田中信一郎先生講演会「政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない」参加報告20200117

くうのる @kuunoru

関西立憲経済女子同友会主催の田中信一郎先生 @TanakaShinsyu 講演会「政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない」に参加してます。副題「私たちが人口減少、経済成熟、気候変動に対応するために」新しい社会の羅針盤を聞きに来ました。#関西立憲田中信一郎先生講演会 kokucheese.com/event/index/58…

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 会場の電波の状況が悪く、いつものようにリアルタイムリポートができませんでした。これよりタイムラグリポートです。（手元でリアルタイムに起こしていたものそのまま。最初の方は手間取っていてメモ取れず。間違いもご容赦）。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 田中氏＞なぜ人口は減少しているのか。日本の歴史始まって以来はじめての減少局面。2080年ぐらいまで減り続ける。出生数が減ったのは婚姻率と出生率が減ったから。今の子どもがほしいと思う人がすべて持てたとしてら出生率は1.8になる。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 理想の子ども数を持たない理由の第一は子育てや教育にお金がかかりすぎるから。人々の結婚意欲は減っていないのに、婚姻数、出生率が減少しているのは、正規雇用より非正規雇用が増えたから。政府は政策的に非正規を増やしてきた。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 希望出生率1.8の条件。人口置換水準2.06の阻害要因は教育費。政府は2030年までに問題を解決すると言っているが、晩婚化や非婚化の対策にやっているのは婚活イベントのようなことばかり。フランス、スウェーデン、イギリスは子育てや教育への公的支出を増やして改善。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 人口の社会動態の推移を見ると、東京への流入とは地方からの流出。好況時は地方から人が都会に流出し、不況時に止まる構造。政府は成長戦略4大プロジェクトとして、オリパラ、大阪万博、カジノ、リニアを掲げる。都会しか考えていない。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 毎年60万人の移民流入をしないと人口は維持できない。日本の人口は100年先までV字回復しない。選択肢は二つ、既存の経済構造で永遠の人口減少を受け入れるのか、それとも将来的な人口の定常化をめざし経済構造を変革するのか。政府がめざすは建前上は後者、現実は前者。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu なぜ人口減少をもたらす経済になってしまったのか。高度成長が終わり、分配路線ではなく成長路線の経済政策を起用した。70年代から40年間ひたすら日本は景気対策をし続けてきた。そしてリーマンショック。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 平成経済と経済政策、小渕政権は過去最大の財政出動、小泉政権は急進的な規制緩和、いわばプレ・アベノミクス。民主党政権後にできた安倍政権が行ったアベノミクスは、過去に自民党政権が単発で行ってきた景気対策を一度に実施。GDP成長率3％の目標は一度も達成せず。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu デフレ脱却は「7年やっても道半ば」ならそれは方法が間違っている。政府の認識は「デフレではない状況」といいつつ、「デフレ脱却をせねば」と何を言っているのか。政府の矛盾を解く鍵は「実質賃金」。政府は実質賃金の上昇で企業収益を圧迫することを恐れている。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 現在、企業収益は過去最高。現状のデータを見ずに的外れな政策を続けている。日本は1975年からずっと景気対策を打っている。小泉政権はどんと増やした小渕政権から少し減らしただけで緊縮ではない。政府の支出はどんどん増えているのに実感なき景気回復。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 景気の問題として経済をとらえていると永遠に回復しない。苦しくなっていく。 経済の前提条件が変化している。問題1、人口増加の際の経済政策を続けている。問題2、国際ルールが変更している。米経済に影響されている、円安は絶対善ではなくなっている。環境制約の無視。#関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 問題3、エネルギー、情報、移動、基盤技術の変化。産業革命以後の化石文明が変わろうとしているのに政府はそれにしがみついている。自律的な経済成長は、高度成長以後は一度も達成していない。水平分散・ネットワーク型社会では創造力と協力を引き出すことが有効。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu なぜ誤った経済政策を続けてきたのか。日本政治は部分最適組織集合体モデルだから。行政は縦割り、自民党は中間団体の要望を行政と政策に反映。国会は与党に絶対的な権限。中間団体は自らの利益の最大化を追求。選挙は政党と中韓団体を前提としたシステム。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu つまり、人口増加と経済成長を前提とした政治システムが運営されている。しかし人口減少、低成長なら当然減っていく。政府はそれを受け入れられない。その支持者も。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 安倍政権とは何か。部分最適組織の総力による「最強かつ最終の砦」。「砦」のミッションは現実への抵抗。経済政策の「総力戦」（アベノミクス）を展開。自民党の二大源流の孫、総力戦を指導した経済産業省、重厚長大企業の経済団体。（経産省←通商産業省←軍需省） #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 自民党は「美しい日本」という大日本主義の理念。現実と理想の乖離を精神力で補う「精神総動員」、非難者を「反日」と攻撃。米トランプ政権も同じことをしている。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 与党ブロックは、国家重視の大日本主義。野党ブロックは個人重視の小日本主義。立憲主義、民主主義、憲法とSDGs。政府も口ではそう言っているが建前。経済や人口減少の問題を解決するのは自民党には絶対に無理。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 選択肢。1、国家重視の国家方針を強化して人口増加と経済成長を実現。2，現状維持、個人重視の国家方針の建前と、国家重視の国家方針本音を併存。3，個人重視の国家方針に変更して人口減少と経済成熟に適応。4、考えない、選挙戦術で個別政策の是非だけで突き進む。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 人口減少は現実のこと。誤った経済政策は、部分最適組織集合体モデルとして完成された日本社会。経済成長と人口増加の旗を降ろせない。苦い現実を受け入れられないので、金融緩和のモルヒネに頼っている。政権交代で個人重視の憲法にあわせた社会に変えねば。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu では政治を変えれば本当に社会は良くなるのか？　それを検証する。人はまちからどのようにいなくなるか。虫食いのように減っていく。すると空き家や空き建物の増加、商業施設やサービス産業の撤退、公共交通やインフラの衰退。老朽インフラの増加。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 1970年代に公共施設がもっとも増加。建物、橋、耐久年数を超えて使い続けている。一人あたりのインフラコストが低くて住民税が安い地域に住みたい。しかし現実の街は、インフラコストが高いまち。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu ドイツのアウグスブルクと尼崎市を比較する。アウグスブルクは計画的。尼崎は虫食い、これから道路維持費が高くなり税金も高くなる。日本の住宅街は、戸建て住宅と道路が非効率に密集。これからそこかしこで使えない場所が増える。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 交通事故死と溺死はどちらの死亡率が高い？　交通事故死は4.2、溺死は6.2。なのに行政は交通事故対策ばかりしている。季節変動する事故死。溺死は冬に多く夏に少ない。日本の主要な死因別月間死亡率。がんは同じ、心疾患がヒートショックで冬は増える。 #関西立憲田中信一郎先生講演会

くうのる @kuunoru

@TanakaShinsyu 部屋は24度、脱衣所が5度、お風呂が42度。意識を失い溺死する。あるいは脳梗塞か心筋梗塞。冬に亡くなる人の方が全国的に多い。どこの人が多いか、栃木、茨城、山名氏、愛媛。#関西立憲田中信一郎先生講演会 （なんと滋賀県が8位にランキング……！←わたくしの心の声）