アイリッシュマン レビューまとめ

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

しかし、運命の「フランクの表彰パーティ」以降、ラストまでの一時間、あれだけノリノリに鳴り響いていた音楽が成りを潜め、音楽なしの重厚な場面が続く(確認するとラスト一時間は音楽が一度しか流れない) 決して音楽や素早いカッティングで見せるだけの映画ではないのだ。 ＃アイリッシュマン

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「＃グッドフェローズ」で見せた快楽主義的編集術はその後あっという間に消化され、最近では「＃ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のようなアメコミ映画でも見られるようになった。 今作のラスト一時間の重苦しさは、マーベル映画を批判したスコセッシの確信犯的演出だと思う。 ＃アイリッシュマン

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個人的に「＃ジョーカー」はニューシネマの猿真似映画といった感じで心に響かなかった。 ホアキン・フェニックスの男優賞は固いと言われているが、自分は本作のデニーロを推したい。 エネルギッシュな中年から車椅子生活のジジイまで。唯一無二の「デニーロアプローチ」ではないか ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

本作で「対位法」的というなら「フランクの表彰パーティ」こそそうだろう。 あそこの緊張感は凄かった。そこまでにじわりじわりと軋轢やいがみ合いを構築し、主要人物が全員揃うめでたい席の水面下で、互いの様子を探り合うサスペンス。 「陰謀の相談」はギャング映画の華だ。 ＃アイリッシュマン

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華々しいパーティの音楽が流れる中で陰謀の相談をするラッセル達、それを全く目を離さず見つめながらモグモグ飯を食うジミーの構図。 どちらが捕食者なのかわからせてやる、というような気迫を感じた。 ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

「＃フード理論」というものがあるが、自分は今作を指して「マフィアフード理論」を唱えたい。 今作の主要な対立軸の一つ「ジミーvsプロ」は、刑務所で「偉そうにアイスを食ってる」ところから発している。 「食べる」という行為に「相手を征服する」という意味が込められている。 ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

そして遠くで言い争うジミーとラッセルを見つめるフランクの「板挟みの葛藤」 観客が「ヤバイってヤバイって」と焦ってもジミーは「俺を殺せるものか」とイキってしまう。華々しい音楽と共にペギーと親しそうに踊る姿が物悲しい。 これこそ正しい対位法ではなかろうか。 ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

パーティの前のフランクとジミーとラッセルの別々の会合のシーンは笑った。別々のところで別の人間と話してるのに、まるでジミーとラッセルがそのまま言い争ってるかのように編集で繋げられている。 そういう積み重ねがあってのあのパーティなのだ。 ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

パーティが終わってからは音楽が鳴らない。 パチーノが電話をかけてくる湖は、あの「＃ゴッドファーザーPART2」の「裏切りの湖」を連想させる。 意識してないというならウソになるだろう。 ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

＃ゴッドファーザー 的と書いたがスコセッシはやはり視点の置き場が違う 絶対に頂点には成り上がれない「中間管理職」の立場から描かれているのはスコセッシマフィア映画ならでは。 マフィアのトップの世界をまるで王室転覆劇のように描いたコッポラとはそういう点でやはり正反対だ ＃アイリッシュマン

齋藤 雄志 @Yuusisaitou

もしも私が国家元首になったら 「＃サマーウォーズ」でなく「＃アイリッシュマン」がトレンド入りをする国作りを目指す。 ＃映画 #映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/DYIUguQvZm

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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

「＃アイリッシュマン」トレンド入りおめでとう！！！ ＃トレンド入り ＃クソコラ ＃映画 #映画好きと繋がりたい ＃サマーウォーズ ＃4DX twitter.com/livedoornews/s… pic.twitter.com/mamFc3RFyZ

ライブドアニュース @livedoornews

【リアルに体感】『サマーウォーズ』4DX版の上映が決定！ news.livedoor.com/article/detail… 公開から10周年を迎え、いまなお高い人気を誇る『サマーウォーズ』。1月17日より全国劇場にて上映がスタートする。 pic.twitter.com/9LgX98g1SZ

2019-11-28 16:13:46

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