茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2393回「内容がないのを編集やスタジオトークでごまかす地上波テレビの文化と、堀江貴文さんのユーチューブの革新性」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２３９３回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、Horie Oneの収録で堀江貴文さんが言っていたことがいろいろ面白かったんだけど、堀江さんのユーチューブがとんでもないことになっていて、ストレートトークで何百万再生とかになっていて、月々の上がりもとんでもないことになっているということだった。

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それで、堀江さんのユーチューブの特徴は編集がないというか凝っていないことで、実はそういうの無駄だったんだ、というニッチを見つけたことが発明である、みたいなことを言っていた。そうしたら、NewsPicksの佐々木さんが、堀江さんみたいな密度でずっと喋れる人はいないから、と言って、

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それを受けて、堀江さんが、ユーチューバーがやたらとテロップつけたりいろいろな編集をするのは、要するに長い尺で意味のあることをしゃべれないからだ、というようなことを言って、その場の一同がなるほどと納得したのだった。

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堀江さんはNewsPicksがTBSと提携したことに怒っていて、要するに地上波テレビ的な文化を持ち込むことでNewsPicksの価値が下がる、と思っているみたいだったけれども、その要点も、内容がないのに編集やスタジオトークでなんとか見せるという文化自体の否定であるように聞こえた。

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内容がないから、スタジオトークの技術とか編集でなんとか見せようとする。それに付き合っているお客さんもいるけれども、実質の密度の濃い情報を求めるお客さんは地上波テレビを捨てて、Netflixとか堀江さんのユーチューブに流れている。そういう感じの認識が昨日は立ち上がった。

茂木健一郎 @kenichiromogi

もっとも、Netflixだって卓越した編集をしているわけで、編集が全く意味がないということではもちろんないけれども、編集なくても意味のあることを喋れば支持されるという鉱脈を見つけたということで、堀江さんのユーチューブは実は画期的なんだろうと思う。

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以上、連続ツイート２３９３回「内容がないのを編集やスタジオトークでごまかす地上波テレビの文化と、堀江貴文さんのユーチューブの革新性」をテーマに６つのツイートをお届けしました。