられるものはちゃんと調べて書かないといかんよな、という。

加藤AZUKI @azukiglg

怪談の場合、体験者当人にしかわからないことを当人から聞いた情報に基づいて書くことになるわけだけど、逆にそれを取り巻く事件やプライベートではない場所など、誰でも追調査ができる事柄については、可能な限りちゃんと調べて裏付けて書く努力をせんといかんな、と、他山の石。

加藤AZUKI @azukiglg

例えば目の前の箱ｗを使うだけでも随分といろいろなコトが分かるし、それを専門にしている人と酒飲むだけでもかなり「痒いとこ」が分かってきたりとかするものですけど、それすらされていないものってのはたまに見かけますよね(´･ω･｀) RT @emesh: 最近の作家は調べる時間がないのか

加藤AZUKI @azukiglg

あり得ないシチュエーションによる差別化が励行されてる一方で、説明しなくてもわかってもらえるテンプレ通りの人間関係で手を抜く、とか……病気の妹とか…… RT @emesh: 所詮成人向けゲームだけど、人気のノベルゲームなんか原因不明の奇病を出して、病気なのに自宅で自然分娩で死んじゃ

加藤AZUKI @azukiglg

堀辰雄大好き人間（死語）としては、サナトリウム文学、ＯッKィィィ！なわけですが、近年だと「妹が不治の病」という設定なんかも、割と安易な使い方されてるケースがあって気になるというか。癌か。白血病か。筋ジストロフィーか。それぞれによって描かれ方も違うはずだけど、

加藤AZUKI @azukiglg

「病気で長期入院していて←→寿命幾許もない（治療に大金が掛かる）」とか。長期入院だって金掛かるし、長期入院と寿命幾許もないは相対事項だろ、とかなんとか。そんなわけで、安易な設定が盛り込まれた芝居の記憶がフラッシュバックしてきてモニョる。

加藤AZUKI @azukiglg

最近は同人誌執筆資料ｗ用に、on/offのファッションから女の子のポーチの中身まで細かく説明した資料本なんかも出てますのにねｗ RT @emesh: 本当に調べてろよと思うんだけどね。まあ、男の人が女子校の話しを描こうとしたらそりゃ、調べきれないってのは分かるけどさ(´・ω・`)

加藤AZUKI @azukiglg

「不治の病の身内」とか、登場人物の行動目的や覚悟やトラウマなどに影響を与える要素として使うなら、それこそ「入りきらないから本編には描かないけど、ちゃんと調べて把握しておく」くらいはすべき。それやらないと、専門性を持った登場人物描くときに絶対にボロが出る(´･ω･｀)

加藤AZUKI @azukiglg

例えばhttp://amzn.to/jvypMo とかhttp://amzn.to/jVghUwとか。お好きな方向けにhttp://amzn.to/jVghUw こんなのも。 RT @lyiase: ｋｗｓｋ RT @azukiglg: 最近は同人誌執筆資料ｗ用に、on/offの