リヴリーアイランド元研究員によるリヴリーの思い出

【公式】リヴリーアイランド @newLivlyIsland

【Livly Island 運営サービス終了のお知らせ】 PC版およびスマートフォン版『Livly Island』は 2019年12月26日（木）12:00をもって 運営サービスを終了いたします。 詳細は下記をご確認ください。 yaplog.jp/livlyislandcor… これまでのご愛顧ご声援に、スタッフ一同、 心より御礼申し上げます。

モンスターオクトパス／ツチヤ @MonsterOctopus

とうとうこの日が来てしまった… 気持ちをまとめFacebookとTwitterでお伝えしたいと思います。 かなしさとくやしさと、それ以上に関係者と飼い主のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。 #livly #リヴリー #リブリーじゃないよリヴリーだよ #リヴリーありがとう

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迷惑でなければ、12月末の終了まで、時々思い出を投稿して行こうと思います。記録していたわけではないので曖昧であったり間違った記憶もあると思います。いかがでしょうか？ 質問などもあれば、わかる範囲、話せる範囲でおこたえします。あれこれ忘れてしまっていますが… #livly #リヴリーの思い出

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1. 2000年だったか2001年に予備校〜専門学校の同級生でともにデザインチームのモンスタースープとして活動していた友人の兄とその友人からお願いしたいことがあると連絡が来た。ミュラーという名の謎の博士が生み出した不思議な生き物を世に送り出す手伝いをしてほしいと。 #livly #リヴリーの思い出

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2. 連絡をくれた二人は開発者で後のコールドブレス。モンスタースープは当時二人。それぞれに仕事をしていた四人は週一で集まり不思議な生き物を世に届けるサイトを作りはじめました。生き物の名は「Livly（リヴリー）」… #livly #リヴリーの思い出

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3. Livlyという名は「lively（活き活きした、元気な）」「live（生きる、住む、生放送）」「lovely（愛らしい、かわいい）」などといった言葉から付けられた。この生き物を通じてみなが元気になれたら、生きる場所、居場所ができたらいいな、そんな思いが込められている。 #livly #リヴリーの思い出

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4. ミュラー博士はとにかく無口で余計なことを話さない。最初に聴いた言葉はたしか…「リヴリーは生き物である」だ。そこから深い今や思いを感じた。僕らはとにかく博士の考えや思いを察してサイトや研究所の基礎となる場所をつくった。 #livly #リヴリーの思い出

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5. リヴリーが住む盆栽ほどの大きさの島“アイランド”の制作も進めた。デザイン方針は「背景ではなくいちキャラクターとして成立するもの」。もちろんリヴリーが楽しく住める場所であることは大前提。しかし、まだ一般公開する前の島には今では信じられない物を置いていた… #livly #リヴリーの思い出

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6. 「電撃ボタン」である…リヴリーの中には凶暴なものや悪戯好きなものもいるので、おしおきボタンとして設置した。しかし、すぐに排除…猛省した。リヴリーたち、ごめんなさい…（思い出はつづく） #livly #リヴリーの思い出

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7. リヴリーは少し変わった姿をしている。万人受けは難しいかもしれない。悪口を言われることもある。しかし、他と違うことを良しと思える心や社会に少しでもつながるといいな、なんてことを当時強く思いながら研究に携わっていた。 #livly #リヴリーの思い出

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8. 博士の力があればもしかしたら永遠の命や死からの復活が叶ったかもしれない。そうすれば離脱者も減るだろう。しかしそうはしなかった。とことん“生き物”として向き合った。飼い主のみなさんもそれを感じてくれた。だからこそたくさんの個々の物語が紡がれたのだと思う。 #livly #リヴリーの思い出

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9. 瞬間的な人気や儲けより、長生きする、思い出になる生き物、サービスを大事にした。しかし、研究費用も必要だ。幸せな事に飼い主さんもスタッフも日に日に数が増える。どう継続するかの戦いの日々だったように思う。 #livly #リヴリーの思い出

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10. リヴリーの配布がはじまった時、まずは知り合いなどに声をかけて飼い主さんは30人程だった。お問い合わせ等の飼い主様サポートも僕らで行った。あるママさんコミュニティサイトで紹介されたりとでいっきに300人くらいに増えた。 #livly #リヴリーの思い出

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11. 今のメンバーだけでは研究所とサービスの維持が難しくなった。資料をまとめ、ともに運営してくれる会社さん探しがはじまった。どこも「気持ち悪い」「こんなので儲かるはずがない」と時に資料をポーンと投げ返されることもあった。 #livly #リヴリーの思い出

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12. そんな中、ある人と知り合えた。かつてラジオの世界で伝説的な番組をいくつもつくられ、当時So-netに勤められていた方。「探していたものがここにあった！」と満面の笑みで迎え入れてくれた。『Livly』→『Livly Island』として新たなスタートをきった。 #livly #リヴリーの思い出

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13. リヴリーと言えば季節イベントが楽しみの１つ。島々に雪をつもったり、ハロウィンやクリスマスイベントがあったり。今ではアプリやオンラインゲームであたりまえの季節イベントだが当時はあまり見かけなかったように思う（無知なだけかもだが）。 #livly #リヴリーの思い出

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14. そのため、ネットで調べれば簡単にあれこれ出てくるわけではなく、調べデザインするのにいくらか時間はかかった。しかしその分、リヴリーらしい世界観が構築されたと思う。他サービスへの影響もあったように思う。他社の企画書でよく画像を見かけたものだ。 #livly #リヴリーの思い出

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15. あるアバターサービスはリヴリーを参考にしたと関係者が話していたし、無断でゲームソフトやドラマの中の美術にアートが使われていたり、他国の飲食店のキャラクターになっていたり、そういうのも楽しかった（一部腹立たしいものもあったが）。 #livly #リヴリーの思い出

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16. そして、リヴリーと言えばなんといっても年に一度開催される研究発表会！ 研究所と飼い主のみなさんの研究作品（イラストや立体、小説に音楽等々）が並び、オリジナルグッズの販売が行われた。この会について運営側は「感謝祭」と位置付けた。利益よりも感謝！ #livly #リヴリーの思い出

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17. 届けられた作品は全てならべると決めた。全盛期は数百の作品が届いた。届くまでに壊れてしまっている作品も少なくなく、それらはモンスタースープのメンバーで修復した。全作品へのコメントも必ず書いた。みなの思いが集まってつくられる会だった。 #livly #リヴリーの思い出