大学入試改革(改悪)問題だけじゃない。国立大授業料減免消滅問題という非常に大きな問題 (2019.12.19作成)

まとめました。
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あみき @OnicPac

再度、「国立大従来授業料減免消滅問題」について、可能な限りシンプルに経緯・現状・私見をまとめました。 twitter.com/OnicPac/status…

2019-12-19 21:40:55
あみき @OnicPac

【国立大授業料減免消滅問題】 経緯:新修学支援法(通称「大学無償化」)が19/5成立、20/4から施行 国立大には既に遥かに上位互換の授業料減免制度が存在も、同法規定の授業料減免(相当な劣化制度)にすげ替える事が決定 結果、従来の授業料減免対象の半数近くが減免対象から外されるか減免縮小される危機

2019-12-19 20:14:26
あみき @OnicPac

経緯2: 国立大に決定権はなく、鍵を握るのは政府だったが長らく検討中として方針を明かさず、 2019/12/18、「現国立大生のみ」従来減免対象とする措置を公表。 来年度以降の国立大入学生がこれまで受けられていた支援をいきなり受けられなくなる緊急事態に。 損失を被る新入生は毎年5千人に達する。

2019-12-19 20:22:19
あみき @OnicPac

結果: 来年から、今年まで支援されていた以下の層の授業料免除が突然消滅する。 ●世帯収入380万~400万台が全額(半額)免除→全額負担で負担急激増大 270万~380万も基本全額免除だったのが数割負担になる ●21歳以上の年齢で入学した学生は家庭環境や事情に関わらず問答無用で申請資格すら消える

2019-12-19 21:16:20
あみき @OnicPac

結果2: またこれらに準ずる問題として、 ●発展途上国からの留学生が免除対象から外される ●一部の国立大で支援されていた独立生計学生が支援を失う ●院生支援不透明 がある。 このままでは膨大な数の受験生が、未来永劫、本来できたはずの国立大進学を門の手前で断念せざるを得なくなってしまう。

2019-12-19 21:22:09
あみき @OnicPac

私見1: 政府の12/18措置は、現国立大生のみを「既得権益化」し、「大学無償化」のどさくさに紛れた従来授業料減免の消滅を既成事実化したもので看過できない。 「未来の」国立大生達には権利を主張することも声を上げることもできないという弱味を突いて、現国立大生を懐柔しにかかっているのも悪質。

2019-12-19 21:29:51
あみき @OnicPac

私見2: この様な訳の分からない経緯で本来受けられたはずの支援が突然奪われるなどあってはならない。 そもそも「大学無償化」の財源は消費増税であり従来授業料減免と財源が被らないのだからトレードオフで従来制度を潰す事自体理にかなっていない。 従来制度に思う所があったなら国民に問えばいい。

2019-12-19 21:33:18
あみき @OnicPac

私見3: 問題の解決策としては以下が考えられる。 (1) 「新修学支援法」の法改正(同法の「授業料減免」を従来のそれで代替できるよう明文化する) (2) 支援要件(収入や年齢等)を定めた文科省令を書き換えさせる(政治的働きかけまたは裁判によることが想定される) (3) 従来授業料減免の並行維持と予算保障

2019-12-19 21:37:34
あみき @OnicPac

私見4: 各国立大には本件に関する決定権はない(ただし国大協が可能な限りの働きかけは行っている)ので、「授業料の値上げ」はともかく、「授業料減免の維持」を各国立大に求める事はあまり効果がない。 (∵文科省「勝手に続けていいよ?その為の予算は出さないけど」)

2019-12-19 21:45:58
あみき @OnicPac

私見5: また、文科省も単体で意思決定している訳でなく財務省(黒幕との報道あり)との兼ね合いにより動いているので、文科省への陳情も一定の効果はあるかもしれないがそれだけでは足りない。 ルール自体を変える必要があり、メディアと国会に動いてもらうことが不可欠(訴訟による解決を除く)

2019-12-19 21:49:12
以下は、最初にまとめ作成時に収録したツイート
日付切取線 @krtr_date

✄----------- 11/26(火) -----------✄

2019-11-26 00:00:00
あみき @OnicPac

今から国立大授業料免除制度改悪問題の現況について問合せや調査をして判明したことを整理して書きます。このツイートにぶら下げていきます。 相当長い連ツイになると思います。 以下の目次の順番で書きます。 (1) 問題点は? (2) 経緯は? (3) 現状と構図は? (4) 今後はどうすれば?

2019-11-26 21:36:37
あみき @OnicPac

(1) 問題点は? 従来、国立大学には各大学が個別に設ける「授業料免除」がありました。 一方で「大学教育無償化」と題した「就学支援新制度」の2020年度導入が今年5月に国会で決まりました。これは「給付型奨学金」と「授業料免除」をパッケージにしたもので、国に一元化された支援システムです。

2019-11-26 21:47:39
あみき @OnicPac

所が大問題は、 各国立大学が行ってきていた従来授業料免除に比して「就学支援新制度」の認定要件が極めて厳しく、 しかも「新制度」を導入するからと旧来の授業料免除が一網打尽で廃止される向きになり、 結果「大学無償化」の為に国立大生1万9千人の授業料負担がむしろ増えるという信じ難い危機です

2019-11-26 21:56:41
あみき @OnicPac

なぜこうなったか。 従来の授業料免除では、所謂中所得者(300~400万円台)も対象になっていました。 有名どころで言うと、東大では年収400万円以下であれば全額免除とする方針を打ち出していました。 ところが、「新制度」で授業料全額免除となるのは年収270万円未満の住民税非課税世帯です。

2019-11-26 22:05:36
あみき @OnicPac

しかも従来の授業料免除では、世帯年収や家庭事情しか審査基準にしていませんでしたが、「新制度」では年齢要件も設けられ、高校卒業2年以内に大学に入学していなければどれほど貧乏であろうと制度に申請することすらできなくなりました。

2019-11-26 22:11:05
あみき @OnicPac

額面上は中所得であっても、家庭事情によっては年55万もの授業料の捻出が不可能である場合も少なくありません。 病気や家庭事情等で、高校を出てすぐに大学に入れない方も多数いらっしゃいます。 こうして突然我が身に理不尽を振りかけられた国立大生が1万9千人。

2019-11-26 22:15:12
あみき @OnicPac

しかも、この制度改悪のせいで今後大学進学の夢を諦めざるを得ない高校生以下世代の人数は、数え切れません。 なぜ、今まであった支援を、訳の分からない経緯で、議論もなく突然消されなければならないのでしょう? 問題点は以下URLにもよくまとまっていたので参考まで kasikoi.hatenablog.com/entry/2019/09/…

2019-11-26 22:20:10
あみき @OnicPac

そもそも新制度の財源は消費増税分とされていたはずです。 従来の授業料免除と財源がオーバーラップする訳がないのに、両立不可能な制度であるかのように扱う事自体が根本的に誤っています。 新制度は新制度で低所得者向けの施策として運用し、従来の制度も並列運用させればよかったはずです。

2019-11-26 22:28:27
あみき @OnicPac

したがって、現在の焦点は、各国立大学の従来の授業料減免制度(あるいはそれに類する措置)が今後も続くかどうか……ということになります。 このポイントの現状と構図については(3)で後述します。 問題点と焦点を提示できたので、次は経緯をおさらいします。

2019-11-26 22:33:31
あみき @OnicPac

(2) 経緯(時系列) 19/4/10 文科委員会で菊田議員(立憲系無所属)から上記問題点を散々指摘されるも、柴山大臣(当時)はのらりくらりかわし、「財務省との折衝に臨んでいきたい」「夏までには対応したい」 19/5/10 「新制度」参院本会議で可決成立 (賛成:自公、維新、国民民主。反対:立憲、共産)

2019-11-26 22:54:33
あみき @OnicPac

19/5/22 文科委員会で城井議員(国民民主)から問題点をまた指摘されるも、再度4/10と似たような答弁。「夏までを目途として検討と対応を行う」「しっかり財務省に対して声を上げていくということを約束する」 19/9/20 ようやく文科省が「国立大生1.9万人負担増」の調査結果を公表。(夏とは

2019-11-26 23:00:03
あみき @OnicPac

19/10/9 上記調査結果も踏まえ、共産党の小池晃書記局長が参院代表質問で安倍首相に直談判。継続的な支援について「来年の制度施行までに検討する」と答弁。 参考リンク: shugiin.go.jp/internet/itdb_… univ-journal.jp/25867/ shugiin.go.jp/internet/itdb_… tokyo-np.co.jp/article/politi… jcp.or.jp/akahata/aik19/…

2019-11-26 23:08:05
あみき @OnicPac

決して問題点が認知されていなかった訳では無く、しっかりと正確に問題点が認識され指摘され続けてきていたのにも関わらず、恐ろしく暖簾に腕押しでここまで来た経緯が分かると思います とりわけ注目すべきは、政権側がずっと「検討」という語しか用いていない事です。これが現状にも大きく繋がります

2019-11-26 23:14:11
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コメント

ぱたゆみ@いつも心に音楽を @papanda_san 2019年12月19日
ひどい。頑張って勉強すれば誰でも高等教育を受けられる国でないとまずいんじゃないの。
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内田 @uchida_kawasaki 2019年12月20日
昨晩のツイート(全体の内容を要約してくださったもの)をまとめ頭に追加しました。
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