謎の肺炎再び (16) 中国の感染者31,161名、死者636名に/日本は中国に次ぐ感染国に/香港「ワールドドリーム」vs 横浜「ダイヤモンドプリンセス」/新型肺炎告発の医師死去/シンガポールでイギリス人感染

「謎の肺炎再び（15）」から続いています。

【ブライトン】英国で３番目となる新型肺炎患者は、シンガポールで感染していた。今後検査の対象も、中国以外のアジア各国への渡航者に拡大する見通し。

日本は引き続き中国本土に次ぎ世界ワースト２

*差替え２版
Coronavirus: Third UK patient 'caught coronavirus in Singapore'
(BBC　2020-2-6)
https://www.bbc.com/news/uk-51398039

Coronavirus: Third UK patient caught coronavirus 'outside China'
（BBC　2020-2-6）
https://www.bbc.com/news/uk-51398039

【香港】検疫中の「ワールドドリーム（世界夢號）」。日本の「ダイヤモンド・プリンセス」とは対照的に、発熱などで検査を受けた乗務員33名はいずれも陰性だった。

乗客も食事などに不自由することはなく、船内であれば自室から出て映画鑑賞などもできるようだ。

【香港】その昔、江沢民主席「ブチキレ」インタビューで一躍有名になった名物記者シャロン・チョン（張寶華）さんも、作家の陶傑氏らと集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた。

香港では80歳男性感染判明と同時に、船名や航路などの詳細情報も大きく報道されたが、船からの連絡はなく自主的に隔離生活を送っていたという。今日７日で14日間の潜伏期間明けとなる。

【中国】2月17日発行の『TIMES』最新号表紙はマスク姿の習近平となる予定。

【横浜】検疫が続くダイヤモンド・プリンセス号。

【香港】こちらは香港で検疫が続くワールド・ドリーム号。マスクなしで麻雀に興じる一群も現れ、衛生上の問題が指摘されたが、乗客によると、消毒など船内の衛生管理は行き届いているという。

「謎の肺炎再び（17）」に続く