2020年1月21日

【横山光輝「三国志」講座258「智者は智に溺れる」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第258話「智者は智に溺れる」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第14巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座258「智者は智に溺れる」01】 第258話です。前回、三夜に渡る太鼓作戦によって曹操を下がらせることに成功した蜀軍。その様子を見た玄徳に対し、曹操が不安にかられたのだろう、と孔明。二人とも騎乗しています。四輪車のイメージが強い孔明ですが、馬に乗ることもあります。

2020-01-21 12:44:35
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【横三講座258「智者は智に溺れる」02】 曹操は「孟徳新書」という兵法書を後世兵家のために書いたと言われるほど、自分の兵法に自信を持っているがゆえに、ちょっとしたことでも疑いの目で見る。智者はかえって智に溺れるとか言います、と孔明の解説。

2020-01-21 12:46:29
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【横三講座258「智者は智に溺れる」03】 孟徳新書については、かつて蜀の張松がこんなもの蜀では子どもでも暗唱できるわと馬鹿にした逸話がございましたが、その時曹操は焼き捨てるように命じて燃やされていました。もしかしたら改訂版を作っていたりして。

2020-01-21 12:49:57
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【横三講座258「智者は智に溺れる」04】 今回の件でも、曹操は我々に謀略があると見たか、と玄徳が言えば、その通りと孔明。そして、すぐに漢水を渡って陣をしくことを進めます。今度は蜀が背水の陣をしけというのです。

2020-01-21 12:51:16
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【横三講座258「智者は智に溺れる」05】 玄徳は背水の陣は先の徐晃の例もあるように危険な作戦だと言います。しかし、孔明は曹操の考えを深読み。曹操のことだから、危険な策を取るからには何か謀略があると考えますます不安にかられるに違いないと読みます。玄徳はなるほど、と作戦を決行させます。

2020-01-21 12:53:23
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【横三講座258「智者は智に溺れる」06】 この蜀軍の動きに対し、曹操は孔明の読みどおりに背水の陣には何かたくらんでいるに違いないと用心を重ねる思考に陥ります。それを知ってか知らずか蜀軍はさらに前身し魏軍に迫ります。これを迎え撃たんと魏軍も出撃。両軍相まみえます。

2020-01-21 12:55:16
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【横三講座258「智者は智に溺れる」07】 曹操と玄徳がお互いに前に出て、戦口上を述べ合います。恩義を忘れ朝廷に刃向かう逆賊め、今日こそ天誅を加える、と曹操が言えば、反逆者はお前だ、と玄徳が返します。言わせておけば!と曹操。徐晃にかかれと命じます。

2020-01-21 12:57:04
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【横三講座258「智者は智に溺れる」08】 徐晃の攻撃に対し、玄徳は劉封を向かわせます。徐晃は先の敗戦のリベンジをはたさんと大暴れ。劉封は自分が相手だと一騎打ちを仕掛けます。激しい打ち合いをしますが、優勢なのは徐晃のようです。たまらず逃げ出す劉封。勢いに乗る徐晃は追撃開始。

2020-01-21 12:59:31
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【横三講座258「智者は智に溺れる」09】 蜀軍が崩れかかっています。その様子を見た曹操は、追撃をやめさせるように命じます。思わず聞き返す部下ですが、やめさせろということで理解します。はっ?はっとテンポが良いやり取りのあと、引き揚げの合図の太鼓が打ち鳴らされます。

2020-01-21 13:01:38
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【横三講座258「智者は智に溺れる」10】 勝ち戦でしたが徐晃は引き揚げ合図に素直に従い引き揚げます。なぜ引き揚げたのかと部下たちが曹操に尋ねます。曹操はこれは罠だと言い切ります。漢水を背にしたことが疑わしく、さらに逃げっぷりが見事すぎると。部下たちはそのようなものか、と一応納得。

2020-01-21 13:04:20
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【横三講座258「智者は智に溺れる」11】 今日の戦はこれまで、と陣に引き返すように合図する曹操。その様子を見ていた孔明は、やはり曹操が考えすぎるようになっている、と読みが正しいことを確信します。ついで、引き揚げる魏軍に攻撃を仕掛けます。

2020-01-21 13:05:50
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【横三講座258「智者は智に溺れる」12】 蜀軍の攻撃に曹操は慌てて迎え撃つように言います。すると左手からは黄忠軍、右手からは趙雲軍がそれぞれ攻めてきます。曹操はそれぞれ応戦しようとしますが、三方からの攻撃に対し魏軍はずたずたに分断されます。こうなると魏軍は総崩れとなります。

2020-01-21 13:07:45
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【横三講座258「智者は智に溺れる」13】 孔明は夜になっても追撃の手をゆるめません。さすがにこのような状態では戦にならないと、一度南鄭に引き揚げ態勢を立て直すことにする曹操。急ぎ南鄭に引き揚げようとしますが、その南鄭城から火の手が上がっています。

2020-01-21 13:09:31
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【横三講座258「智者は智に溺れる」14】 曹操は物見を出して様子を確認させますが、南鄭が蜀の兵に占領されているという報告が。城には張飛と魏延の旗が立っているとのこと。なんたること、と曹操は悔しがりますが、奪われたものはしょうがありません。曹操は要害の陽平関に立てこもる、と言います。

2020-01-21 13:11:18
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【横三講座258「智者は智に溺れる」15】 さらなる退却を強いられる曹操。あわてて陽平関へと向かう魏軍を追う玄徳は、南鄭に到着します。曹操を陽平関で孤立させることに成功しましたが、これからの方策を孔明に尋ねる玄徳。

2020-01-21 13:13:01
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【横三講座258「智者は智に溺れる」16】 孔明はまず食糧攻めにすると言います。すでに張飛と魏延には補給路をすべてふさぐように命じられているようです。さらに、たきぎや柴を敵の手に入らぬように山に火をかけさせたと言います。

2020-01-21 13:14:20
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【横三講座258「智者は智に溺れる」17】 孔明の命令は迅速に実行され、張飛と魏延は道という道に木を伏せて馬車が通れぬようにします。また、黄忠と趙雲は食糧を炊き出す薪を魏軍に渡さぬために山に火を放ちます。作戦とは言え、かなりえげつないことをしますね。

2020-01-21 13:15:51
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【横三講座258「智者は智に溺れる」18】 陽平関に立てこもる曹操も、蜀軍の動きが刻々と報告されます。敵の狙いが食糧攻めであることを見抜きますが、あちこちに設置してある食糧貯蔵地が狙われていると聞くと、本格的に飢えると見ます。陽平関に備蓄されている食糧ではそう長く保たないのでしょう。

2020-01-21 13:17:58
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【横三講座258「智者は智に溺れる」19】 そこで、誰か食糧貯蔵地まで行って食糧をここまで運び込めるものはいないか、と勇者募集。拙者にお任せくだされと名乗り出たのは許褚です。歴戦の勇士である許褚なら安心と、曹操は食糧輸送を託します。許褚は一千の兵を従えて食糧貯蔵地へ向かいます。

2020-01-21 13:19:52
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【横三講座258「智者は智に溺れる」20】 無事に食糧貯蔵地についた許褚。貯蔵地の役人は許褚の到着を喜びます。警護の兵なしでどうやって食糧を運ぼうかと悩んでいたと言います。自分が来たからには蜀軍には手を出させぬと豪語する許褚。

2020-01-21 13:28:33
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【横三講座258「智者は智に溺れる」21】 少しのどをうるおしてくだされ、と役人は許褚を接待します。酒と肴が用意されており、ここまで連戦で酒を飲むのが久しぶりだったようで、これはありがたいと許褚は思わず痛飲してしまいます。大分飲んでしまったあとに、そろそろ出発するかと言い出す始末。

2020-01-21 13:32:07
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【横三講座258「智者は智に溺れる」22】 役人は飲んですぐに出るとは思わなかったようで、もう日暮れだから明日にしたらどうか、と言います。しかし、許褚は夜であろうが昼であろうが、早々に食糧を運び込むのだ、と出発を強行します。許褚には酔った勢いもありましたが、酔っぱらい運転は危険です。

2020-01-21 13:33:58
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【横三講座258「智者は智に溺れる」23】 食糧部隊が褒州(ほうしゅう)の道にさしかかった時、山上から岩が落とされます。異変に気づいた許褚は危ないと岩を避けますが、いくつかの食糧を載せた馬車が犠牲になります。蜀の攻撃部隊を率いるのは張飛です。

2020-01-21 13:36:08
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【横三講座258「智者は智に溺れる」24】 許褚は張飛と聞いて一騎打ちを挑みます。相手にとって不足はない、と張飛は許褚に向かいます。やる気十分の張飛に対し、酔いが回っている許褚の動きは精彩に欠けます。許褚の槍を弾き飛ばした張飛は、左肩に一発蛇矛を突き立てます。

2020-01-21 13:38:36
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【横三講座258「智者は智に溺れる」25】 負傷した許褚は落馬。それを見た魏兵は許褚を守ろうと集団で張飛を取り囲みます。その相手をしているうちに、許褚は部下に助け出されます。無念と言いつつ、馬に乗りその場を脱出する許褚。逃がすな、と蜀兵が追おうとしますが、張飛は無理に追わせません。

2020-01-21 13:40:25
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