太宰治はなぜ『走れメロス』のラストでほぼ裸のメロスにマントを渡したいけど渡せなくてモジモジしてた少女をぶっ込んだのか

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

急に「走れメロス」の話だけど、ラストのラストでほぼ裸のメロスにマントを渡したいけど渡せなくてモジモジしてた少女、すげえ可愛いよね。太宰さんは何を思ってあのラストのラストに全然本筋に関係ない萌えキャラをぶっ込んで来たのだろう。編集にやれって言われたのかな。

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

思い返してみるとあのラスト、「君裸じゃないか」と言われて「メロスは赤面した」の流れ、完全に昭和のアニメの「もう無茶な約束はこりごりだあーい！」ってメロスがジャンプして顔が円で囲まれるやつだ。太宰先生もこのラスト爆笑、超うける、と思いながら書いたのかもしれない。

凡子@果てしなく深い沼 @bonbon537

@OYSTER_tenten @rourensiumu 邪智暴虐の王が殺されないのが昔から納得いきませんでした

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

@bonbon537 僕も前は気に入りませんでしたが、あの王が「わしが間違っていた。仲間に入れて。メロス最高」と言い出す事でメロスの英雄ポイントがリミットブレイクするので直後の「でもお前裸じゃん」の冷や水ぶっかけが最高に面白い、と数分前に理解しました。

財油 雷矢（弐撃目キメた） @raiya_z

@OYSTER_tenten 「そういやぁ、裸だったの入れるタイミング無かったな」とかｗ 本編見ると、町のあたりで「風態なんかは、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。」という記述が一か所、あと、二人を見て恥じた王様が「やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて」とあるのも関係が？（ないかな）

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

@raiya_z この話男スメルムンムンですよね。あと、舞台が古代ギリシャということもあって、この時代、風俗のなかで「ほとんど裸」ってどんなもんだろう？結構普通の格好でも裸に近くない？と、ずっと塩梅が測れない部分でもあります。

神狼 @sinrou213

@OYSTER_tenten あれは太宰治が柄にもなくいい話を書いてしまったので自分で茶々を入れるためにメロス全裸やんけ！を際立たせるために出たキャラクターで太宰治の気恥ずかしさが乗り移ってるという意見を見たことありますね…

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

@sinrou213 確かにあの少女の存在は違和感ありますよね。公開処刑で盛り上がってた場だし、メロスが英雄認定されたのはほんの数十秒前だし、異空間から突如現れたみたいです。読んでる側も作中の民衆と一緒でハッピーエンドだしまあいいや、って思っちゃう所ですね。

原田たけひと @HARATAKE

@OYSTER_tenten 処刑の見物に来た娘さん…

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

@HARATAKE 処刑を見に来てたはずの民衆がせーので「メロスは英雄だ」に豪快に風見鶏する所も喜劇っぽくていいですよね。モブ全員同じ顔で描かれてそう。

豊嶋　陸 @riku10440

@OYSTER_tenten 太宰さんは「走れメロス」を書いたころには芥川賞候補になったりとかしてもう大先生の域だったから編集の口出す余地はなかったのではとマジレス。 かわいい女の子をチョイ出しするの、太宰さん結構好きですよ。好みどストライクだったんじゃないですかねww

OYSTER@毎日オハヨウ絵 @OYSTER_tenten

@riku10440 マジレスありがとうございます（笑）ただでさえ男祭りでむさ苦しいメロスなので、あのラストの少女はちょっとの出番で最大効果だと思います。さすがです。

時化@飛行機予約 @Kom_sawyer

書籍部に置いてあったのでゲットした 森見の新訳　走れメロス pic.twitter.com/TRalv3Y91I

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