障害のある方について書く時のガイドライン(野口晃菜 @akinaln さんによる意訳)野口さんが気をつけておられることも

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野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

障害のある方について書くときのガイドライン、とても良い。いつも自分が書くとき気を付けていることが入っててほんそれ!ってなる。どんな言葉を使うか?は本当に大事。 twitter.com/sipinclusion/s…

2019-12-11 23:46:18
Supporting Inclusive Practices (SIP) @SIPInclusion

10 days of inclusion resources: Day #3 Because words matter-Guidelines for writing about people with disabilities. This resource goes beyond simple person-first language & reviews language that is truly inclusive. adata.org/factsheet/ADAN… @CADeptEd @WrightNowCA @ElDoradoCOE @RCOE pic.twitter.com/tByBmyAj41

2019-12-11 23:30:54
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ツイッターで発信するときも参考になれば。 1. Ask to find out if an individual is willing to disclose their disability. ①描く対象となる個人が障害を開示することを望んでいるかどうか尋ねる 当然だけど、子どもや重度の障害のある方の場合、許諾を得ずに掲載されてるケースもあるのでは。

2019-12-11 23:48:37
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

※説明文は訳さないので一部意訳してます 2. Emphasize abilities, not limitations. ②できないことや限界に焦点をあてるのではなく、できることに着目した表現をする 例: 「非言語である」ではなく、「代替コミュニケーション法を使っている」

2019-12-11 23:51:44
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

3. In general, refer to the person first and the disability second 「人」ファースト、障害はその次に これはよく言われるやつ。disabled personではなくperson with a disability 私は日本語では「障害者」ではなく(社会との間に)「障害のある人」と表現する。

2019-12-11 23:54:04
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

4. However, always ask to find out an individual’s language preferences. ④ 一方で、その方がどの言葉・表現をより望んでいるかを常に確認すること これ超だいじ。人によって使いたい言葉のこだわりポイント違うからかならず聞く。

2019-12-11 23:55:46
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

5. Use neutral language ⑤中立的な言葉を使う 「被害者」「欠陥のある」など、その人をイメージを決めつける言葉をつかわない

2019-12-11 23:59:54
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

6. Use language that emphasizes the need for accessibility rather than the presence of a disability. ⑥ 「障害」の存在よりも、アクセシビリティのニーズがあることを強調した言葉を使う 例: 障害者トイレではなく、アクセシブルなトイレ

2019-12-12 00:01:58
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

まずい、お風呂の中で思いついてつぶやきはじめてしまったらのぼせそうなので続きはあとで

2019-12-12 00:03:44
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

7. Do not use condescending euphemisms. 恩着せがましい婉曲表現は使わない 例: 「チャレンジド」"handi-capable"など。 日本語で使われるのはチャレンジドぐらいかな。他にこういう表現あるかな。私にとっては「障がい」もそうだけど他の人はどうなんだろう...

2019-12-12 00:20:02
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

8. Do not use offensive language. 不快な言葉は使わない これはそのまま。

2019-12-12 00:21:27
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

9. Describing people without disabilities. 障害のある人と障害のない人について説明するとき、障害のない人を「普通」とは言わない。 私は「健常」や「定型発達」も使わない。「障害のない人」と言う

2019-12-12 00:23:17
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

10. Remember that disability is not an illness and people with disabilities are not patients. 障害は病気ではなく、障害のある人は患者ではない 健康な障害のある方もいれば、病気をしている方もいる。医師などヘルスケアとの関係性においてのみ患者と表現する。

2019-12-12 00:26:14
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

11. Do not use language that perpetuates negative stereotypes about psychiatric disabilities. 精神障害についてネガティブなステレオタイプを植え付ける言葉を使わない。 私がメンヘラって言葉に抵抗があるのはこれ。自分で自分のこと言う分には良いのかもしれないが。

2019-12-12 00:29:12
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

12. Portray successful people with disabilities in a balanced way, not as heroic or superhuman. 成功している障害のある方についてヒーローやスーパー人間のような描き方をするのではなく、バランスのある表現をする。 最近のメディアでの発達障害のある方の描き方にも通ずるかと。

2019-12-12 00:30:58
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

13. Do not mention someone’s disability unless it is essential to the story. 障害について触れる必要のない記事や話には障害について触れない これはニュースでよく見るあれ。「外国人の...」とかもそう。言う必要ある?ってやつ

2019-12-12 00:32:41
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

14. Create balanced human-interest stories instead of tear-jerking stories. お涙頂戴な描き方ではなく、バランスのある「人」に関心をもてるような描き方をする これは何度も言ってるし、テレビもそう。お涙頂戴はいらぬ。

2019-12-12 00:35:26
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

以上、夜中寝る前に書いたので不備あればご指摘を。ご参考までに。

2019-12-12 00:36:04
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

詳しく知りたい方は元のツイートのこちらのサイト見てくださいな。 adata.org/factsheet/ADAN…

2019-12-12 00:37:37
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ちなみに私が付け足すとしたら、 ・不安を煽る表現は避ける 「〇〇しないと〇〇」のような表現。 障害のある人はそれをしなければならない、のような。 ・主語を小さくする 「発達障害のある人は〜」と主語を大きくすると過度な一般化につながり、その障害種のイメージを固定化してしまう。

2019-12-12 12:26:38
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

他の観点思い出したら付け足す。みなさんも普段気を付けていることやこだわっているポイントあればぜひ教えてください!

2019-12-12 12:28:31
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

あと、主語を小さくする、や、婉曲表現にも似てるけど、「ダウンちゃん」「自閉ちゃん」「ハッタツ」とかも私は使いません。ラベルつけてるみたいで苦手。

2019-12-12 12:58:18