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古地図アプリは正確に重なるべきか by @kokogiko さん

ちずぶらりの作者であるkokogikoさんが,東京時層地図などと比べて古地図アプリ上の地図が現代の地図とぴったりと重なるべきかについて考察しています.
古地図 MAP
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OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
しかし、東京時層地図も今昔散歩にしても、特に明らかにちずぶらりを指して「他のアプリに比べて」と比較して、地図がぴったり合ってるという事を評価するユーザが多い事にヘコむ。何故なら、気付いてなかった視点なら取り入れればいいけど、それは明示的にこちらが捨てた視点だから。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
画像補正にせよ再描画にせよ、古地図に手を加えて地図に合わせる、というのは今までもよくやられてきた手法だった。そうではなく、元地図の味わいをそのまま伝える事こそ新しい、と私は思ったし、現社の中の人も同じ発想してて意気投合したので合流してちずぶらりを作った。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
しかしこれだけユーザ評価に明確な差がつくと、自分の発想が間違っていたのかとヘコむ。マスユーザ層には、腑分けされていない生の古地図の味わいよりも、腑分けされて判り易くされた情報の方がやはりよいのか。と、言葉にしてみれば当たり前のような気もしてしまうけど。
Yuichiro Nishimura @nissyyu
@kokogiko 興味深い論点。位置の正確さだけが地図を読む目的ではないはず。緯度経度とのズレを誤りとして考えるのではなく、近代的手法によらない当時の地図の作成方法や表現方法、当時の人々の持っていたであろう空間認知との関係などに読みが及ぶと生の古地図の方が面白いはず。
芹沢文書 @DocSeri
@kokogiko 「補正していない生の古地図を」って説明文の頭で明確に謳うとか。そこが差別化要因ならばもっとアピールしてよろしいかと。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
@DocSeri そうですね、その辺のアピールが足りないのかもしれません。鳥瞰図アプリでも、「なんや、3Dアプリやと思たのに視点動かへんやんけ!最低!」みたいなレビューつけられたし、「売り」や「出来ない事」をユーザに伝える工夫が足りないのかも。精進します…。
フジモトカズノリ @fujicco2
@kokogiko ポジティブな意見をわざわざ書いてくれる人の方が少なそうなのでその点は割り引けるかもしれませんね。
Hajime Ishikawa @hajimebs
@kokogiko なるほどー。興味深いです。俺はむしろ、ちずぶらりと地層地図が似ていて、他のアプリとスタンスが違うな、と思っていました。地図を現代の地図に合わせて編集しないという意味で。両者の違いは、地層地図は旧版地図であって古地図ではない、という点ですよね。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
@nissyyu おっしゃる通りで、ある程度(差別的言辞かもしれませんが)学がある層には、生の古地図の方が絶対に面白いんですよ。でも、商売でやっている以上マスを取らないとどうしようもないわけで、その層にどう面白さを伝えられるかに頭を悩ませています。
芹沢文書 @DocSeri
@kokogiko まあしかしマスのニーズとしては「今いる場所が昔どんなところだったか」であって「昔の地図と今の地図がどれほど違うか」ではないというのは当然でしょうね。生の古地図は位置情報よりもむしろiPadで詳細に比較できてこその面白みではないかと。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
@DocSeri なるほど、その辺iPhone版(現地で今古地図上でどこか調べる)とiPad版(古地図そのものを楽しむ)でターゲットユーザを変えたアプリ作りをする、というのもあり得そうですね。
Yuichiro Nishimura @nissyyu
@kokogiko しかし、古地図と現在の地図を重ね合わせる時になんで常に古地図の方に幾何補正かけてしまうんでしょうね…現在の地図の方に幾何補正かけたら、位置情報は不正確でも、普段見ている地図とは違うってことを認識しやすくなるんじゃなかろうかなどと考えてみたりする…
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
@hajimebs 時層地図は衝撃でした。それまでは中心点だけで位置があってればある程度いいと思ってたんですが、時層地図で地域全体の移り変わりが「面」としてスッと頭に入ってくるのを見て、これじゃダメだと。なので慌てて、縮尺や方向を合わせる機能を大幅前倒しして入れました。
OHTSUKA Ko-hei @kokogiko
でもまあ、あえて前向きに考えると、うちの技術で他社のコンテンツを動かす事はできる(実用上害がない程度の精度差はあれど)。実際、震災支援地図では精度の高い地図をハンドリングしてる。けど、うちのコンテンツを他社の技術で動かす事は出来ない。その辺に活路を見出したいところ。
Hancho Of 30million @monomoti
それいいですね!って自前の現在地図データが必要になるか...RT @nissyyu @kokogiko ...現在の地図の方に幾何補正かけたら、位置情報は不正確でも、普段見ている地図とは違うってことを認識しやすくなるんじゃなかろうかなどと…
芹沢文書 @DocSeri
@kokogiko 或いは(可能なら)補正の有無を切り替え可能にするとか。コンセプトが弱まる気もしますが、むしろ今昔の地図がどれぐらい違うのか見せるにはいいかもしれない。
Hajime Ishikawa @hajimebs
@kokogiko 確かに、ちずぶらりの楽しみは「今立っている場所を、昔の人はどう眺めたか」を見ることで、それって多分に地図師の視点なんですよね。まあ高度といえばそうなんだけど、その面白さにみんな気付くと、地図がもっと面白くなるんだが。
Hancho Of 30million @monomoti
トポロジが矛盾してる絵地図だと無理か。
Yuichiro Nishimura @nissyyu
@monomoti @kokogiko さらにいうと、そんな古地図を基準とした地図上で、個々の地点の幾何補正のズレの数値を反映させて、gpsデータを補正させた位置情報が出せると、当時の情景を歩いている気分になれそうだけど、それは難しいか…
Hajime Ishikawa @hajimebs
というか、自分で書いていて気がついたが、位置がピッタリ合っていて欲しいのは、地図を「You Are Here」的に使うからなんだな。そういう使い方からすれば、古地図も「時間的縮尺を伴った現在地の表示」なわけだ。それは、地図の「描かれ方」を眺める視点と異なる。
Hajime Ishikawa @hajimebs
私たちは地図をも二重に見ている。前者を広義のナビ、後者を地図師の目、と呼ぼう。これは面白いな。
武水しぎの @takemi_sigino
@kokogiko さんの古地図の会話おもしろかった
Hancho Of 30million @monomoti
@nissyyu @kokogiko 面白いですね。古地図に対応する歪んだ現在地図画像が出来ている時点で、その現在地図上に位置情報を乗せる事は難しくないと思います。現在地図のズーム&スクロールはどうするのか?等の細かい問題はあるでしょうけど。
芹沢文書 @DocSeri
古地図系アプリで「時系列に沿って地図を遡る」のって何かあったっけ?こちずぶらりは様々な古地図を見ることができるけど、あくまで古地図を選んで現在地を表示するのであって現在地で地図を「掘り下げる」のではないんだよね。まあ位置ベースだと地図の用意が色々厳しいとは思うが。
吉野 忍 @FUKUBLOG
iPhoneで東京限定ですが「東京時層地図」というのがありますね。 RT @DocSeri: 古地図系アプリで「時系列に沿って地図を遡る」のって何かあったっけ?こちずぶらりは様々な古地図を見ることができるけど、あくまで古地図を選んで現在地を表示するのであって/
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コメント

松永英明@ことのは#ゲニウス・ロキ @kotono8 2011年6月6日
「江戸東京三層重ね地図」では、古地図を明治測量地図に合わせて作り直してますね。ただ、厳密な正確さを地図に求めるのは無理、という前提が共有されてない気がします。
きゃっつ(Kats)⊿1/19日向坂京都個別 @grayengineer 2011年6月6日
単純に用途の問題じゃないかなー。「ここは昔は何だったのか」を知りたいから、合わせてあるほうがそのニーズに合う、ということなのでは?
sabonya @emanon34 2011年7月10日
地図屋の方々がナビを進行↑で使ってるのに驚いた。反応重いしノースアップの方が直感的にわかりやすいと思ってたけど、なんとなくトホホ。
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