アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ワンナウツ12話脚本:各々のキャラ立ち
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#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 1 カイジが好きで始めた、カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの担当作を追うシリーズの続きやります。 今回は、ワンナウツ12話脚本について。
2019-12-22 14:00:13#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 2 前回の特集は、ワンナウツ9話(高屋敷氏脚本): makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/12/… ↑のtogetter版: togetter.com/li/1443136 私のブログの、ワンナウツに関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… 他: togetter.com/id/makimogpfb
2019-12-22 14:02:43#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 3 アニメ・ONE OUTS(ワンナウツ)は、甲斐谷忍氏原作の漫画をアニメ化した作品。謎めいたピッチャー・渡久地東亜の活躍を描く。監督は佐藤雄三氏(カイジ監督)で、シリーズ構成が高屋敷英夫氏。 今回のコンテは新留俊哉氏で、演出がKim Min Sun氏。そして脚本が高屋敷氏。
2019-12-22 14:03:47#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 4 詳細は、ブログに書きました: ワンナウツ12話脚本:各々のキャラ立ち - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/12/… #はてなブログ
2019-12-22 14:05:15#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 5 今回の話: 知将・城丘率いる球団・バガブーズは、超俊足の野手・ジョンソンを活かしリカオンズ(謎めいた投手・渡久地が属する球団)を翻弄。渡久地らは突破口を探す。
2019-12-22 14:06:39#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 6 7回表、立ってるだけでいい打席で渡久地(謎めいた投手)は何故かレフトフライを打つ。 怒る冴島(渡久地が属する、リカオンズのコーチ)に、渡久地は「ボケ」と返す(アニオリ)。冴島の反応がコミカルで、可愛いおじさんを表現するのが上手い高屋敷氏の特徴が出ている。 pic.twitter.com/Et9S8tKN65
2019-12-22 14:09:37#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 7 次の打者である富岡は、妻に浮気をバラすと渡久地に脅され、ジョンソン(相手チーム・バガブーズの超俊足野手)のいるレフト方向に打って泣きながら走る。大人が泣く場面に高屋敷氏は縁がある。ルパン三世2nd(演出・コンテ)、カイジ(脚本)、宝島(演出)と比較。 pic.twitter.com/vPi5nEjlgN
2019-12-22 14:11:20#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 8 打球を追うジョンソンに渡久地が「危ない」と言うと、彼は捕球に失敗。この間にリカオンズは逆転。 渡久地は、ジョンソンは目切りができないのだと解説し、リカオンズの皆は驚く。 おにいさまへ…・めぞん一刻・カイジ・グラゼニ(脚本)等、印象深い脇役は多い。 pic.twitter.com/NoA4Sl1FYR
2019-12-22 14:16:38#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 9 驚きの展開ばかりで、実況席は沸き立つ。解説(元阪神・川藤モデル?)が酒を飲んで酔っ払っているが、色々な作品に泥酔描写がある。これも愛嬌がある。ガンバの冒険・陽だまりの樹・カイジ2期(脚本)と比較。 pic.twitter.com/mklHfGL81P
2019-12-22 14:17:52#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 10 7回裏、足を活かし3盗したジョンソンに対し、渡久地はホームスチールを封じる策に出る。 三原(リカオンズ監督)と冴島(同・コーチ)は、それに一喜一憂。可愛いおじさんは多くの作品で目立つ。カイジ2期・グラゼニ・F-エフ-・1980年版鉄腕アトム(脚本)と比較。 pic.twitter.com/aYePVPkfrX
2019-12-22 14:21:27#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 11 ホームスチールを封じる代償として、渡久地は四球の山を築き満塁となる。だが、なんとリカオンズは隠し玉を敢行、ジョンソンはアウトに。この場面もショートの今井が光り、脇役が目立つ。F-エフ-・グラゼニ・めぞん一刻・RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)と比較。 pic.twitter.com/MnfSyx67Lt
2019-12-22 14:23:05#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 12 シリーズ全体で言えることだが、原作より実況アナウンサーが目立つ。あしたのジョー2・1980年版鉄腕アトム・グラゼニ(脚本)などなど、高屋敷氏はとにかく実況を前面に出すし、台詞運びも上手い。相当に好きなのではないだろうか。 pic.twitter.com/tXz1zOZZUY
2019-12-22 14:23:54#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 13 渡久地の仕掛けた色々なトリックによって、まんまと隠し球をやられたことにバガブーズコーチは悔しがる。ここも、可愛いおじさん描写。グラゼニ・めぞん一刻(脚本)と比較。 pic.twitter.com/Lefjfw2NcM
2019-12-22 14:24:42#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 14 リカオンズ1点リードのまま、試合は9回裏へ。先頭のジョンソンは再び3盗。そしてここで渡久地が登板(ピンチの時以外は1塁についている)。 実況が長い解説をするが、カイジ2期・グラゼニ(脚本)ほか、高屋敷氏の脚本は流れるような早口長台詞が多々ある。 pic.twitter.com/gREuAUB31K
2019-12-22 14:25:37#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 15 出口(リカオンズ捕手)は打者との勝負を選択し、児島(リカオンズのベテラン天才打者)も同じ思いを抱く(アニオリ)。シリーズ全体でちょくちょく児島のアニオリ場面があり、児島を重視する意図が見られる。 高屋敷氏は、軸となるキャラを徹底して出す傾向がある。 pic.twitter.com/hBQLaaPuzM
2019-12-22 14:26:40#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 16 だが渡久地はジョンソンとの勝負を選び、彩川(リカオンズオーナー)は爆笑(1アウト+5百万円、1失点-5千万円というワンナウツ契約の20倍レートで、失点すれば渡久地は破滅)。可愛げある憎まれ役は多い。忍者戦士飛影(脚本)、宝島(演出)、カイジ2期(脚本)と比較。 pic.twitter.com/wAnloll2Ix
2019-12-22 14:29:47#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 17 ジョンソンを上手く使ってきた城丘(バガブーズ監督)と、渡久地のモノローグの応酬があり、ここは切り替えやテンポの調整で、緊迫感を出している。切り替えの良さや名調子モノローグは、はじめの一歩3期・RAINBOW-二舎六房の七人-(脚本)でも見られる。 pic.twitter.com/okOKc5Cihy
2019-12-22 14:30:50#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 18 渡久地は、打者がバントできない絶妙な位置(打者のかかとの後ろあたり)に球を投げ、それを捕球した出口がジョンソンをタッチ。彼は憤死となる。 勝負を盛り上げていく構成が、はじめの一歩3期・カイジ2期(脚本)などと共通している。 pic.twitter.com/wFBovpmWPm
2019-12-22 14:32:13#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 19 残り二人が凡退し、リカオンズは勝利。及川(リカオンズ広報部長)は密かに喜ぶ(アニオリ)。高屋敷氏は、主人公を見守るキーキャラを上手く設定することがあり、はじめの一歩3期・F-エフ-・カイジ2期の脚本でも、それは見られる。 pic.twitter.com/aw4sguBxkp
2019-12-22 14:33:13#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 20 一方、渡久地を破滅に追いやることができなかった彩川は悔しがり、負け額自体は減った…とぶつぶつ言う(アニオリ)。 忍者戦士飛影・カイジ・ルパン三世2nd(脚本)など、どこか憎みきれない憎まれ役の表現に、高屋敷氏は長ける。 pic.twitter.com/XJMBEPKFcn
2019-12-22 14:34:20#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 21 勝利を喜び、城丘とジョンソンを完全に封じたという出口の意見を渡久地は否定し、正捕手なら、その理由を自分で考えろと言うのだった。原作通りだが、ここは高屋敷氏のテーマの一つ「自分とは何か」にマッチする。 pic.twitter.com/zwcUwLmRS7
2019-12-22 14:35:25#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 まとめ1 とにかく、かわいいおじさんを描写するのが上手い。一方、城丘はかっこいい。つまりは、中高年キャラの魅力を引き出す手腕が凄いのだと思う。これは、ありとあらゆる担当作に見られるので、高屋敷氏の持ち味の一つと言える。 pic.twitter.com/L6B2neUwhM
2019-12-22 14:37:13#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 まとめ2 また、脇役の個性を引き立たせるのにも長け、そのための布石を色々打っている。本作では、今井や藤田が印象深い。 カイジ(シリーズ構成・脚本)でも、名無しの10番・11番に強い存在感があった。 おにいさまへ…(脚本)でも、心に残るアニオリキャラが多い。
2019-12-22 14:37:58#高屋敷氏脚本ワンナウツ12話 まとめ3 あと、主人公を見守るキャラとして及川にスポットを当てているほか、(渡久地をプロ野球の世界に引き入れた)児島も、原作より出番を増やしている。彼もシリーズ全体の軸となるキャラとして設定されていると言える。 pic.twitter.com/UjmZwhiU4n
2019-12-22 14:39:33