謎の肺炎再び (13) 中国の感染者20,482名、死者425名に/日本帰りの香港人男性の搭乗機は？/香港と中国本土の越境地点２か所を除き封鎖/差別と声援/日本の感染数世界ワースト２に/香港で初の死者/マカオでカジノバス運転手感染 全カジノ15日間営業停止

「謎の肺炎再び（12）」から続いています。

【中国】一晩で感染者２万名、死者400名突破。旧正月連休からの帰省で爆発的に増える恐れ。

【香港】医療従事者のスト２日目に突入。公共病院で大量欠勤が予想されるため、急を要する患者以外は開業医に行くよう通達。

【マカオ】４日再びマカオ人感染者が確定し計9件に。29歳女性で、1月24日に8番目の患者の家を訪ね約4時間滞在した。翌日咳や発熱などの症状が現れたが間もなく収まった。最近はマカオから出ていない。

【香港】消息筋によると、渡航歴のない香港60歳男性の感染が非公式で確認された。詳細はわかり次第追記する。

17　香港在住　60歳男性　*2020-2-4追記

觀塘の康田苑裕康閣に居住。退職し仕事はしていない。過去２週間香港外への渡航歴はない。

1月22日発熱が起き、德福花園の卓健醫療中心など４か所で診察を受けた。30日、將軍澳醫院の救急外来から入院。

衛生当局は家族の渡航記録や密接な接触のあった者を追跡調査している。

【香港】キャリー・ラム（林鄭月娥）行政長官は４日朝、行政会議出席前の記者会見で、一両日中にも新しい措置を発表すると語った。

林長官は前日、香港と中国本土をつなぐ越境地点のうち、羅湖やマカオフェリーなど新たに４か所を４日深夜０時から遮断する方針を発表したが、港珠澳大橋と深圳灣大橋を残したことから、全面封鎖を求め同日ストに突入していた医療労組が反発を強めていた。

【ハルビン】黒龍江省ハルビンで1月30日、新型コロナウィルスに感染した母親から帝王切開で生まれた子供がその後の二回にわたる検査で感染していないことが確認された。

生まれた女の子は体重6.6ポンド（約3000グラム）、母親は2日の体温は36.2度で母子ともに容態は安定しているという。

【香港】病院管理局（醫院管理局）によると、ストライキ２日目となる４日、医師300人、看護師2000人など、約4300人の医療従事者が欠勤した。

【動画】武漢肺炎或現人傳人　澳門強制賭場關半個月
（東方日報　2020-2-4）
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20200204/bkn-20200204130545410-0204_00822_001.html

【香港】関係者によると4日、新たに２名が新型コロナウィルスに感染。
*2月5日追記　19番目とされた66歳男性は翌日確定されなかったため除外する。

18　香港在住　25歳男性

沙田の新田圍邨に居住。発病時には土瓜灣の馬頭圍道183号に滞在していた。この場所は16の64歳女性が住む常盛街半山壹號からわずか200メートルほどの位置にあるという。過去２週間香港外への渡航歴はない。

バプティスト病院（浸會醫院）でA型インフルエンザと診断されタミフルの処方を受けたが熱が下がらなかった。3日プリンスオブウェールズ病院の救急外来で肺炎の兆候が認められたため隔離病棟へ。4日、初期検査で新型肺炎が確定しプリンセスマーガレット病院に転院。

★取消★　19　香港在住　66歳男性

長期寝た切りの患者で深水埗の養老施設在住。カリタス病院（明愛醫院）で初期検査の結果「弱陽性」反応が出た。

「謎の肺炎再び（14）」に続く