ひごの屋 @higonoya さんが語る!これからのあるべきグルメサイトとは☆
ぐるなびは、業界トップのクライアント数とか、「グルメサイトの老舗」というブランドとか色んな他がうらやむような武器を持ってるクセにそれを持ってあまりに古いビジネスモデルから脱する事が出来てない。なんてもったいないんだ、って思うわけです。
2011-06-04 02:20:38ぐるなびと言う企業。これだけSNSが普及し、web2.0なんて言葉すら古くさくなってしまっている今。飲食店の中にはグルメサイト不要論者も少なくないわけです。でも当店はあいも変わらずぐるなび加盟店です。それはなぜか。
2011-06-04 02:24:21ぐるなびを訪れる人たちはすでに「どこに飲みに行こうか」と思っている人たちだからです。ブログやtwitterにいる人たちは必ずしもおなかが減っているわけではありません。だからおなじPV1000でもブログの1000とぐるなびの1000は全く内容の異なるPVなワケです。
2011-06-04 02:26:07だから当店はひたむきにグルメサイトに掲載を続けています。ぐるなびとホットペッパーです。数年前までこの2社は競合として同じフィールドで争っていました。ところが途中で大きくベクトルが変わってきたんですね。これが非常に興味深い。
2011-06-04 02:28:34飲食店からみて、ですがホットペッパーはひたすら集客支援の道を邁進しています。一方ぐるなびは飲食店の総合サポート企業になろうとしているんですね。飲食店の裏方はすべてお任せ下さい!といった 所でしょうか。この発想はとても面白いな、と当時思っていました。
2011-06-04 02:31:07お客さん達の目には触れない部分ではありますが、ぐるなびは飲食店の仕入れのサポートや福利厚生のサポート、税理士の紹介までやっています。ウチが導入しているPOSレジもぐるなびからの斡旋です。
2011-06-04 02:34:06いわゆるサポートがおおむね出そろった今。次は何をサポートするのか。言い方を変えれば何を武器に飲食店をぐるなびにとどまらせるか。ここが彼らの最大の関心事なワケです。彼らは基本に舞い戻り、ポイントを集めて貰って来店を促すと言う事を始めました。
2011-06-04 02:38:05正直なところ今回のポイントサービスは少なくても今の段階では業界のリーダー「らしくない」カンジが漂っています。それはまぁ良いとして。これから飲食店がサポートして欲しい部分はいったい何なのか。彼らは本気で精査しているでしょうか。
2011-06-04 02:39:50たべ○ぐに代表される口コミサイト。Facebook、twitterなどのSNS。無料で様々なアピールが出来るブログ。これらを差し置いて、掲載料を取るぐるなびに飲食店がとどまる理由をどこに見いだしているのでしょうか。
2011-06-04 02:41:44ぐるなび自体にSNS的な機能を付加する?すでにこれだけ細分化されたSNSの中に新規格を持ち込んでどれだけ機能するでしょうか。SNSはある程度の規模がないと有効には機能しませんね。
2011-06-04 02:44:11恐らくこれらに対抗するには、「融合」という道が一番確実で、リアルな道であると感じます。つまり、徹底的にSNSとの連動を強化する。スマートフォンとの連携を強化する。
2011-06-04 02:45:38今、グルメ情報を発信しているサービスの中でこれらをしっかり機能させようとやっきになっているのはとても規模の小さいグルメサイトだけです。大手はまだどこも着手していません。(裏で進んでいるかも知れませんがw)
2011-06-04 02:46:55大手が出来ているのは(ぐるなびも含め)、各飲食店のページに小さな「tweet」「いいね!」ボタンをつける程度にとどまっているわけです。今、ぐるなびがそこに着手しないでどうするんでしょうか。
2011-06-04 02:48:00ぐるなびはスマホのクライアント向けアプリを配布して下さい。店舗情報をリアルタイムに発信するにはそれが一番です。twitterがiphoneの普及で一気に広まったのはなぜか考えて下さい。専用アプリがあって、ガラケーとは比較にならない手軽さでツイート出来るからに他なりません。
2011-06-04 02:50:38また先日僕のツイートから盛り上がった電子ブックメニューの作成。これはしかるべき所に依頼したら莫大なコストがかかります。自作にはそれなりの知識が必要です。今のトレンドをみて下さい。作りたいのに作れない飲食店は少なくないはずです。
2011-06-04 02:54:19僕ら飲食店が求めている「サポート」とはすべておんぶにだっこしてくれるものばかりではありません。売上げや利益に直結しているもばかりではありません。囲い込むビジネスモデルはそろそろ卒業したらどうでしょうか。
2011-06-04 02:56:16