香港デモの嘘、暴力、破壊行為。(28-3) 世界人権デー「12-8」香港デモ速報 その3
「12.8」デモ速報 その3
その2から続いています。
*ニュース出典:香港01、東方日報、明報、星島日報、South China Morning Post、香港電台(RTHK)、無綫新聞(TVB)、NOW新聞 他
2019年12月8日(日)
21:40
中環の路上に放置された障害物を撤去。
「12-8」デモ総括 消えた過激派?
10日の「世界人権デー」に先立ち12月8日、民間人権陣線(民陣)が4か月ぶりに警察から許可(不反対通知書)を得て久々の合法デモを開催。香港デモが平和だった頃の聖地ビクトリア公園からセントラルに向かう往年のコースを市民が行進した。参加者数は、主催者発表では80万人、警察発表では18万3千人。
始まる直前にデモ隊の一部と警官隊が小競り合いとなり、催涙弾の警告を意味する黒旗が一時掲げられたが、デモ行進そのものは特に混乱もなく進行し、警官隊が催涙弾を撃つことも一切なく終了した。
ただし、デモ行進のコース途中にある高等法院(高等裁判所)と中環の終審法院(最高裁判所)で、一時間ほどの間隔を置いて続けて放火が発生し、一時騒然となった。また付近の銀行と商店でも、小規模ながら破壊行為が起きている。
デモ参加者の多くは終点の中環に早々と到着し、主催者の呼びかけに応じて、とどまる事なくその場を去った者が多かった。黒衣の一群が路上に障害物を置き交通妨害を試みたが、これも大事に至ることなく、デモの許可が切れる夜10時までには撤去された。
特筆すべきは、つい先週まで香港中で飛び交っていた火炎瓶も、警察側の催涙弾も見られなかったことだ。先週までは、たとえ合法デモが無事に終了しても、残った別動隊が集団で放火などのゲリラ活動を繰り広げるのが常のことだったが、今回に限っては、現地深夜1時現在も過激派の活動は報告されていない。
写真:「愛は暴力より強し」傘でハートマークを作るデモ隊
その後
2019年12月9日(月)
「過激派が消えた?」と思ったが、MTR中環駅でも破壊行為が起きていた。
更に今日9日は早朝から「三罷運動(仕事・学校・市場のボイコット)が呼びかけられており、再び週明けの通勤客を狙った交通妨害が起きる恐れが大きい。
そして繰り返し凶行が起きている旺角では、今日もリンチの犠牲者が。