東北みらいプロジェクトレクチャーシリーズ「健康科学の最前線ー最新のデータと技術ー」まとめ

東北大学と河北新報の共催による市民公開講演会の内容をつぶやきました
健康 イベント テクノロジー 学問
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Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
本日、午後1時半より川内の文系総合講義棟2階、経済学部第一講義室にて「健康科学の最前線ー最新のデータと技術ー」という市民講演会が開催されます。 「魔法の鏡」で体調チェックのデモもあります。 是非、お越し下さい! pic.twitter.com/T0seQtktsO
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Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
最初のトークは #東北大学 医学系研究科の辻一郎教授。医師法の第一条に「公衆衛生」が取り上げられているというイントロから、日本食(大豆製品、魚、海藻、野菜、果物、緑茶が多い)は健康に良いか?をテーマ。日本食の度合いが高い者では総死亡リスクが低い(N=14,764人)。とくに循環器疾患。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
日本食パターンは認知症発症リスクも下げる。認知症=生活習慣病とも捉えられる。身体不活動、高血圧、糖尿病などが認知症発症リスク。これらを予防すること、食習慣として地中海食、日本食、飲み物として緑茶、赤ワイン、運動習慣、社会参加・趣味・頭を使う活動など。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
緑茶は一日5杯以上。赤ワインは1杯程度(飲みすぎるとアル中ハイマーになる、という笑いのポイント♬)。歩行距離と認知症の発症リスクについて米国の論文データ(158例)紹介。一日3km(1時間くらい)歩く方に比して、その4分の1しか歩いていない方はリスクが2倍に。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
有酸素運動(40分間歩行を週3回)は記憶に関係する海馬の容積を大きくする。ストレッチ体操週3回では効果なし。記憶テストの改善率と海馬容積の増加率は正の相関。有酸素運動を1年間行った高齢者では海馬の容積が2%増加(1〜2年の若返りに相当)。「運動すれば脳も筋肉も大きくなる」。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
運動以外では? スウェーデンの75歳以上の住民1810人を対象とした研究では、身体活動の他、知的活動、社会活動、創造的活動を毎日していれば認知症発症リスクが半分に下がる。レクリエーションでは効果が無い。好きではないことを頑張らなくても良い。好きな活動を楽しんで。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
禁煙の効果として24時間後で心臓発作の可能性軽減、2週間で循環機能改善、1年で肺機能の改善、数年で虚血性心疾患、脳血管疾患の軽減(がんに対しては10年くらいかかる)。では認知症に対しては?
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
3年以上の禁煙は認知症発生リスクを十分減少することが期待できる(辻先生のところの最新データ!)。何歳になっても禁煙するに遅いということはない。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
大崎コホートより「生きがいのある人は長生きする」。生きがいの「無い」人では、脳血管疾患、肺炎死亡リスクが上昇。がんには影響なし。生きがいのある高齢者では要介護の発生率も低い(ポジティブ・サイコロジー)。地域活動、趣味活動、ボランティア活動などを行うことが大事。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
結論:高齢者の生きがい・社会参加の促進を基軸とする政策は「一石四鳥」になる!
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
休憩を挟んで2題目はサイバーサイエンスセンターの吉澤誠教授より「映像で健康をはかるー<魔法の鏡>で体調チェック」。ICT(情報通信技術)がご専門。yoshizawa.ecei.tohoku.ac.jp
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
被災地、離島等との間での遠隔医療のための医療情報通信の話から。2009年のプレスリリースはこちら。今のSkypeなどの前の一方向の時代……。当時回線が細すぎて両方向ではできなかった。tohoku.ac.jp/japanese/newim…
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
東北大学加齢医学研究所の山家教授らとの共同研究。東日本大震災後、2011年6月にに避難所でも実証。今後の解決すべき課題として、患者や家族が安心して使用できる環境づくりや法制度(診療報酬)、他の分野との連携等の問題も。
エリー(しまだ りゅういち) @lalasakura2008
お坊さんとか絵描きとか仕事ある人長生きだものなあ・・・生きがいが都会では見つけにくいね・・・だいたいが人間関係がないからね twitter.com/sendaitribune/…
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
アップルウォッチの前に「心電図+光電脈波」が日本で開発されていた。(吉澤先生は「早すぎた」仰るが、需要を生み出せなかったり、デザインが悪かったりと、ニーズを生み出すための努力が伴わなかったからでしょうね。いかにも「日本のモノづくりあるある」なエピソード)
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
胸に貼るタイプのウエアラブル心電図。危険な状態を伝えるデバイスとして、老人ホーム等のモニタリングとして理由されている。自律神経機能評価のためのモニタリングデバイス開発。光電容積脈波により光の吸収を利用して血液量を連続的に測定。心拍間隔、脈波振幅などを測定し、自律神経機能を推定。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
「さりげないセンシング」で実現する日常人間ドックを目指す。血液中のヘモグロビンの吸光特性を利用し、ビデオカメラで脈波等を測定、周波数解析することにより自律神経年齢がわかる「魔法の鏡」を開発(本日はそのデモ体験ができます♬)。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
吉田先生の「魔法の鏡」について過去のプレスリリースはこちら。tohoku.ac.jp/japanese/2016/…
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
3番目の講演は東北大学病院診療技術部栄養管理室の布田美貴子さん。東北大学病院の栄養管理室のご紹介から。管理栄養士12名他、栄養士、調理師、調理補助、事務等119名のチーム。一人ひとりの状態に合わせたパーソナルな入院患者食の管理。hosp.tohoku.ac.jp/departments/33…
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
週イチで献立検討会、個人栄養指導、集団栄養指導なども行っているとのこと。さて、健康でいるためには何を食べたらいいのか? 日本人の「食事摂取基準」は5年ごとに改定されている。50才、男性、デスクワークの方なら、一日あたり2600 kcal、タンパク質91-130 gなど。mhlw.go.jp/stf/newpage_08…
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
それでは何を食べたらわからないので、「基本の食事の型紙」を使って説明。主食=炭水化物、主菜=タンパク質、脂質(肉・魚・卵・大豆製品)、汁物 =ビタミン・ミネラル・食物繊維(野菜類、芋類、水分)、副菜=同左(野菜類、きのこ類、海藻類)、その他=(牛乳・チーズ・果物)
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
でも、毎食そんなに品数をそろえられない…という方のためには、素うどん(主食)に卵(主菜)、ほうれん草(副菜)を加えることを推奨。2020年度版では高齢者の低栄養予防やフレイル予防も視野に入れて策定。
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
日本医師会のサイトより「フレイル予防」について。身体的フレイル(ロコモ、サルコペニア)X心理的フレイル(X社会的フレイルがフィードバック。  tokyo.med.or.jp/citizen/frailty
Noriko Osumi(大隅典子) @sendaitribune
フレイルチェック。布田さんは「イレブンチェック」を推奨。tyojyu.or.jp/net/byouki/fra…
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