ある絵画にクワガタムシが描かれたのはなぜかという議論

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神無月久音 @k_hisane

中世ヨーロッパだと、固いパンを皿の代わりにした例もあった筈だが、現物はどんなもんかしらん、と画像で探ったら、こんなのが出てきて、「何故クワガタがいるの?食材?食材なの?」と、そればかりに気になってきた。 pic.twitter.com/nZva34tjwx

2016-10-17 09:10:52
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神無月久音 @k_hisane

なお、「Georg Flegel」でぐぐったら、クワガタが出てくる食卓絵が他にも出てきて、ほうほうと。まあ、クワガタ以外にトンボやテントウムシ、ハチ、ネズミ、カエル、鳥などもいたので、「食卓と小動物」という塩梅の絵をよく描く人だった模様。ふむ。 pic.twitter.com/6mOW2IGe0w

2016-10-17 10:32:29
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神無月久音 @k_hisane

「芸術には前提となる知識があって始めて理解できる部分や面白さがある」という話からえらく揉め事が起きてるっぽいですが、それはそれとして、その流れでこの絵のことを思い出したり。結局、なんで食卓にクワガタがいたのであろうか…。 twitter.com/k_hisane/statu…

2019-11-11 23:23:18
神無月久音 @k_hisane

この絵(魚の静物とクワガタ)の作者・ゲオルグ・フレーゲル氏の話とか、西洋に於いてクワガタが意味するものとか、いくつか教えて頂いたはずなのだが、どうも覚えておらず、むむむ。なんかもうDIOの「14の言葉」の方が頭に浮かんでくる趣である。あれはカブトムシだけど。 pic.twitter.com/lOlwz42moq

2019-11-11 23:28:26
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神無月久音 @k_hisane

まあ、クワガタはともかく、「前提となる知識があって始めて意味が通じるもの」は実際存在するし、わかるからこその楽しみ、おかしみというのもある訳で、そこを否定するのは筋悪じゃなかろうか。アニメ絡みでも、ちょい前にこんな「高度に抽象化」ネタで大喜利やってた訳ですし。 pic.twitter.com/ifA7Ny6osi

2019-11-11 23:33:39
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和泉樹林 @IzumiKibayashi

@k_hisane ゲオルク・フレーゲルの場合書きたかっただけじゃないかしら。後クワガタは西洋だとそんなにトンチキなモチーフでもないらしい。 kusami.com/stagbeetle/ja/…

2019-11-11 23:37:51
神無月久音 @k_hisane

@IzumiKibayashi おお、ありがとうございます。「だって描きたかったから」であれば悩まずに済むので有難いところ。

2019-11-11 23:40:42
和泉樹林 @IzumiKibayashi

@k_hisane だってなぜかパンの上にトンボ書く人だし pic.twitter.com/P9hrSGJAM5

2019-11-11 23:42:41
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へとへとさん @BAT6000

@k_hisane 絵のモチーフに特定の意味を込める場合は、キリスト教がらみのシンボルだったり逸話由来だったりすることが多いようにも思いますが、(その場合クワガタは「虫」として描かれているのかもしれません)が、単に素材の描き分けや表現の面白さを狙ったのかもしれませんね。学芸員の方に聞いてみたいですね。

2019-11-12 00:19:20
へとへとさん @BAT6000

単純に絵として考えた際に思いつくのは、静物画の中に動きを感じさせるものを置くことによる効果を狙った、又は構図的に画面下部分に黒っぽいものを置いて、明暗のコントラストのバランスを取った、などでしょうか。

2019-11-12 00:23:44
神無月久音 @k_hisane

@BAT6000 ありがとうございます。解釈とは別に、絵としての面白さもそうですが、やっぱり前提になる知識があれば感じ取れる面白みの幅は増えるよねと。

2019-11-12 01:28:48