沢田昭二名古屋大名誉教授・原水爆禁止日本協議会代表理事のインタビュー IWJ原氏 @MrSARU によるまとめ http://www.ustream.tv/recorded/15241220

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原佑介 @MrSARU

中学二年の頃、機関銃の弾を作る作業にあたっていた沢田昭二名古屋大学名誉教授。爆心地からは1.4キロの距離。寝ていたところ、原爆で倒壊した家の下敷きになって目が覚めたという。足元から聞こえる母の声「私を置いて逃げなさい」。天皇のための命と教わったが、「生き残ることは大事だ」と。

2011-06-08 18:33:27
原佑介 @MrSARU

周りは火の海。母に逃げろと言われるが、下敷きとなった母には火が見えていない。母に謝り、逃げたという過酷な体験を。三日後、熱も冷めやらぬ街に戻り、母の骨を発見した。チャンネル2→ ( #iwakamiyasumi2 live at http://ustre.am/pPQY)

2011-06-08 18:36:37
原佑介 @MrSARU

原爆投下後、1.5キロ内にいた沢田さんは、かなり被爆したと自分の研究でも解っている。しかし、80歳前後の今も元気な様子。ヒバクには、かなり個人差がある。弟は倒れた校舎の2階に。大怪我を ( #iwakamiyasumi2 live at http://ustre.am/pPQY)

2011-06-08 18:39:18
原佑介 @MrSARU

沢田さんの弟は62歳で癌により、死亡。放射線の影響だと思うという。沢田さんの周囲の人は、髪の毛が抜ける等の影響も多々。しかし、沢田さんはフサフサ。岩上「私のほうが、よっぽどツルツル」 。( #iwakamiyasumi2 live at http://ustre.am/pPQY)

2011-06-08 18:41:19
原佑介 @MrSARU

沢田さんは、そういった体験からたいうよりも、元々、化学が好きだったという。曰く、「素粒子物理学の世界は民主的。ノーベル物理学賞の湯川さん含め、第一人者との議論の場も多くあった」。1954年ビキニ島で水爆実験があった。続く。チャンネル2→ http://ustre.am/pPQY

2011-06-08 18:45:32
原佑介 @MrSARU

広島原爆の千倍の破壊力の水爆に、学生時代の沢田さんは衝撃を受けた。自分の専門の物理学が使われ、水爆が世界中で使われ始めたら、世界が亡くなる。その危険性を伝える使命感があり、原水爆禁止の展示会なども。国民的に大きな運動があり、学生も行政も一緒にやるという空気があった。そんな時代が…

2011-06-08 18:49:49
原佑介 @MrSARU

原水爆禁止運動は、日本国民が民主主義を考える大きなキッカケに。それを疎んだアメリカCIAなど、阻止工作。常に日本の化学は、国民と共にあった。当時、魚でタンパク質を補う日本。ラッセルはBBCでも深刻さを訴え、アインシュタインを説き伏せ、人類滅亡の危機を防ぐため「核を無くす議論」を。

2011-06-08 18:54:54
原佑介 @MrSARU

DNAが二重構造とわかったのは1960年。岩上「放射線の影響、人体へ及ぼすメカニズムは解っていなかったが、DNAの螺旋がわかった」。それまでは火傷などの外傷しか放射線の影響はわかっていなかった。岩上「日本人の多くが知らなかったICRP。この基準共有が前提」。話は1940年代末期に

2011-06-08 18:59:51
原佑介 @MrSARU

米国内のNCRPとICRP、責任者がスライド。内部被曝の研究は隠されてきた。ソ連が原爆を作るということで、どれだけ自国へ影響を与えるか考えるようになる。過る、キノコ雲。マンハッタン計画で放射線の影響を調べていた人物は、非難をおそれ、日本に原爆の影響はないと、軍事的プロパガンダを。

2011-06-08 19:04:58
原佑介 @MrSARU

広島、長崎の被害者を調査、研究を。遠距離の被爆者は影響ないとし、1975年、放影研、初期被害だけを被害とし、後は無視出来るとした。今も、これを引きずっている。なんてバカバカしいことだ。 ( #iwakamiyasumi2 live at http://ustre.am/pPQY)

2011-06-08 19:07:31
原佑介 @MrSARU

黒い雨、それほど深刻な影響があったとは考えられていない。被爆者が受けた影響からすると、二桁三桁も少ない。放射性の雨よりも、放射性微粒子のほうで被曝の影響が強い。厚労大臣が被爆者認定しなければ保障はない。最近この基準も厳しくなり、裁判では遠距離影響の過小評価が問題になっている。

2011-06-08 19:10:52
原佑介 @MrSARU

ワタナベチエコさん(?)は3キロ弱で脱毛等の症状も。放射性降下物の影響はこの長崎の南側でもあった。しかし、雨は降っていない。大気中の微粒子の影響が出ているということ。原爆爆発し、火の玉という小さな太陽が出来る。水滴が出来、落ちてくる。俺「ごめん、チンプンカンプン。」

2011-06-08 19:14:39
原佑介 @MrSARU

アメリカの思惑を帯びた調査は、濃厚に残っていたはずの放射性降下物が雨で流された後の地盤を元にした。そして、「少なく、無視出来るもの」と。それを明らかにする必要があると思った沢田さん。米の学者、キノコ雲の下で起きたことは、自分達のイマジネーションが欠落していた、と語ったという。

2011-06-08 19:22:17
原佑介 @MrSARU

ブレーメン大学のインゲさんという放射性物質の研究者、1980年代初期、遠距離被爆者と初期被爆者と比べるのは間違いであり、全く無害の人と比べるべきだとし、遠距離被爆者の被害がわかった。しかし、化学雑誌には採用されない。この論文は、審査なしのレターという形で始めて掲載された。

2011-06-08 19:26:49
原佑介 @MrSARU

核兵器を持つ国は、研究者に払う金の有無を「放射性物質を危険視するかどうか」で決まる。日本だけでみられる異常ではない。by沢田名大名誉教授。2003年から原爆被害者の集団訴訟が始まった。1950年代の脱毛発生率を元にし、同心円の影響を研究。深刻な結果が明らかになった。

2011-06-08 19:31:36
原佑介 @MrSARU

爆心地からほぼ二キロで脱毛率はゼロになった。二キロ外でもあったが、関係ない脱毛とした。精神的なショックでは?という話に。(←誰か、この言い出しっぺブン殴ってくれませんか?)。マウス実験で脱毛を調べたところ、発症率とシーベルトの関係が浮き上がった=内部被曝の重要性。

2011-06-08 19:36:45
原佑介 @MrSARU

日本学術会議は「学者の国会」。しかし、厚労省から出る研究費は、研究によって大小異なる。放射線内部被曝の研究は、やられたくないだろう。そこには明確な意思があり、一種のプロパガンダでしかない。

2011-06-08 20:06:29
原佑介 @MrSARU

原子力基本法の中には原子力の平和三原則も。安全だとわかってから始めろとなったのだが、アメリカが原子力潜水艦をどんどん日本に輸出。ずっと潜ったまま運転出来る代物。サイズを落とすため、濃縮ウランを使う必要があり、原子炉で作ることが必須となった。

2011-06-08 20:09:22
原佑介 @MrSARU

結局はアメリカの国益、一部企業の儲けの為に日本が抱え込まれ、日本に適合的ではないものを押し付けられた。福島第一の1.2号機などは、素人目に見ても地震に弱い。配管損傷など、津波のせいではない。日本に合わないものを、アメリカの圧力で輸入してきた結果の、この日本。出世する人、盡く米の影

2011-06-08 20:14:29