Ustream番組についての管見

2011年2月5日 の拙ツイートから抽出しました。
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ゆきのじょう @yukino_jo

Ustream (以下UST)がずいぶん日常となったわけですが、これを分類したものってあるのでしょうか?多分あると思うのですが、その手の本を手に取ったことがないので、ゆるゆる考えてみます。

2011-02-05 10:50:21
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】① おおざっぱに何ですが今まで見てきた数少ない体験から言うと、まずディスクジョッキー型。一人ないし、複数人、おそらく5人以下で2-3人をピークとしたもの。何かしらを語らい、それにソーシャルストリームで視聴者が絡むタイプ。

2011-02-05 10:53:22
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】② このディスクジョッキー型は、登場する人そのものノ魅力が勝負になりますね。分かりやすいのはマスメディアに出ている著名人。普段は一方向性なのに、もっと身近で双方向性が期待できるような視聴環境が作れるという楽しみが参加者にはある。

2011-02-05 10:55:56
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】③ その期待感は昔のラジオ番組で自分の投稿した葉書が読まれるかもしれないというわくわく感に近いと思います。画面の向こうの著名人とつながるかもしれない、自分が選ばれるかもしれない、という期待。

2011-02-05 10:59:09
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】④ 一方で、もう一つのカテゴリーはいわゆる「ダダ漏れ」型。実況中継型と言ってもよい。イベントやコンサート、NASAの中継などもこれに相当すると思います。この場合、多くは発信している側との交流というよりは、参加者同士の「お茶の間感」が魅力。

2011-02-05 11:03:43
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】⑤ 「ダダ漏れ」型の場合は、人というより中味、コンテンツが勝負になると思います。もちろんコンテンツ=人(コンサートなどがそう)もありますが。中味がリアルタイムに変わっていく時に、共時性をもってしかも参加者が感情を共有s、増幅していくという魅力。

2011-02-05 11:10:06
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】⑥ もちろん、両者が混じり合った番組作りもありましたし、これに当てはまらないカテゴリーもあります。ただ、その多くで「おお、これは!!」という驚きに至るものは少ないように(私は)思います。何故かというとUSTが持つリアルタイム性の強さだからだろうと。

2011-02-05 11:18:45
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】⑦ YouTubeは映像作品としての完成度への期待感が強いと思います。あとは家庭ビデオ作品、ドキュメンタリーとしての(再生に耐えうる)コンテンツの魅力があるかどうかが勝負ではないかな、と。USTは「今を共有すること」が大事。

2011-02-05 11:21:09
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】⑧ で、何を思うかというと、USTがこれだけ手軽に誰でもある程度のクオリティで発信できるようになった時代において、USTそのものが魅力である時代は過ぎ去ったとということ。先ほどの乱暴な二分法で言えば、人そのものか、中味(コンテンツ)の訴求の有無が問われる時代かと

2011-02-05 11:23:51
ゆきのじょう @yukino_jo

【UST番組管見】⑨ USTがミニテレビになってしまう愚は避けたいと思うのですが、一方では人そのものと、中味で最初から様式化してしまうことも避けたい。USTの使い方のパラダイムチェンジが起こるのかどうか、映像配信という世界での変化があるのかが、私の目下の興味です。 おわり)

2011-02-05 11:27:28