アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ワンナウツ3話脚本:手と手の「契約」

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思ったがこの方の歴史は膨大すぎた。 今回は、ワンナウツ3話(高屋敷氏脚本)について。 前回は、ワンナウツ2話(同氏脚本)について。 https://togetter.com/li/1428560 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

カイジが好きで始めた、カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの歴史を追うシリーズの続きやります。 今回は、ワンナウツ3話脚本について。 前回はワンナウツ2話脚本。 ブログ: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/11/… ↑のtogetter版: togetter.com/li/1428560 他: togetter.com/id/makimogpfb

2019-11-17 14:02:10
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 1 アニメ・ONE OUTS(ワンナウツ)は、甲斐谷忍氏原作の漫画をアニメ化した作品。謎めいたピッチャー・渡久地東亜の活躍を描く。監督は佐藤雄三氏(カイジ監督)で、シリーズ構成が高屋敷英夫氏。 今回の演出・コンテは矢嶋哲生氏で、脚本が高屋敷氏。

2019-11-17 14:04:21
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 2 詳細は、ブログに書きました: ワンナウツ3話脚本:手と手の「契約」 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/11/… #はてなブログ 私のブログの、ワンナウツ関連記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego…

2019-11-17 14:06:35
リンク カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 ワンナウツ3話脚本:手と手の「契約」 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 アニメ・ONE OUTS(ワンナウツ)は、甲斐谷忍氏原作の漫画をアニメ化した作品。謎めいたピッチャー・渡久地東亜の活躍を描く。監督は佐藤雄三氏(カイジ監督)で、シリーズ構成が高屋敷英夫氏。今回の演出・コンテは矢嶋哲生氏で、脚本が高屋敷氏。 ─── 本記事を含めた、当ブログのワンナウツ関連記事一覧: http://makimogpfb2.hatenablog.com/archive/category/%23%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%84 ─── 今
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 3 今回の話: 児島(プロ野球打者)と渡久地(謎めいた投手)が行った、ワンナウツ(投手と打者で行う賭け野球ゲーム)勝負2戦目は、デッドボールにより児島の勝ちとなる。勝ったら渡久地の右腕を「もらう」約束だった児島は、渡久地をプロ野球の世界へと誘う。

2019-11-17 14:09:13
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 4 ワンナウツ(投手と打者で行う賭け野球)勝負2戦目。 渡久地(謎めいた投手)に追い込まれた児島(プロ野球打者)は、引退した仲間を思う。回想にて、児島が目を潤ませるのが原作よりわかりやすい。グラゼニ(脚本)で、夏之介の感極まる表情をアニオリで追加したのと比較。 pic.twitter.com/KwJYjOdS0B

2019-11-17 14:12:27
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 5 デッドボールにより、児島は勝つ。 勝ったら渡久地の右腕を「貰う」約束だった児島は、渡久地の手を握る。手から手への意思伝達描写は多い。F-エフ-・おにいさまへ…・MASTERキートン・あしたのジョー2・めぞん一刻・カイジ2期・グラゼニ・ルパン三世3期(脚本)と比較。 pic.twitter.com/NX02eH2HhV

2019-11-17 14:16:55
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 6 児島は、渡久地の右腕を「貰った」わけだからと、彼をプロ野球に誘い、リカオンズ(児島の所属するチーム)を優勝させて欲しいと頼む。 アニオリで、「手を放そうとしなかった」というナレーションが入る事からも、高屋敷氏がいかに「手」を重視しているかがわかる。 pic.twitter.com/6d6kRkOHjt

2019-11-17 14:19:42
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 7 児島に連れられ、渡久地はリカオンズに入る。 リカオンズについての解説(人気はあるが、いつも下位に低迷)にて、(アニオリで)新聞記事が挿入されるが、紙媒体ネタはよく使われる。エースをねらえ!・ど根性ガエル(演出)、グラゼニ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/ut8TwgyA1K

2019-11-17 14:20:33
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 8 舞台はリカオンズのキャンプ地であり、オープン戦が行われる鹿児島へ。土地を代表するものが映るのは結構ある。 陽だまりの樹・ルパン三世2nd・グラゼニ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/R8vv8aBnVZ

2019-11-17 14:21:19
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 9 木野崎(トレーナー)は渡久地に、リカオンズのオーナー・彩川について説明。 彩川への不満を語る木野崎に渡久地は、自分達の弱さをオーナーのせいにしていると指摘。 カイジ2期(脚本)でも、班長に不満を抱いているのに何もしない面々をカイジが批判するのを強調している。 pic.twitter.com/Z9YUIFcoGA

2019-11-17 14:24:31
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 10 彩川と対面するも無礼な態度を取る渡久地は、契約金の類は要らないから、アウト1つにつき500万円を貰い、失点したら5千万円支払うシステムを提示。このあたりのテンポの良さや交渉劇の面白さは、グラゼニ(脚本)の契約更改回と重なるものがある。 pic.twitter.com/EY8cWzFyGJ

2019-11-17 14:25:42
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 11 不敵な表情で、彩川は渡久地提案の「ワンナウツ契約」に乗る。 このような駆け引きや腹の探り合いの面白さも、後のグラゼニ(シリーズ構成・全話脚本)の契約更改回(23~24話)に活かされている。 pic.twitter.com/x3mPLEG5oF

2019-11-17 14:26:43
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 12 彩川は煙草に火をつけ、去年の防御率1位の投手を例に計算しても、ワンナウツ契約は渡久地優位にはならない(プラマイ0)…と自信をのぞかせる。 煙草(または葉巻)描写の強調や追加は、様々な作品で目立つ。F-エフ-、MASTERキートン(脚本)と比較。 pic.twitter.com/9mBSmpGRIM

2019-11-17 14:27:36
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 13 後日、ブルーマーズ(オリックスがモデル?)とのオープン戦が行われる。この試合の模様はアニオリ(原作では結果のみ)。三原監督と冴島コーチの愛嬌は、グラゼニ(脚本)の田辺監督と小里コーチの愛嬌に通ずる。高屋敷氏は、中高年の人の可愛さを表現するのに長ける。 pic.twitter.com/QsfLLei0KX

2019-11-17 14:28:53
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 14 2回にして8点差をつけられている状態なので、三原は渡久地を登板させることにする。 肩を作る必要は無いと言う渡久地に、他の選手達や捕手の出口は反感を抱く(アニオリ)。 グラゼニ(脚本)では、原作に無い試合内容を描くことで、キャラを掘り下げていた。 pic.twitter.com/I1Ze3JRO2D

2019-11-17 14:29:47
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 15 木野崎は渡久地を連れ出し、面倒を起こすなと注意する。ここも煙草描写がある。F-エフ-・めぞん一刻・おにいさまへ…(脚本)と比較。 そして登板した渡久地は何と、打者21人を打ち取る。早速多額の支払いをする事になった彩川は怒りを募らせる。 pic.twitter.com/4SneccaO2n

2019-11-17 14:31:00
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 16 今度はフィンガース(日本ハムがモデル?)との試合が始まる。 ベンチで眠る渡久地に怒って冴島はボールを投げつけるが、後ろの選手に当たる。原作通りだが、ど根性ガエル(演出)で、町田先生の投げたチョークが、ひろしの後ろの女の子に当たる場面が思い出される。 pic.twitter.com/blBcHQoai1

2019-11-17 14:32:17
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 17 怪我で戦線離脱している児島は、解説として渡久地を見守る。主人公にゆかりのある男性が解説にいる状況は、グラゼニ(シリーズ構成・全話脚本)でも発生している。グラゼニの場合、こうした場面をアニメオリジナルで増やしている。 pic.twitter.com/uGIm1H4kut

2019-11-17 14:33:07
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 18 渡久地と拮抗した投げ合いを続けるフィンガースの河中(昨年の新人王)は、渡久地の恐ろしさに気付く。出口もまた、それを体感。ミットとボールが映るが、このような「物」の「間」は数々の高屋敷氏担当作に出る。 グラゼニ・おにいさまへ…・めぞん一刻(脚本)と比較。 pic.twitter.com/E0AFRLqkxC

2019-11-17 14:33:57
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 19 渡久地はパーフェクトピッチングを続け、打者は打てずじまい。実況アナウンサーが「打てない!打てない!打てなーい!」と言うが、こういった連呼は他作品でも(昔から)目立ち、高屋敷氏の癖かもしれない。 例:カイジ2期(脚本)の「悪魔!悪魔!悪魔ー!」など pic.twitter.com/wgGAC2CPOe

2019-11-17 14:34:53
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 20 そして何と、渡久地は完全試合を達成。 試合が終わり、照明が落とされる。 ランプを意味深に使い、かつ点灯・消灯描写を効果的に入れるのは、よく見られる。グラゼニ・おにいさまへ…(脚本)と比較。 pic.twitter.com/dstBO2K1QU

2019-11-17 14:35:37
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 21 出口は児島に、渡久地の恐ろしさを実感したと語る。これを先に知っている身である児島は、少し笑みを浮かべてそれを聞く。原作通りだが、こういう微笑は色々な作品で印象に残る。アニオリで入れることも多い。グラゼニ・RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)と比較。 pic.twitter.com/rswpDdCCKd

2019-11-17 14:36:29
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 22 オープン戦終了時点での、渡久地の暫定年俸は2億7千万円也。 一文字ずつ表示される表現がルパン三世のサブタイトル表示に似ている。高屋敷氏はルパン三世2ndに演出やコンテ、脚本で参加している。 pic.twitter.com/AYrCa8rtU5

2019-11-17 14:37:19
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ3話 まとめ1 まず、「手と手」による感情伝達について。ありとあらゆる作品で見られるもので、しかも今回、「手を放そうとしなかった」というアニオリのナレーションつき。高屋敷氏の「手」への思い入れが強く出ており興味深い。 pic.twitter.com/3pODsxybrN

2019-11-17 14:38:59
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