杏子について本気出して考えてみた
ところで、いま私の中でさやかと杏子の決着をつけるためにノートに色々書き出してるのですが……あの子らむずかしいなあと改めて感じております。
2011-06-01 14:28:51杏子は、理想を追い求めるさやかが本当にそれを叶えてくれたらそれはそれで救われたんだろうし、だけれども同時に挫折して隣にいて欲しかったろうなあと。
2011-06-01 14:31:55んで、さやかは絶望して魔女になってしまったわけだけれども、実は杏子にとってそれはある意味うらやましい事だったんじゃないのかな。彼女は家族が死んでも「生きる」ことを選んでしまったひとで、それはつまり「人として生きる」ことをやめたと言えなくもない。
2011-06-01 14:33:53だから、さやかが「絶望"できた"」というのは、杏子には羨ましかったんじゃないかなって、そう思った。でも、それは本当にほんの少しで、それよりも杏子は魔女である(=杏子)さやかが救われて欲しくて、それでがんばったのかなって。
2011-06-01 14:39:19@tricken ええ。ストーリーを追っていて不思議だったのが、さやかが魔女化したあと、表面上杏子がさっぱりしているように見えたんですね。それでなんでだろうって考えていたのですが、そもそも彼女は家族が死んでも生きてきた。ある種の割り切りのよさがあるんだろうなと。
2011-06-01 14:41:13自らの魔法少女としての特殊能力(幻惑)を封印してしまうほどのトラウマであるにもかかわらず、家族が死んだ時に死ななかったし、魔女にもならなかった。そのあと、さやかのように投げやりになるわけでもなく、盗みをしてまで生きてきた。どういう気持ちだったんだろう。
2011-06-01 14:43:16マンガだと、杏子が父親が生きているときでも林檎を盗もうとしているシーンがあるんだよね。その辺と、父親の説法に対する杏子の考えがどうなってるのかも知りたい。まあ、説法自体どんなのかわかってないわけですがw
2011-06-01 14:51:08やっぱり、さやかが魔女化したのがこたえてるのかなあ。だって、別に杏子だって生き残れたじゃないたぶん。あのときいったん逃げて、体制立てなおしてからほむほむとふたりがかりでやればさあ。それをわざわざああしたっていうのは、やっぱり自殺で心中だよね。
2011-06-01 14:55:33自分の魔女化を防ぐのは当然念頭にあっただろうけれど、神さまは夢も希望も見せてくれなかった。だから、せめて自分が側にいることで、世界の誰もさやかを見ていないなんてことはない。ちっぽけな救いをあげたかったのかなとか。
2011-06-01 15:00:08父親に魔女と罵られ、自らが呪いを振りまく存在であると思いながら生きてきた杏子にとって、絶望を続かせないための死は輝いて見えたのかもしれない。
2011-06-01 15:05:58