宮崎がクラリスに手を振らせた本当の理由

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こんな分析もできる。ルパンたちも架空の存在とはいえ、世界を股にかけて暴れまわる皆さんであるのに対し、姫様は、額縁のなかにだけある国・カリオストロ公国の住人。［続く］

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@gigantis548 寅さんと同じだなーと中学生のときテレビで見てすぐわかった。 ただクラリスは額縁のなかのおとぎの国の娘で、あなたといっしょにこの額縁の外にいく！とメタ的なことを言い出すのが衝撃的でした。 それでルパンが説得する。儀式ですね別れの。そして額縁を越えて去っていくにあたっての儀式でもある pic.twitter.com/oAV7RuNQJl

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ファンタジー・ワンの住人であるルパンについていきたいといいだす、ファンタジー・ツーの住人。この二人の別れをきちんと描いたことで、両者はかえって実在感を得た。

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ルパンたちだってファンタジー世界の住人なわけですが、おとぎの国から去っていく様をきちんと描いたことで、彼らは実在感を得た。 それを見送る彼女の背中を描いたことで、この子もまた実在感を得た。 pic.twitter.com/3dPQ1hBmgT

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しょせん架空の存在である彼らに、お別れの手を振る…これで実在感を得た。 ハヤオさまがそこまで計算していたとは、さすがに考えにくいのだけど、面白い仕掛けです！