安倍政権とは究極の「神輿」である

TOKYO DEMOCRACY CREW @TOKYO_DEMOCRACY

結局安倍晋三というのは何かというと、究極の「神輿」なわけですよ。それは下野した自民党が民主党に対するゲリラ的反政権運動としてムジャヒディンのように組織したネット右翼という「運動」のアイコンであり、北朝鮮による拉致が国粋主義の最大の武器になった時代の産物でもあった。

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だから政権を奪取した自民党の総裁は安倍でなければならなかった。自民党は政権を奪還するために極右政党に脱皮する必要があり、そのアイコンが安倍晋三だった。一方で安倍がいかに単なる神輿であるかは、その生涯を賭けた悲願である改憲が、未だその端緒にさえついていないことでわかる。

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ネトウヨと、小選挙区制と内閣人事局によって首根っこを押さえられた自民党議員と官僚に担がせた安倍神輿には、ありとあらゆる勢力が乗っかった。中でも経産省人脈、公安警察人脈、タカ派防衛人脈、つまり核と秘密警察と軍隊が最も派手に乗っかった。

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しかし彼らは安倍のようなイデオロギー極右ではなかった。あくまで自勢力を伸長させることが主眼であった。また安倍を担ぎ続け支えた勢力には、新自由主義者も親中派もいた。そのため安倍の政策は、ミリタリズムに走るようでいて不可解な対中・対露接近を見せはじめ、また極右権力と結託した

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新自由主義者の政商が、国家の富と経済を食い潰していった。今や安倍の極右イデオロギーは、国会というその脆弱な肉体と精神にのしかかるストレスを発散する場で、内輪向けでさえない公開自慰行為としてのネトウヨ仕草を垂れ流す形で発露されるようになったのである。

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「神輿は軽くてパーがいい」。安倍は単に極右であるだけでなく、まさに軽くてパーであった。その軽さを安倍自身以上に体現したのが、山本太郎系とさえ文化的出自を同じくする天然ボケの夫人であり、それによって安倍は膨大なスキャンダルに巻き込まれることになった。

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夫人は軽くてパーな安倍のもう一つのペルソナであった。とにかく担ぎやすい神輿。それ以上でも以下でもなかったことが、安倍長期政権を可能にしてきた。結果、外交は支離滅裂になり、国家はあらゆるシロアリに食い破られて穴だらけになり腐敗臭を放つようになった。

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安倍政権とは、衰退期に入り自国の過去の遺産を食い潰すしかなくなった日本という国家が、必然として求めたシステムであった。安倍のイデオロギー的な極右性だけを見ていると、絶対にそこが見えないのだ。

論座 @webronza

終末期に入った安倍政権を揺さぶる分断と対立 - 牧原出｜論座 - 朝日新聞社 #安倍晋三 #政権移行 #桜を見る会 #菅義偉 webronza.asahi.com/politics/artic…

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参院選から後、安倍首相はレイムダック化している、政権は末期にある、と書いてきた当アカウント。「ほんとかよ」とお思いの方も多かったと思いますが、はっきり「終末期に入った」と言いきる論考が東大先端研から出ました。内容にも同意します。 twitter.com/webronza/statu…

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「一つ一つは小さな綻びのように見えなくもない。だが、これら一連の不祥事は一つの線で結びついている。すなわち、長期政権が政権のまわりにいる一部の「サークル」へ利益供与を続けた結果、もはや国全体を見渡せなくなっているという実態である。」

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この一件もこういうこと。端的。 「末期医療に関する「人生会議」のPRポスター問題は象徴的である。内容が不謹慎だという抗議を受け、ポスターの配布が中止になった一件だが、担当した厚生労働省は、安倍首相との密接な関係にある吉本興業に丸投げしていた。しかも、発注額は4000万円を超えていた。」

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「辞任した2人の大臣は、菅義偉官房長官の側近であった。9月の内閣改造で際立った「菅系」の勢力は勢いを削がれた。だが、その一方で安倍首相側近の下村元文科相が推進してきた民間英語試験導入の延期決断は、菅官房長官のもとで進められた。」

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「確かに内閣府は、首相枠の招待者名簿を共産党議員からの質問が届いた直後に廃棄するなど、首相をかばってはいるが、小出し小出しに野党側の要求を認めてもいる。」 「森友学園問題の際、事実と異なる答弁を堂々としてその場を収めた佐川宣寿・元国税庁長官のようには振る舞っていない。」

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「菅官房長官も最後まで首相を守るという姿勢ではなく、「指摘はあたらない」「答えない」という形の守勢が目立つ。そこには鉄壁の守りはみえない。」 「今回は、二階俊博幹事長も名簿破棄を批判するなど、政権を半ば外側から見ている風である。」 そう、そう。

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「そもそも、親衛隊チームには潜在的な敵が多い。ロシアとの北方領土交渉では今井秘書官と谷内前局長は激しく対立したと報じられており、そうであれば、外務省・防衛省がこのチームと十分に協力するかどうかは不明である。」

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「度重なる増税延期で煮え湯を飲まされてきた財務省も同様である。そして、厚生労働省、文部科学省はこの政権の間、今井秘書官・杉田官房副長官らから人事介入や政策の歪曲を強いられてきた。」 確かにその通り。

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以前から書いてきているように、安倍首相は余りにも多くの勢力に担がれた「軽くてパーな神輿」であり、その一方で肝心の自分の悲願である改憲は全然うまくいかない。この「何よりもまず単なる神輿」であり続けてきたことが、これほどの長期政権を可能にしたのだが、 twitter.com/TOKYO_DEMOCRAC…

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結局安倍晋三というのは何かというと、究極の「神輿」なわけですよ。それは下野した自民党が民主党に対するゲリラ的反政権運動としてムジャヒディンのように組織したネット右翼という「運動」のアイコンであり、北朝鮮による拉致が国粋主義の最大の武器になった時代の産物でもあった。

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余りに多くの勢力に担がれてきたために、レイムダック化した途端に神輿の担ぎ手たちの間の対立・競合関係が臨界に達し、股裂き状態になっている。…という見立てだったのですが、ほぼそれを裏付けてくれる内容ですね。