編集部イチオシ

フィギュア野外撮影者がポケモンの指人形を連れて、フランス・ヴェルサイユで世界一の絢爛豪華を体感した旅行記

第21章:ゾロアーク/フランス・ヴェルサイユ。フィギュア野外撮影を行っている人がフランス・ヴェルサイユへロケ旅に行って撮影しつつ、絢爛豪華なヴェルサイユ宮殿の背景について「太陽王」ルイ14世を軸にして話したツイートと、関連情報等まとめ
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ポケモンキッズを用いたフィギュア野外撮影を、1都市1キャラのポケモンを分布させるべく、ロケ都市数にして380箇所。それらを旅行記という形Twitterに連載し始めたところ、改めて旅先のことを調べ直してみるまで知らないままであったことに出会えることがまた愉しいなど、堅い言葉遣いしかできない私にとって、旅行記という形態が元からあるべき姿だったのではないかと思われるほどに。

Twitterへの投稿は紀行番組の本放送、トゥギャッターまとめは紀行番組の書籍版という、異なる趣旨を持たせることができた。その流れで、当企画を「不定期放送の教養番組『ポケモンキッズと巡る旅行記』シリーズ」と銘打ってみた。

kasadera@ポケモンキッズと旅する🎊12周年 @kasadera_flickr

では、次の旅先はどこでしょう。 旅のお供はゾロアーク。 ここはとてつもなく豪華な内装ですね。 pic.twitter.com/4Uw9VpZvhm

2019-11-11 20:13:14
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ということで、不定期放送の教養番組『ポケモンキッズと巡る旅行記』シリーズ第21章、フランス・ヴェルサイユの投稿を始めましょう。 今回の旅のお供はゾロアークです。 果たしてどんな出会いが待っているのでしょうか? pic.twitter.com/7gmTeuR1at

2019-11-11 20:14:42
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では、ガイダンス。 こちらはヴェルサイユ宮殿内にある絵画ですが、誰でしょう。 マリー・アントワネットが3人の子供たちと描かれているものです。 フランス革命辺りの人物ですが、こちらについては当企画の第18章にて紹介済みです。 pic.twitter.com/prpuEzTXop

2019-11-11 20:20:27
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今回のフランス・ヴェルサイユの旅行記においてはですね、こちら「太陽王」ルイ14世を主眼にお話していきたいと思います。 マリー・アントワネットの夫ルイ16世から王位で2代前(親子関係なら5代前)のフランス王ですね。 pic.twitter.com/1JvxicO5vm

2019-11-11 20:27:24
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ルイ14世はこちらの肖像画も有名ですね。 この美脚! って、なんで美しく見えるんでしょうかね。 その理由、ハイヒールです。 当時は男女ともにハイヒールを履いていたので。 ね、ハイヒールの似合う美脚王ルイ14世、これでもう忘れない。 pic.twitter.com/QsAmtx3ti1

2019-11-11 20:30:46
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リンク Wikipedia ルイ14世 (フランス王) ルイ14世(仏:Louis XIV、1638年9月5日 - 1715年9月1日)は、ブルボン朝第3代のフランス王国国王(在位:1643年5月14日 - 1715年9月1日)である。ナバラ王国国王としてはルイス3世(バスク語:Luis III.a)である。ルイ13世の長子であり、妃はスペイン国王であるフェリペ4世の娘マリー・テレーズ・ドートリッシュである。王朝の最盛期を築き、太陽王(Roi-Soleil)と呼ばれた。 父の死後、幼くしてフランス国王に即位し、宰相ジュール・マザランの補佐を得てフロンドの乱を鎮
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今回のヴェルサイユ旅行記はですね、ポケモンキッズを写しこんでの写真はわずか5枚です。 如何せん人が多すぎてですね、思うように撮影できませんでした。 仕方がないので、このような普通の観光写真を貼りながらという投稿が多くなりますので、ご了承くださいませ。 pic.twitter.com/IedM0R252N

2019-11-11 20:17:19
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さて、ガイダンスはこれくらいにして本題に。 ゾロアークのポケモンキッズを連れてのここ、フランス・ヴェルサイユへやってきました、が、前述の通り人多すぎですよ…。 まずは門。 ここからしてすごい装飾ですね。 pic.twitter.com/mdNX6dEXls

2019-11-11 20:33:33
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と、ヴェルサイユへせっかく #ゾロアーク#ポケモンキッズ をお供に連れて来たんですから、まずは入り口の門越しのヴェルサイユ宮殿今の所ここが当企画を行った最西端です。が、ここでもまだ東半球。 世界はどこまで広いのでしょう。 pic.twitter.com/ZMbD8QUKIY

2019-11-11 20:36:37
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ヴェルサイユ宮殿の装飾の正体、それはフランスの紋章、とくに王家により使われる「フルール・ド・リス (fleur-de-lis) 」という、アイリスの花を基にしたものです。 フランスの象徴ともいってもよいこのアイリスの紋章。 あれ? ポケモンの元ネタ的に見逃せない事実が…。 pic.twitter.com/0UJs4dgvuZ

2019-11-11 20:40:26
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リンク Wikipedia フルール・ド・リス フルール・ド・リス(仏語:fleur-de-lis もしくは fleur-de-lys)は、アヤメ(アイリス)の花を様式化した意匠を指し、特に紋章の場合は政治的、王権的、芸術的、表象的、象徴的な意味をも持つ。 fleur-de-lis の直訳は「ユリの花」であるが、ここに言う「ユリ」は一般的な「ユリ」(ユリ科ユリ属)ではなく、アヤメ科アヤメ属のキショウブ Iris pseudacorusやニオイイリス Iris florentinaといった花を指すとされる。 fleur-de-lis は、フランス語では[ 20 users 268
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さて、このヴェルサイユ宮殿 (Palais de Versailles) はですね、当時のフランス王ルイ14世が世界に今までにない豪華な宮殿を作るよう命じて作ったものです。 これだけ豪華な宮殿を作ることができるという、当時のフランスの国力の強さといいますか、そんなものを感じることができますね。 pic.twitter.com/DXhUJEpc92

2019-11-11 20:44:15
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また、ここ、ヴェルサイユ宮殿は、ポケモンの元ネタでいうと、カロス地方・パルファム宮殿のモデルですね。 外観もそうですし、背後に広い庭園のある感じというか、そんなのを見ると明らかですね。 後ほど外観なども投稿していきたいと思います。 pic.twitter.com/IX9KOD55b8

2019-11-11 20:46:42
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別の日の投稿として続きを。

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ではここからはヴェルサイユ宮殿の写真を貼りながら、本日はルイ14世についてもう少し詳しく見て行きましょう。 今回はポケモンキッズを写しこんでのフィギュア野外撮影写真が少ないので、通常の観光写真が多くなると思いますので、ご了承ください。 pic.twitter.com/e4rZVmb4W5

2019-11-14 19:57:00
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まず前提知識として、ルイ14世の祖父、アンリ4世が「ナントの勅令」を出しユグノーの権利を認めていた。 「ユグノー」とは「カルヴァン派」のフランスでの呼び名。経済活動に寛容なため、商工業者に支持されていた。 これがですね、あとあとキーポイントになってきます。 pic.twitter.com/HqGhlN8GhJ

2019-11-14 20:00:07
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リンク Wikipedia ナントの勅令 ナントの勅令(ナントのちょくれい、仏: Édit de Nantes)は、1598年4月13日にフランス王アンリ4世がナントで発布した勅令。ユグノーなどのプロテスタント信徒に対してカトリック信徒とほぼ同じ権利を与え、近世のヨーロッパでは初めて個人の信仰の自由を認めた。 この勅令によってユグノー戦争は急速に収まりを見せ、フランスの国家統一の出発になった。戦費の縮小や商工業におけるユグノーの活躍もあって政治情勢のみならず国家財政も安定し、17世紀のフランスの大国時代を作り上げた。 しかしプロテスタント信徒はこ 7 users 24
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さて、ルイ14世はフランス国王ルイ13世を父に、スペイン・ハプスブルク家出身のアンヌ・ドートリッシュを母に持ち、フランス史上最長の72年間もフランス国王の地位についていた人です。 のちにこれだけ豪華なヴェルサイユ宮殿を作るというわけですね。 pic.twitter.com/w9KLGcQoTK

2019-11-14 20:04:50
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ルイ14世は親政を開始し… ↑この説明で分からなくなりがちですよね(何) 封筒の印に「親展」ってあるじゃないですか。 「親」の字は「おや」でも「したしい」でもなく「自ら」の意味で、親に開けてもらうでなく、自分で開封してくださいの意。 それと同じ、自ら政治を行うのが「親政」の意味です。 pic.twitter.com/5sjpBxlCCd

2019-11-14 20:08:26
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ルイ14世の言ったとされる言葉として「朕は国家なり (L'État, c'est moi) 」。 これ、わざと格調高い翻訳がされていますが、直訳すると「国家、それは私だ」ですね。 ルイ14世自ら政治を行う「親政」を象徴するような言葉です。 pic.twitter.com/YYdmiFjXEz

2019-11-14 20:12:25
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テストに出そうなルイ14世のキーワードとしてもう一つ「王権神授説」がありますね。 こちらは読んで字のごとく、国王としての権利は神から授けられたものである説。 この説に基づいていたのなら、自ら政治を行った「親政」とも結びつきますね。 pic.twitter.com/gOC2Y21mPL

2019-11-14 20:14:46
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さて、ルイ14世はスペイン・ハプスブルク家出身のマリー・テレーズと結婚。 王母も王妃もスペイン・ハプスブルク家の出身。 という状況の中で、フランスはスペインに対して色々と仕掛けて行くんですよね(汗) pic.twitter.com/LAIOQQh7PT

2019-11-14 20:17:48
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で、当時のフランスは国王の寵姫が権力を握っていたりしていたんですよ。 わかりやすくいえば、フランス版大奥みたいな感じですかね。 例えば、ルイーズ・ド・ラ・ヴァリエールが有名な一人ですね。 元ネタ的に言えば、ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああ(強制終了) pic.twitter.com/DLlCsXa79f

2019-11-14 20:23:01
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さて、そんなことを話しているうちにですね、ヴェルサイユ宮殿のハイライト、「鏡の間」です。 どちらかというと、回廊の方が近いですかね。 こんな豪華な内装が、片側がずっと鏡になっていることで、華やかさが倍増された、というような所です。 pic.twitter.com/E17mduXyRv

2019-11-14 20:25:23
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