取り調べと可視化にまつわる元検察官の対話

取り調べとは何か、可視化をめぐる議論への疑問、なぜ冤罪は生まれるのか、検察は自力でそれを検証できるのか。そんなことを元検察官のお二人のツイートと、それに対する質問を中心にまとめてみました。
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@TriggerJones42
昨日、気の利いた事が言えなかったので・・・。布川事件の再審無罪判決、自白の任意性に「疑いあり」は甘いだろう。偽計、利益誘導、切り違え尋問。これだけ揃っていれば任意性は「ない」でしょう。欠けていたのは暴言だけだ(爆)。
@TriggerJones42
知人の弁護士から聞いているが、最近の検事は、世間から取調を批判されているからなのか、自分では自白を迫ることはしないが、その代わり、警察に自白を獲得させるべく圧力をかけているようだ。警察に「汚れ役」を押しつけるなんて、どういう根性してるんだ。
@TriggerJones42
要するに、昭和42年の布川事件で起きた「検事の手を汚すことなく警察に自白をとらせる」手法が、平成の今も続いているということだ。それがなぜかをあぶり出さなければならない。
感熱紙(サイコキャプチャー) @thermalpaper00
@TriggerJones42 早々に自白した被疑者は警察に調べをさせずやたら検調やりたがるわりに、否認被疑者は検調一回で不起訴にしたりする例は多いですね、最近。
@TriggerJones42
一部誤解を招く記載をしたので訂正。布川事件で拘置所から代用監獄への逆移監がなされたこと、これは検事が裁判官の「同意」を得れば出来る(参考http://p.tl/jXvT。令状請求とは性質が違う。つまり、警察に自白を獲得させるため、検事が逆移監を指揮したわけだ。
@TriggerJones42
移監請求大成功。 http://r10.to/hBKBIG #r_blog 被疑者の移監につき、参考になる記述だと思います。
TAKA @ane109
Pは事件を多く抱えているので、否認している被疑者をKにある程度任せるのは合理的なんですよね。 RT @thermalpaper00 @TriggerJones42 早々に自白した被疑者は警察に調べをさせず検調やりたがるわりに否認被疑者は検調一回で不起訴にしたりする例は多いですね
感熱紙(サイコキャプチャー) @thermalpaper00
@ane109 「ある程度は」その通りだと思いますが、「自白させれないなら起訴できない」とかほざく若手検事を見ると、何のための捜査権なのか疑問視せざるを得ません。
TAKA @ane109
否認に、耐えられるだけの証拠が無いんだと思います… まぁ、異様に堅い(弱気)検事もいますが… RT @thermalpaper00: @ane109 「自白させれないなら起訴できない」とかほざく若手検事を見ると、何のための捜査権なのか疑問視せざるを得ません。
@TriggerJones42
@thermalpaper00 なんなんでしょうね、その原因は。処罰すべき事件は適正に処罰するよう行動するのが検察官の職務なのですから。最前線の現場に無理難題を押しつけるというのは、まさに官僚そのものと言うしかないでしょう。今の検事は警察署に行かないんですかね。
@TriggerJones42
@thermalpaper00 @ane109 絶対的な持ち時間の差がある以上、検事の被疑者取調時間は短くなります。が、だからと言って、処罰すべき事件であれば(←ここ、難しい問題ですが一応強調しておきます)、第一次的捜査機関と「一緒に汗をかく」姿勢がなければ人でなしでしょう。
@TriggerJones42
@ane109 @thermalpaper00 刑事司法の問題の核心部分に近づいてますね。否認のままでは起訴できない(有罪にならない)事件なら、自白があっても、公判でのリスクは同じか、むしろ無理な自白がある分、遙かに大きくなります。布川事件も、自白があったからこその冤罪でしょう。
感熱紙(サイコキャプチャー) @thermalpaper00
@TriggerJones42 「裁判で負けない事」が目的化してるんでしょうかねえ。あ、警察署に打ち合わせに来る検事さんなんて見たことないです。特捜事件でも、管理官、班長を検察庁に呼び出すのが普通でしょう。
モトケン @motoken_tw
けっこう行ってましたけど。RT @thermalpaper00: @TriggerJones42 「裁判で負けない事」が目的化してるんでしょうかねえ。あ、警察署に打ち合わせに来る検事さんなんて見たことないです。特捜事件でも、管理官、班長を検察庁に呼び出すのが普通でしょう。
@TriggerJones42
@thermalpaper00 えっ、検事は警察署に行きませんか・・・。私のころは、上司から「帳場を見ないと分からないぞ」と言われ、行って、見て、聞いて、大いに納得したものです。もちろん、来ていただくことが多かったのは事実ですが(汗)。検察は双方向でおかしくなってますね(嘆息)
感熱紙(サイコキャプチャー) @thermalpaper00
@TriggerJones42 いや、その通りだと思いますよ。捜査は常にそのジレンマの上にあります。だからこそ、自身の信念と法令に基づく職務執行が必要になるのだと思います。
感熱紙(サイコキャプチャー) @thermalpaper00
@motoken_tw @TriggerJones42 うーん、うちの周りだけなんですかねえ。ただ見てないだけかもしれませんが。
@TriggerJones42
冤罪に対する義憤を語りながら、その舌の根も乾かぬうちに、処罰すべき事件は適正に処罰すべきだと言うと、それこそ二枚舌だと思われちゃうのかな。「あるべき理想の検事」は、永遠にこの案配に悩み続けるはずなんだが・・・
TAKA @ane109
理想でいえば、自白から秘密の暴露があれば良いのですが… ただ、都合よい供述を録取しても危ないですからね… ただ「割れ」「落とせ」って姿勢では冤罪の要因になりますよね… @TriggerJones42@thermalpaper00 刑事司法の問題の核心部分に近づいてますね(以下略)
モトケン @motoken_tw
特捜部に対する批判は要するに供述依存捜査に対する批判と言える。供述依存から脱却するためには客観証拠の収集が重要になる供述依存と客観証拠の収集のいずれも批判するとなると、それは非常に無責任な態度になる。誰もが被害者になる可能性を無視して犯罪が検挙されなくてもいいというのなら別だが。
モトケン @motoken_tw
殺人を含む冤罪事件のほとんどは自白強要事件です。RT @koshin_an: @motoken_tw むしろ被害者のない、あるいは見えにくい犯罪に対する捜査に対する批判が多いのではないですか。贈収賄、公職選挙法、政治資金など。これらをどのように捜査するか。
モトケン @motoken_tw
反対派が問題にしているのは、まさに客観証拠の収集手続に関する部分です。RT @aucuncou: 客観証拠収集にはあまり文句をつける気は無いが、収拾した証拠を警察・検察が管理し、都合の悪い証拠を隠匿されるのだけは勘弁。収拾した証拠を保管するシステムも考えて貰いたい。
@TriggerJones42
公判段階から弁護人として活動を始めると、自白調書があるとどこかに油断が生まれてしまう。最初の接見で「この取調に無理はありませんでしたか」と必ず尋ねているが、徹底的に押さえ込まれている被告人は「ありませんでした」と不本意な嘘を言ってしまうかも知れない。細心の注意が必要である。
@TriggerJones42
は今でも検事期待いる冤罪防ぐ、やはり捜査段階から弁護ついいること有効。その意味で、当番弁護被疑国選という流れ弁護士大変努力結晶あり大切にしならない制度ある
@TriggerJones42
@hiraba0709 そういう手法も有効でしょうね。私は証拠を見てから接見してます。前職の経験があるので「裏にある証拠」の見当をつけた上で接見してます。最近の検察官は開示・請求証拠を絞り過ぎですね。何に怯えているんでしょうかね。
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コメント

Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2011年6月9日
ただ、どんな問題でも人の問題ではあるが、それに帰着しちゃうと改善が進みにくい気はする。可視化がよいかは別でも、そうなることがある種のプレッシャーになれば、ってのが第三者素人の素朴な期待ではるんだよな。
Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2011年6月9日
あとは、警察が信頼を失ったことが多くて、結果としてリソース(人、金、手段)を増やして物的証拠の十分さの増大を行うこと=公正さの増加ができにくくなってる気がする
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