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現代ビジネスさんに記事を書きました。今年もいろいろ「炎上」がありましたが、性的な女性表象はフェミニズムの観点からはどう問題と考えられるのかについて、議論の手掛かりとなればと思います。 炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか gendai.ismedia.jp/articles/-/688…
2019-12-08 09:04:04小宮友根先生に書いていただきました。今年も多くの広告が「女性の描き方」で炎上しましたが、とくに「性的な女性表象」の何が問題なのかを、オリジナルのイラスト(ふくろさん作)付きで、根本的なところからわかりやすく解説する。明晰を絵に描いたような圧巻の文章です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/688…
2019-12-08 07:57:14「表象には作り手がいる」「エロいことが問題なのではない」「法規制より論争を」など目からウロコの指摘が多数あります。 gendai.ismedia.jp/articles/-/688… ちなみにこちら、岩波の「世界」に掲載された論考(websekai.iwanami.co.jp/posts/2828)とともに読むとさらに理解が深まります。
2019-12-08 07:57:14閲覧注意 あなたの健康を害する可能性が有ります。
>ここで必要なのは、絵画とは記号の組織体だという認識である。
>こうして、「表象を作る」ことが「女性に対する意味づけ」と関わっているのであれば、私たちは「そこでどのような意味づけがおこなわれているか」を考えることができる。
>こうして、絵画にせよ広告にせよ、そこに特定の対象が描かれるとき、その「描く」という行為のうちには、すでにその対象に対する一定の意味づけが含まれている。
>女性表象の「悪さ」について考えることは、表象を理解可能にする記号やコードが女性をどのように意味づけているかを読み解くと同時に、賃金差別や進学・就職における差別、DVやケア労働負担のような私的領域における不平等、痴漢やセクハラやAV強要のような性暴力といった現象の中で起こる同種の意味づけとの関連においてその記号やコードを考察することでなくてはならない。
「ダメ」「アウト」「NG」「焼く」とかいった語彙でしか表現の良し悪しを考えられないことの異様さがわからなくなっちゃってんだよね。
2019-12-11 07:22:41他人の文章も自分のその思考法でしか理解できないから、「美術史の論文を下敷きにするよ」と宣言してリンクまで張ってるのに「美術も焼くことになることに気づいていない!」とか受けとめちゃう。
2019-12-11 07:25:24ともあれ「批評」という営為を著しく困難にしてしまうような「批判=規制」のゼロ距離思考がどう成立しているのかには興味があったりもする。
2019-12-11 07:35:53「批評」が存在しない世界の人たちの例。 小宮教授の女性表象批判が石川優実さんに着弾 #kutoo togetter.com/li/1441756
2019-12-12 11:10:32「表象の読解の必要性」の下から2段落目。 「……主体的・撹乱的な「パフォーマンス」としての提示……など、「性的客体としての女性」という考えを当然の前提としているわけではないと理解できるような取り上げ方もいろいろあるでしょう。」 gendai.ismedia.jp/articles/-/688…
2019-12-12 11:10:57kutoo運動における「押しつけられた女性性」の象徴であるハイヒールの遺影と棺桶の前で、自己表現としてグラビアをしてると常々公言してる石川さんがヌードになってるの、めちゃくちゃ批評性高いと思うんだけど。
2019-12-12 11:11:27「批評がない世界」というより、これの亜種としての「批評ができなくなっちゃう」現象かな。「絵画も焼くことになるぞ」「kutooに着弾するぞ」等、「それならこれもダメと言うのか」とやろうとするために表現の特徴や表現間の差異から目をふさいでしまう現象。 twitter.com/orz404/status/…
2019-12-12 11:19:32@frroots とてもわかりやすい表現ですよね。でも分かりやすすぎる。なぜか。既存の文化的文脈に乗っかってる。彼女はその既存の文化を批判してるのだから、それでいいの?感がどうしても残る。しかも「自己表現としてのグラビア」と男性が消費したいグラビアの差が見えないと感じてしまった。ごめん。
2019-12-12 11:32:11