「スキルフィットよりカルチャーフィット」XTech手嶋さんとジェネシア田島さんが語るシリーズAの組織課題
「SeriesAファイナンス勉強会」 今回のテーマはSeriesA前後の組織課題 XTech手嶋さん ジェネシア田島さん よろしくお願いします! #THESEEDMEETUP pic.twitter.com/duyYE0jqtF
2019-12-09 19:17:17Q,手嶋さんが1億円前後の出資をする際の投資判断はどういった点をよく見る? 手嶋さん「delyはcookpadをベンチマークに必要な資金や計画を語って調達していた。その野心に投資。大物になるだろうと感じた。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:51:32手嶋さん「彼(堀江さん)は執着心が強い。インターネットの歴史を徹底的に調べてきた。構想を語る時に執着心や本気度が見えていた」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:51:33XTech手嶋さん「dely堀江さんは、当時から執着心がすごかった。例えば、インターネットの歴史を調べきっていて、当時は中学生じゃないかっていう時のことも語ることができた。クックパッドはこうやってきたから、自分たちはこうするんだ、など。」#THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:56:58田島さん「調達後にCIをしっかり作っておく。会社としてのカルチャーになるものがないと、スキルだけで採用してしまい、カルチャーフィットしない。CIがないとカルチャーフィットも判断できないので早い段階でCIを作ることが重要。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:51:33田島さん「支援先をみていると億単位の調達後に組織が崩れるケースがある。今まで資金が無い中で我慢しながら本気で採用していた中で、調達後に採用基準が緩み、マネージングコストが高い人材を採用してしまう」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:51:33ジェネシア田島さん「億単位の調達をした後に組織が崩れることが多い。億単位でお金が入ったことによって、採用基準がゆるむ部分がある。マネコスがかかる人材が流入して、経営が引っ張られてしまう。できるだけ早い段階でCIをちゃんと作るべき、という話をよくしている。」#THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:01:33田島さん「組織ができる前に会社のカルチャーや哲学をつくる。フィロソフィーの基盤を作っていくことで採用ミスがなくなる。支援先にはCI策定に関してのナレッジシェアをしている。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:51:34ジェネシア田島さん「採用については、スキルフィットよりカルチャーフィットが大事。カルチャーフィットするにはCIが必要不可欠。ビジョンやミッションに共感するか否かは大きな要素。」#THESEEDMEETUP twitter.com/mekashikonde/s…
2019-12-09 20:01:50Q,CIを強く意識するようになったきっかけは? 田島さん「ファンド創業時に敷居の高い夜景をバックにしたwebページにしてしまい、より門戸を広げるようにリデザインする必要を痛感。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:53:39田島さん「スキルフィットよりカルチャーフィットを優先すべき。スキルフィットでマネコスかけるのはもったいない。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:53:39Q,ストックオプションはシリーズA前に設計しておくべきか? 手嶋さん「MAの際は無効になる場合がある前提で、MAの可能性がある状態でSOをインセンティブにすべきではない。MAの可能性がのこっているなら経営者の持ち分を株式譲渡してでもインセンティブ設計したいかを考えるべき」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:56:29手嶋さん「ポジショントークなしでIPO本気で狙ってると思うのならば慎重にSO設計すればいいと思う。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:56:30田島さん「投資する際に気にするのは共同創業的にほぼイーブンの場合。経営者が中長期で走り続けるためには経営者に寄せている方が良い。いろんな事業の極面において亀裂が走りやすくなる。共同経営者の場合はシェアを調整してもらう前提で投資している」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 19:58:57Q,現在副業の強いメンバーを引き入れるためにはどういうインセンティブ設計すべき? 手嶋さん「上場企業の目論見書を読みながら、このくらいの役職/レベルの人が何%くらいもっているのか〜みたいな情報を公開情報として取れる。過去のケースを理解してから考えるべき。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:02:08Q,事業を爆伸びさせてくれるような人材はどこで見つける? 手嶋さん「自分自身が成長してレベルを上げたうえでたくさん人に会うことで確率が上がっていく。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:06:11田島さん「タイミーの小川さんがすごいのは組織づくりをかなり優先的に考えて、ビジョン・ミッションを実現するための採用、強いチーム作りを徹底している。小川さんが自社のCIの一番のエバンジェリストになっている。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:06:11できるだけ少人数でバーン抑える考え方は? 手嶋さん「事業に自信があるかどうか。少人数で挑むのはリスクヘッジ的な考え方をされるケースも。事業に本当に自信があればリスクを取って強い人材を採用できる。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:12:30田島さん「シリーズAが集まったらCOO採用しますみたいな経営者は不安があるんじゃないかと思ってしまう。強いチームがあるからシリーズAが調達できる。うまくいく前提で調達前から強いチームを作れる経営者になるべき。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:07:54田島さん「優秀な人がうちに入りたくなるというゴール設計をしたPRをもっとしていくべき。この起業家に会ってみたいと思わせる発信をしていくべき。これに関してもCIに基づくのでCIが本当に大事。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:12:31手嶋さん「ステルスだけどどうやって採用力をあげるかという議論もある。PRは0か100か。PRに"ちょっと"はない。ステルスならPRは0。ステルスじゃないならPRは100で一気にオープンに振り切る。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:14:02XTech手嶋さん「採用については、採用のプロを持ってくる必要はないと思っている。組織のことを分かっている採用専任者を置く(コンバートする)ことで、大きくドライブする。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:18:19手嶋さん「LayerXもようやく採用専任者を採った。そうとう営業やってた人を急に採用専任になってもらった。初期は採用の専門家を連れてくる必要はない。」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:16:10ジェネシア田島さん「起業家のタイプは2つあると思っている。1つは、dely堀江さんのような起業家っぽい人。もう1つは、地味だけどサービス作り非常に上手い人。」#THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:20:38どのタイミングからシリーズAの投資家に会い始めるか 田島さん「ジェネシアはシードから投資してシリーズAへの伴走まで支援することも多い。その中で感じるのは、お金がなくなる半年前くらいに一回会ってみるのが良い」 #THESEEDMEETUP
2019-12-09 20:25:59