- arishima_takeo
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粗雑な自己責任論批判にブーブーいうことでお馴染みの私であるが、要するに「構造主義以後の無責任と体系」って論文を書くべきなのかもしれん。
2020-02-03 07:58:41「集団無責任体制のもとでは、主体性はむしろ忌避されるべきものだからです」(佐藤郁哉『大学改革の迷走』)。いや、そうじゃないでしょ。
2020-02-03 08:05:56自己責任論批判する人はなにをどうやったら(なにがどういう状態になったら)自己責任が解除されているとみなされるのかちゃんと明示して欲しいよ。
2020-02-03 08:07:57ちなみに、私が知ってる自己責任論の脱却方法は、「あなたの隣りにいる他人にほんの少しだけ優しくなったほうがいいですよ」に尽きる。
2020-02-03 08:15:00なんなんだ、このフォント遊びは…。佐藤郁哉『大学改革の迷走』。 pic.twitter.com/WKw1BPpWjb
2020-02-03 08:34:52佐藤さんの本、PCDAみたいなそれっぽい舶来語を礼賛してるからダメになったって言いつつ、終章では、さて最近はEBPMというものが評価されてますが…みたいな話し始めたが、大丈夫なんだろうか。単にミスリードでちゃんと回収してくれる、よね?
2020-02-03 08:48:51「そこで盛んに強調されている「エビデンス」なるものが、実際には紋切り型の通念と大差ない場合が多い」。あぶねー、いや、そうっスよね、当然。
2020-02-03 08:51:47佐藤郁哉『大学改革の迷走』読了。カタカナ語やアルファベット語によってぶっ壊された大学の現状を語る。言ってることは正しいと思うが、第一に大学関係者みんなそれ知ってることじゃね?って点で謎で、第二に非関係者はこんな分厚い本読まないんじゃね?って点で謎な、謎深き本だった。
2020-02-03 09:56:15一つには、エビデンスベースだから注が細かいというのがあろうが、本文だけで400頁越えてる。もう一つは、分かりやすくするためのたとえ話で頁食ってるんだろうが…成功しているかどうか保留。皮肉じゃなくてこの手の本の初心者にとっては本当に読みやすくなっているのかもしれない。私にはわからない
2020-02-03 10:01:02自己責任論批判のところは、まあ私とは見方が違うが、結論としての「悪者探しで終わっちゃいけないよ」というのは同意で、そういう意味では私もブーブー言い過ぎだなと反省した。すみませんでした。
2020-02-03 10:03:50「私立大学の修士課程を修了した学生が自校ではなく国立大学の博士課程に進学するケースも増えてきました。(これは、私立大学側にとっては「民業圧迫」と言える事態だと言えます。)」(佐藤郁哉『大学改革の迷走』)。なんで?
2020-02-03 10:12:02佐藤さんは「学歴ロンダリング」にネガティブな印象をもっているかのような記述をしているが、ロンダってなにが問題なんだか私にはさっぱり分からないよ、昔から。どこにいようが面白い奴は面白いしつまらん奴はつまらんだろ、で終了なのでは?
2020-02-03 10:14:30これは副次的な感想だが、研究者が自分の専門をもつ効用というのは、専門について詳しいということより、実は、他の領域についての軽々な断定を慎む沈黙の力を養うことにあるんだよな、と改めて思った。ディフェンス能力を磨くためにこそ専門はもった方がいい。
2020-02-03 10:18:23専門をもっていると「よく知りません」と言うことを恥じずに済む。そして、この世界にはよく知らないことがたくさんあるのだ。
2020-02-03 10:20:31あと、これも個人的な感想だが、「独立研究者」じゃなくて「在野研究者」を選んだのは正解だったなと思った。なまじ外国でindependent scholarが流通しているから、PDCAとかグローバルなんちゃらとかのネオリベ大学論にヌルっと包摂されてしまう危険性がある。「在野」のゴツゴツ感はこれに抵抗する。
2020-02-03 10:26:30「在野研究」がなぜ一部の人をいらだたせるかといえば、それは英語に翻訳できないからだろう。英語に翻訳できなければ正統な概念じゃない気がする。しかし、私が言いたいのは正に、そんなに人に認められなきゃなんもできないんすかね?ってことなのでね。
2020-02-03 10:31:18