君の名前が知りたかった

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え？荒潮ちゃんの死体と暮らしてる朝潮くん♂の話？？？？

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サツカレ的世界で殺人鬼してる朝潮くん♂はいつも通り人を殺してたらそれが家出少女荒潮ちゃん(11)を襲ってた強姦魔でひょんなことから荒潮ちゃんと一緒に暮らすことになるんだよね。

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「あれ？君もしかして、この人に襲われてたんですか？」 「そうよぉ、お兄さんが殺しちゃったから助かったけどぉ」 「そうですか」 「あら？私の事殺さないの？」 「普段は殺すんですけど…」 「けど？」 「君の目が月みたいに綺麗だから殺す気が無くなっちゃいました」 「………ふふ、変な人ねぇ」

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「ねぇ、お兄さん。私、いま家出中なの」 「はい」 「よかったら、拾ってくれませんか」 にゃあ、なんて猫の真似して笑う少女を抱き上げて 「……では、拾います。はじめまして、私の名前は朝潮、君の名前は？」 「荒潮よぉ」 「それって本当の名前ですか？」 「あら？バレちゃったぁ？」

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「本当の名前は、あなたのこと世界で1番好きになったら教えてあげる」 「なら、頑張って荒潮に好きになって貰います」 「ふふふ、よろしくね朝潮ちゃん」 そうして綺麗な満月の日に血みどろの2人は出会って、暮らすことになった。

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殺人鬼朝潮くん♂が血みどろになって帰ってくると「あらあら、酷い格好ねぇ。男前が台無し」って言う荒潮ちゃんだし、朝潮くん♂のお家で引きこもりの家政婦さんして、朝潮くん♂のお世話して仲良く暮らしてた。

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「ね、朝潮ちゃん。今日の夜に帰ってきたら私の本当の名前、教えてあげる」 「いいんですか？」 「いいの、朝潮ちゃんになら教えたいの。私、ほんとはね、あの日朝潮ちゃんに会った時から朝潮ちゃんの事好きだったのよ」 そう言って『荒潮』は微笑んで、朝潮にキスをした。 「いってらっしゃい」

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でも、その日朝潮くん♂が帰ってきて見たのは荒らされた部屋と死んだ荒潮ちゃんだった。殺人鬼の家に強盗が入って人が殺されたなんて笑えない話、そうして朝潮くん♂は荒潮ちゃんの本当の名前も何も知らないまま荒潮ちゃんを失った。 月明かりが死んだ荒潮ちゃんの死体を冷たく照らしている。

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この3年後に殺人鬼朝潮くん♂は死んだ『荒潮』そっくりで、名前も『荒潮』な荒潮ちゃんに出会います。

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家出少女『荒潮』は改荒潮ちゃん 3年後出会った『荒潮』は改二荒潮ちゃんみたいな感じ。もう成長する事がないはずの『荒潮』と声も見た目も名前も全部同じ女の子。

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殺人鬼朝潮くん♂は理性的だから自分がこのままでは今より酷い無差別殺人をしてしまうと分かったから、人殺しや人の販売、死体処理などをを仕事にしてる野島の所に自ら行って「野島さん、私に首輪を付けてください」って職業殺人鬼になった。

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野島は何も聞かずに朝潮くん♂を雇って、それから仕事用の人の殺し方を教えて、朝潮くん♂の職業は殺人鬼になった。

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3年間、特に処理もせず腐って白骨化していく『荒潮』の死体と暮らしてる朝潮くん♂は正気じゃないし、同じように野島の会社で働いてる電、磯波は心配してるけど、弟の霞くん♂は実の兄だけど朝潮くん♂は殺されないといけないって思ってる。

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霞くん♂は朝潮くん♂を殺すのは自分かもしれないって思ってるけど、今の朝潮くん♂は何も失わないから全部捨てるような無理矢理な動きするので、ある意味無敵。死ぬのが怖くないから命を捨てる覚悟があるというよりも、自分に命があるという意識がない。

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ある意味無敵の朝潮くん♂がボロボロになった時の為の回収係の川内くん♂はいます。時報でも言及あったし。朝潮くん♂が言うことを聞く貴重な1人でもある。

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「おーい、生きてる？」 「生きてます。こんにちは川内さん」 「はい、こんにちは。野島から回収依頼されたからね、相変わらず酷い殺し方だね」 「？、そうですか？『荒潮』よりは綺麗ですよ？」 全てが無惨に殺された『荒潮』の死体基準の朝潮くん♂