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国産工口アニメ第1号『すヾみ舟』(1932) の記事を秘宝最新号に書きました。謎多き作家が自宅地下の工房で三年の歳月をかけて制作した幻の作品です。本記事では制作者のミステリアスな足跡と、数奇な運命を辿ったフィルムの行方に迫ります。日本版ヘンリー・ダーガーはここに。 x.gd/uQ4UK pic.twitter.com/I3qM6BU6Uw
2024-03-25 07:46:32『すヾみ舟』の記事目当てに映画秘宝買った。これだけまとまった形でこの作品について読めるのは貴重。 何よりこの記事のライセンスがCC-BY-SA 4.0なのがすごい pic.twitter.com/CNWIwgagzZ
2024-03-26 10:49:21遅ればせながら「映画秘宝」を幻の日本初のポルノアニメ「すずみ舟」の記事目的に買った。虫塚虫蔵さん渾身のルポ。謎のアニメーター木村白山、そして存命で観たことのある人がおそらく皆無のアニメ「すずみ舟」、相変わらずよくこんな情報がないものを追えるなあ虫塚さん。素直に尊敬する。 pic.twitter.com/faRhelh7TL
2024-03-27 20:36:48木村白山
生没年不詳。日本アニメーション史の黎明期(1920年代~30年代)に登場し、数多くの作品を残すが「名前と作品以外、ほぼ何も残っていない」という謎多き作家。 生い立ちや経歴に関してもほとんど知られていない。本人の発言や肖像などもなく「木村さんと白山さんの合作のペンネームでは?」という説すらある。
主に時代劇アニメーションを得意とし、多彩な絵柄を駆使して、妖艶な女性も描いた。また麻生豊の4コマ漫画『ノンキナトウサン』のアニメーション化や文部省映画の受託も行った。しかし、3年の歳月をかけて自主制作したポルノアニメーション『すヾみ舟』(1932年)が小石川署に検挙され、フィルムの押収という憂き目にあう。その後『荒鷲』(1938年)を最後にアニメーションを離れ、戦中は、戦意高揚を目的に描かれた戦争画などで絵筆を振るった。
戦後の消息や活動は長らく不明であったが、近年、奥田商会製作の幻燈に「作画:木村白山」というクレジットのある作品(長篇幻燈『アクメスライド 如是姫 善光寺縁起』)が見つかっている。
【講演について】 プログラムの間、『日本アニメーション映画史』を執筆された、渡辺泰先生の貴重な講演を1時間に渡って聞く事ができた。 既に相当なご高齢ではあるが、そんな事を感じさせない明朗とした語り口で、黎明期の日本アアニメについて講義していただいた。
2017-11-26 19:57:35そして、謎のアニメ作家木村白山。今回も数作品が上映されたが、生没年本名出身地全て不明という謎の人物。 第1作『赤垣源蔵徳利の別れ』は、かなり劇画タッチの作品だったという。
2017-11-26 20:36:091921年(大正10年)、北山は日活から独立して日本初のアニメーション映画スタジオである北山映画製作所を設立。娯楽作品と並行して教材用フィルム(『気圧と水揚ポンプ』(1921年)、『植物生理・生殖の巻』(1922年)も製作。また、山本早苗(善次郎)や木村白山などが入社した。
2010-11-20 00:38:28木村白山は北山清太郎スタジオにいた橋口壽に指導を受けたとされているので北山の系譜だけど、彼の『赤垣源蔵徳利の別れ』はそれ以前の作品にはないロトスコープの様に写実的アニメーション。なので彼が作った日本初ポルノアニメーションは絶対とんでもなく艶かしかったはず!発掘されたら良いけどな。
2017-11-28 01:40:33木村白山の師匠と記されている橋口壽は、やはり生没年不詳。北山清太郎 『線映画の作り方』で、スタッフの一人として名前が登場するだけで、具体的な仕事等は未詳である。こうなると「生没年不明で具体的な仕事が不明な人」が「生没年不明で詳細不明の人」にアニメ制作を教えたらしい、というなんとも雲を掴むような話になってしまう。
北山のお孫さん所持の木村白山作品は、驚くほどなめらかで妖艶で写実的なアニメーション。 あの技術と表現力でポルノを作ったらさぞかし艶めかしい作品だっただろうと、幻とされるポルノアニメーションの存在が一気に現実のものだったと思わせる。 原盤者の方にお願いしてみようかな…
2017-04-12 00:00:24北山清太郎のお孫さんにお借りしたDVDに入ってる木村白山の作品をトークイベントで皆さんにもお見せしたいな…。権利者に許可を取らないとダメだけど。 白山は日本初のポルノアニメーションを制作した人物で、フィルムは当局に見つかり検挙没収され現在現存は確認されていない。
2017-04-11 23:56:08(続き)非常に多作な人物で文部省作品も手掛けたものの、1932年に自主制作のポルノ作品『すヾみ舟』が検挙され、1938年の『荒鷲』を最後にアニメ界からの消息を絶つ。
2017-11-26 20:37:38@kane_hisa 検挙されたときくとそれほどの出来だったのかと『すヾみ舟』ますます見たくなる。 現存はしてないんでしょうねえ。
2017-11-26 20:48:44@doctoruwatson 浮世絵風でかなりの出来の良さだったらしい、と渡辺先生もおっしゃってました。関係者が警察側に告げ口した可能性が高い、との事です…。 一旦16ミリで闇に流通した後、進駐軍を経由しヨーロッパで『ウタマロアニメ』として広まった、というあの噂も真偽は定かでないそうです。
2017-11-26 20:51:38『すヾみ舟』 日本最初のポルノアニメ。なんと昭和7年製作。原盤は警察が押収したため視聴難易度激高。 #最低限観た方がいいアニメ紹介
2016-06-27 11:16:53すゞみ舟、製作されたのは昭和7年で、作者は木村白山師。師は三年をかけて一人で製作していたそうですが、公開前に小石川暑に検挙され、フィルムは没収。後にコピーされた16mm版が進駐軍を通じて流通したとの事。>RT
2016-03-29 19:00:22昭和5年、木村白山が歌麿風タッチで「すずみ舟」というアニメを作った。猥褻だとして検挙された。戦後アメリカ占領軍か没収しアメリカに持ち帰りデズニー見せたところ舌をまいたという傑作。講和後、日本に返還されたはず。そのアニメをどこの誰が保存しているか、どなたか知りませんか。
2012-04-01 22:58:49@gishigaku 「すずみ舟」は手塚治虫先生のお父上さまが秘蔵していたという話を見たことがあります。手塚家の鍵のかかった長持とか物置の片隅に仕舞い込まれているかも…。
2019-11-22 13:56:31『すヾみ舟』85年ぶりの再発見
9年近く前にブログに書いた「日本初のエロアニメ」の記事(d.hatena.ne.jp/m-kikuchi/2008…)に数日前にコメントが付いていて、東京国立近代美術館フィルムセンターに『すゞみ舟』が現存しているらしいことが判り、俺は静かに感動している
2017-05-04 01:55:08あれ、『すヾみ舟』(1932)、もしかして押収版が現存してる…?どうもフィルムセンターに所蔵されてるっぽいぞ…? mediaarts-db.bunka.go.jp/an/anime_serie…
2017-11-27 22:38:26