動画「切り取りのダークな企み」を訳してみた。知的な人々はなぜ左派のウソにだまされ続けるのか? 左派はどのように言葉と感情を操るのか? そしてどうすれば自分を守ることができるのか?

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PragerU 動画「切り取りのダークな企み」を訳してみた。知的な人々はなぜ左派のウソにだまされ続けるのか? 左派はどのように言葉と感情を操るのか?そして自分を守るために何ができるのか? サミット・ミニストリーズのプレジデントであるジェフ・マイヤーズが説明します。 youtube.com/watch?v=IMJzv_… pic.twitter.com/2NoQ3QinHy

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映画がお好きな方は、監督が両手の親指と人差し指を使って四角形を作り、どのように場面を切り取るかをカメラマンに指示している写真をご覧になったことがあるだろう。 pic.twitter.com/pCLHBgE0Cn

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カメラですべてを写すことはできない。すべてのシーンで監督が観客に見せたい絵だけを切り取ることが、演出の醍醐味である。 議論するとき、それが個人的なものでも政治的なものでも、私たちはこれに似たことを行う。必ずしも悪いことではない。論点を立てるために使える時間は限られているのだ。 pic.twitter.com/VVmCMNQ93L

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しかし、欠点もある。何を含めるか、何を含めないかによって、議論が不公正に歪められてしまうことも多いのだ。切り取りがどのような仕組みかを理解すれば、ぜい弱な議論を見抜き、優れた議論を評価できる可能性が高くなる。 いくつか例を見てみよう。 pic.twitter.com/acpvklQall

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たとえば、社会主義だ。社会主義は新しいファンを獲得している。特に若い世代の間で人気だ。なぜだろうか? 旧ソ連、キューバ、ベネズエラなどで、社会主義モデルは失敗しているというのに。 それは、社会主義がその信奉者によって非常に巧妙な切り取られ方をしているからだ。 pic.twitter.com/g8UiuWAjY3

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社会主義は、人々を “より平等” にするから道徳的に優れているのだと彼らは言う。公正な分け前以上を得ている者は、それを返す必要がある。公平性を保つことの何がいけないのか? 平等に反対する人なんているのか? pic.twitter.com/k2eW8yagkw

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このような切り取り方をすれば、社会主義が唯一の道徳的選択肢であるように見える。だから、それに反対すれば、退行的で、自分勝手で、平たく言えば嫌なヤツだという切り取り方をされる。 pic.twitter.com/cM76hmRytz

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切り取りのもう1つの例は、宗教的自由の問題だ。アメリカ自由人権協会の Web サイトにはこうある。「合衆国憲法修正1条の宗教活動の自由条項は、個人の選択に従って崇拝する権利、または崇拝しない権利を認めるものである。政府は、宗教的信念を理由にあなたを処罰することはできない」 pic.twitter.com/9zAjlMre7J

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これは耳に心地よい言葉だ。しかし、それは切り取りのせいでそう聞こえるに過ぎない。合衆国憲法は、崇拝する権利や、信仰を持つ権利について述べているのではない。これらは言うまでもない生得の権利だ。憲法が具体的に擁護しているのは、宗教を “実践” する自由である。 pic.twitter.com/eTVBAvBzTC

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これは、宗教的信念に基づいて “行動“ する自由、そして宗教的信念に反することを強制されない自由を意味する。これには、他の人々に影響を与える自由も含まれる。それは、宗教的でない人が得ている自由と同じだ。 pic.twitter.com/tjLW31KL5H

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しかし、こうした方法で宗教を実践しようとする人々は、偏狭な人間だという切り取り方をされる。オバマ政権時代に米国人権委員会の委員長を務めたマーティン・カストロは、宗教の自由は、「差別、不寛容、人種差別、性差別、同性愛憎悪、イスラム憎悪」の「婉曲的表現」であると述べた。 pic.twitter.com/v0r4MZ1fUv

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だから、たとえ法廷があなたの宗教的自由を認めたとしても、あなたが何かを “憎む人” であることは変わらないのである。 憎しみと言えば、 “ヘイトスピーチ” も切り取りのもう1つの例である。 大学キャンパスでは、「ヘイトスピーチは言論の自由に含まれない」という言葉がよく聞こえてくる。 pic.twitter.com/P9sI2AgBc1

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では、何が “ヘイトスピーチ” にあたるのだろうか? 「ヘイトスピーチは言論の自由に含まれない」と言う人が認めたものがヘイトスピーチになるのである。そして、最近の研究によれば、ヘイトスピーチと見なされるものの数は驚くべき速度で増えている。 pic.twitter.com/gMxTwdsyBj

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例は他にもいくつも挙げられる。気候変動政策に反対する人は、”科学を否定する者” という切り取り方をされる。中絶に反対する人は、それが妊娠後期における健康な胎児の中絶への反対であっても、”女性に対して戦争を仕掛けている” という切り取り方をされる。 pic.twitter.com/9xdPF281HQ

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それでは、こうした議論に反対意見を述べようとする人々は、この切り取り戦略にどう対抗すればよいのか? 第1に、偏向した切り取りを拒絶しよう。切り取りが何かを理解したなら、切り取りをとめることができる。これで戦いの半分は終わったようなものだ。 pic.twitter.com/MOkPbtUHaX

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たとえば、次のように言おう。「それがこの話の全体像なのか?」「私に別の見方を示させてほしい」 第2に、重要な問題について情報を集めよう。誰かがあなたのために戦ってくれると思わないこと。 pic.twitter.com/SNTkBU0vMY

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本を読み、重要点を記憶しよう。あなたは、彼らが何を言うか知っている。彼らの主張は、主要メディアや教室で毎日のように聞くことができる。だが、あなたの優位性はここにある。彼らはあなたの主張をおそらくこれまで聞いたことがない。彼らが初めて聞いたとき、驚くようなことが起きるかもしれない。 pic.twitter.com/fclXAZ5Jea

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第3に、基本ルールを設定しよう。侮辱しない。悪口を言わない。一般的な話をするのは構わない。しかし、実例を挙げる必要がある。相手の主張を聞く用意があることを明確に示そう。そうすれば、相手もあなたの話に耳を澄まさなければならなくなる。 pic.twitter.com/ZIh0yT4ITR

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そうすれば、より優れた主張に軍配が上がるだろう。誰も意見を変えなかったとしても、それは構わない。敬意をもって意見を交換したのだから。少なくとも、これは理性的な対話の勝利といえる。そして私たちが理性的な対話をもっと必要としているのは間違いのないことだ。 pic.twitter.com/dJuhGXYj7M

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偏向した切り取りに気を付けることを忘れないで。それは、映画を作るためには優れた手法かもしれないが、真実を見つけるためにはそうではない。 サミット・ミニストリーズのプレジデントのジェフ・マイヤーズでした。(了) 英語スクリプト: prageru.com/video/the-dark… pic.twitter.com/cyYR9hGNPT

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