90年代の雑誌『S.M.H.』

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Takahiko Kameyama @TakaKame7

ぼくにとっての90年代は、エヴァと韮澤靖、SMH、あとは塚本晋也か…。90年代を代表するオルタナロックバンド、コーパスグラインダーズのゼロ氏は、SMHでハードコア・サブカルおもしろコラムを連載している人やったな。

2019-11-23 22:52:47
Takahiko Kameyama @TakaKame7

しかし90年代といっても前半と後半で全然違うのだが…。まだまだ派手な前半期から、阪神大震災、地下鉄サリン事件を経て荒んでいく感じとか

2019-11-23 22:56:02
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 私は「漁師の角度」を当時見てました

2019-11-24 02:21:09
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule おぉ、竹谷さんの伝説的連載…。漁師の角度、新田が好きでした。。。

2019-11-24 02:29:09
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 犬w 1-8号まではリアタイで読み込んでましたね。ホビージャパンのゼイラム特集や竹谷のリアル仮面ライダーフィギュアなどの路線が合流していた。今思えば、HRギーガーは入ってたけど、シド・ミードの名前を見ることは無かったような…。あの雑誌でスクリーミングマッドジョージファンになってました

2019-11-24 02:32:46
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule 変なメカにもなりましたw いや、まったく同じです。雨宮さんとゼイラムがちょくちょく取り上げられてたのも覚えてます。SMHでも箱がテーマの連載されてましたね。海外の作家だとギーガー、あとベンスコーターという人が良く出てた記憶があります。ミードは、ブレラン特集でちらっとくらいでしょうか。

2019-11-24 02:44:36
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule スクリ―ミング・マッド・ジョージもすごい取り上げられてましたし、どのお仕事も素晴らしかったですねぇ。。。ゾンビ特集やったかな…。

2019-11-24 02:45:58
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 ベンスコーター!!! 20年ぶりぐらいに名前みたなあ。ベンスコーターとベクシンスキーの絵はあの頃、洋物幻想系画集でよく見たような。同時期にToo Negativeというムック雑誌があったけどSMHとはまた別系統だった 雨宮・竹谷・寺田は阿佐ヶ谷美術予備校の同窓生みたいなつながりですよね。

2019-11-24 02:49:45
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 「とりあえずギーガーが監修してるんだから偉いんだろう」ぐらいの認識で『スピーシーズ』を借りてみた記憶が……。私の中ではティムバートンやクローネンバーグ、リンチの映画とあの雑誌はゆるくつながってますねえ

2019-11-24 02:51:03
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule その感覚めっちゃ分かります。関西でも大きな本屋さんに行けば、そのあたりの本・絵見れたんですよね。。。Too negativeは知らなかったですが、今見ると、表紙はトレヴァー・ブラウンぽいですね。トレヴァー・ブラウン等、猟奇・耽美的なイラストも結構あって、その流れでバースト読んだりしてました。

2019-11-24 02:55:39
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 トレヴァー・ブラウンはあのToo Negativeで知られるようになったけど、そのあとは小説版多重人格探偵サイコの表紙起用が目立ったかな。バーストを私は触れてないんですが、このへんは90年代サブカル悪趣味系のなかで海外メタル系耽美絵の紹介部門という感じですよね。THにはチャップマン兄弟も載ってた

2019-11-24 03:00:33
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 当時はまだリブロポートが潰れる前後だったんで、私はギーガーズエイリアンを買ったりしてましたね。リブロポートの美術系の本って、今考えるとあからさまにチャラいw

2019-11-24 03:02:05
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule ギーガーズエイリアン!僕も持ってます。。。いわれてみると、確かにチャラかったかも。(^^;)

2019-11-24 03:05:17
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 PARCOブックスに比べてもさらにチャラくて、「幻想小説ファン層に当て込めばええやろ」ぐらいの雑計算でやってる印象。よくあそこからユベルマンの『アウラヒステリカ』出てたなあと。

2019-11-24 03:06:45
Takahiko Kameyama @TakaKame7

SMH、これまであまり話出来なくて忘れがちだったが、最近、ちょっとづつ思い出してきた。今の現代美術、仏教・日本美術愛好も、実はその趣味の延長やったりする。怒られるかも知れんが、竹谷さんの仏像フィギュアとの比較で、カオス*ラウンジの一連の取り組みを見てる部分もあったりする。

2019-11-24 02:36:49
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 私は芸術動画での「八谷和彦さんが特撮と模型のファンで、メイクアップアーティストに憧れていた」評にものすごく得心がいきましたね。「そういう映像の好み方」の系統あるなあと。

2019-11-24 02:39:39
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule おぉぉ、なるほど。。。そこは繋がってくる話ですねぇ。特撮、模型、メイクアップて、まさにSMHで展開されてた世界だ。

2019-11-24 02:48:51
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 無理矢理に絵に還元すると、弐瓶の漫画が近かったと思う。アフタヌーンが落書きマインドある漫画雑誌で、クラフト趣味にやや近かった。

2019-11-24 02:52:14
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule 弐瓶さんの『Blame』初めて見たとき、まさにあの世界の漫画!と感じましたねぇ…。しかし読み切りが1995年ということは、ほぼ同時代なのかな。その頃の漫画だと、アフタヌーン以外に似たテイストの作品あまりなくて、それこそ80年代の小林誠作品読んだりしてました。

2019-11-24 03:00:16
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 BLAMEはしかし、ギーガーテイストでピラネージをやったらああいう無限廃墟空間にもなるので、「物語への投げやり感」のうまい使い方が、寺田より上手な漫画として生きた印象かな。

2019-11-24 03:05:08
Takahiko Kameyama @TakaKame7

@ttt_cellule すごい分かりますね。あの虚無的な廃墟とスーパー適当で、すぐ人が死ぬストーリーは共振してましたね。そのあたり、寺田さんは微妙に上手くやろうとして上手くいかなかったのかな?とも思います。あと『Blame』に関しては、珪素生命体等の「キャラ」も変にひきが強くて、良かったと思います。

2019-11-24 03:08:41
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 あの珪素生物が、うまいこと竹谷・韮沢の造形を掬い取ってたんですよね。

2019-11-24 03:12:06
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 あとは、弐瓶はわりとエンキ・ビラルのオマージュっぽいのも入ってますね

2019-11-24 03:15:22
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 あとは、初期無限の住人とか、絵はやや違うけど地雷震やディスコミニケーションが、落書きと造形センスだけで刹那的にぶっ飛ばす系統でしたね

2019-11-24 03:17:29
白江幸司 @ttt_cellule

@TakaKame7 このへんって、模型製作というよりは「アメリカントイとガジェット好き」みたいな曖昧な領域ゆえ、ほとんど対象化されていない気がする

2019-11-24 03:18:55