傾斜装甲の効果はこんな感じに発揮されます。

えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

傾斜装甲の効果ってよく見掛け厚で説明されますけど、古典的な徹甲弾のおはなしだと厚みが増すんじゃなくて、見掛け厚が増した比率分だけ貫通に必要な着速が上がるって形で効いてくるんですよね。60度傾斜装甲は装甲厚2倍相当になるんじゃなくて、貫通に必要な速度が2倍になり、装甲厚では2.7倍相当に pic.twitter.com/aMychehMSV

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だからこそこういうクソ傾斜装甲は昔ながらの徹甲弾に対してクソ防御力を発揮するし、逆にAPFSDSにはそういう形では傾斜装甲の効果が効いてこないんでこれをスッパリ抜けるんだよなあというおはなし。「傾斜装甲の効果を無効化する」というのは実際何が無効化されているのか、というわけです pic.twitter.com/cvgPxUZavC

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戦車ゲーだと傾斜装甲の効果は弾道限界の増大ではなく見掛け厚の増大としてしか見ない事が多いので、傾斜装甲の効果が本来より弱く見積もられがちで。だから例えばこいつなんかは車体ペラペラ頭カチカチ戦車であるかのような気がしてきちゃうんですが、実際には車体の方が硬いまであるかもなのです pic.twitter.com/UeFwtCToDK

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とかなんとか知ったような事を言ってはおりますが、実際どうしてそうなるのか理屈は私にゃサッパリわかりません。なんかそういう結果が観測されるといおはなし

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ここに更に板厚と弾径の比率とか表面硬化装甲とか弾頭先端形状とかを考えだすとクチャクチャに散らかるんじゃ。たすけて

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……大口径弾大重量弾が傾斜装甲に強い理屈も何となく分かるかしら。小口径高速弾よりも着速に頼ってるところが小さいわけだから、必要な着速が増す分の影響も小さくなりそうな

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そういうアレで傾斜装甲には見掛け厚（≒重量）以上の防御効果があるんでたまに言われる「傾斜装甲に重量節約効果がない」ってのも古典的徹甲弾に対してはNoなんすよね。側面装甲とかでよくある30度とかの微妙な傾斜でも、見掛け厚15%増大に対して防御量は23%くらい増すので微妙に美味しい