なぜ魔法で可能なことと不可能なことがあるのか?

ファンタジーのオハコ「魔法」。魔法なら、何でもできていいのに、なぜできないことがあるのか? 「魔法で何でもアリじゃ、話がつまらないんじゃねぇ?」という正論は承知の上、あえて「剣と魔法の世界」内目線で考えてみました。
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倉沢 繭樹 @mayuqix

ふと、「なぜ魔法で可能なことと不可能なことがあるのか?」というテーマが浮かんだ。自然界のエレメントの特性、魔法使いの階級、「禁呪」の意味云々といった理屈があるんだろうなぁ。人間の空想はスゴい。 #twiteller

2011-06-05 13:41:07
倉沢 繭樹 @mayuqix

魔法体系が「禁呪」を中心につくられている、と考えると面白い。禁呪は、それを使うと術者が絶命するとか寿命が縮まるとか、または世界の「均衡」を乱すとか、そうした理屈で禁止になってるんだろう。「原理的には可能だがタブー」なんだね。 #twiteller

2011-06-05 14:45:06
倉沢 繭樹 @mayuqix

「不可能」もしくは「禁止」のカテゴリーが存在するので、それを前提としてそれ以外のことが一挙に可能になる、という様式は、よく散見される論理形式だと思う。法体系、特に刑法はそうだよね。禁呪があればこそ、通常魔法が成り立つわけだね。 #twiteller

2011-06-05 14:59:55
倉沢 繭樹 @mayuqix

ところで、禁呪は主に黒魔術なのでは、という疑問があるかもだけど、禁呪のレベルになると、黒/白魔術は関係ないと思う。黒魔術師ひとりの命と引き換えに白魔術師が全滅、なんてことになるおそれがあるからね。 #twiteller

2011-06-05 18:31:40
倉沢 繭樹 @mayuqix

攻撃系黒魔術の禁呪に対抗する防御系白魔術の禁呪があるってことになるだろうね。黒魔術師も白魔術師も、大魔法使いになると、「最終兵器」として禁呪の知恵を伝承されるんだろう。 #twiteller

2011-06-05 18:47:00
倉沢 繭樹 @mayuqix

自然界のエレメントの特性というのは、基本的に炎系の魔法と氷系の魔法は同時に使えない、ということ。ダーク・シュナイダーはカル=スが使える魔法を使えない、と言えばいいかな(『BASTARD!!』)。 #twiteller

2011-06-05 19:35:28
倉沢 繭樹 @mayuqix

魔法使いといえども、魔法で食物をパッと出したりできないのは、このエレメントの特性が関係してるんじゃないかな。また、神の力に由来する魔法の場合、神々同士の「相性」みたいなものがあるのかも。治癒の神と破壊の神の仲が悪い、とかね(笑) #twiteller

2011-06-05 19:44:02
倉沢 繭樹 @mayuqix

「剣と魔法の世界」物語は、ほぼ例外なく階級社会だよね。モデル(原典)がヨーロッパの神話、民間伝承、叙事詩などだからという認識だけど、合ってるかな?当然魔法使いにも階級がある。見習いは箒で空を飛ぶのもやっとだけど、大魔法使いは死者を蘇生させ、気象まで操ると。 #twiteller

2011-06-05 20:00:15
倉沢 繭樹 @mayuqix

まとめると、魔法であることが不可能に見えても、それはその術者の階級が低く未熟なためで、より高位の魔法使いなら可能、という説明ができる。 #twiteller

2011-06-05 20:06:31
倉沢 繭樹 @mayuqix

また、魔法の源である自然界のエレメント(地水風火)の特性上、原理的に不可能なことがある、という説明ができる。神の力に由来する魔法の場合、「相性」の悪い神々の力を同時に発動できない、とも言える。 #twiteller

2011-06-05 20:15:13
倉沢 繭樹 @mayuqix

そして、魔法界の掟として「禁呪」というものが定められていて、可能でもタブーになっていることがある、という説明ができる。「なぜ魔法で可能なことと不可能なことがあるのか?」という問いに対して僕が思いつくのは、これぐらいかな。 #twiteller

2011-06-05 20:23:18
倉沢 繭樹 @mayuqix

もし今、魔法で叶えられることがあるとしたら、東北関東大地震が起こらなかったことにしたい。でも、たぶんこれは「禁呪」だよね。 #twiteller

2011-06-05 20:30:58