- mittomonayer
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ゴブリンスレイヤーの「ゴブリンを一切の容赦もできない」という設定とその邪悪なキャラクター作りは、物語の根幹を成してるし、もしあそこで「良いゴブリンもいるから分かり合える」みたいなテーマを持ち出したら、物語が腐る。むしろゴブリンの邪悪さをどこまで追求できるかが物語を支えてる。
2020-02-07 21:53:33問題の枠組としてはややズレるんだけど、ゲーム中で“殺す”ことが関わる表現は“不快になる描写”に繋がるので注意・警戒が必要という技術でもある……って思ったら、すでに小太刀さんが『なぜなに未来侵略』でバッチリ言及してた #TRPG shinkigensha.co.jp/book/978-4-775… twitter.com/D16/status/122… pic.twitter.com/7WrqK9AxrE
2020-02-09 11:26:45ぼーっと考えてたけど、ゲームでカタルシスを得たくてバイオレンス楽しんでるところに、「これは~~だから殺して良いんだ」って、“虐殺の文法”が乗っかるのがいやなんだな、自分。 twitter.com/D16/status/122…
2020-02-08 03:36:32『なぜなに未来侵略、テーブルトークRPG編』は近現代のTRPG(タイトル問わず)を遊ぶ上でのノウハウがぎっしり(しかも実体験他に基づくものが)詰まっているので、基本ルールブックの次に買え、とお勧めできる良い本です。ホント、どのTRPG遊ぶのにも役立つ
2020-02-09 11:33:10あと日本で言うところの 「かわいそうなゴブリン問題/ゴブリンのジレンマ」 は、英語圏だと 「Baby Orc (Orc Baby) Dilemma」 なのね。
2018-11-03 02:03:47ゴブスレのゴブリンは駆除対象として綿密に設計されていて敬意を感じますし、一方でブルフォレのゴブリナは保護対象としてデザインされたもので。
2020-02-07 23:02:00「ゲームの中でゴブリンを殺して良いのか問題」は、20世紀から何度となく話題になっては消えていくエターナルプロブレムの一つなので、またか、みたいな顔になってしまうのですが、それだけ大事で普遍的で絶対的な正解のない問題なんですよね。
2020-02-09 20:58:11この問題には ・異世界シミュレーションとしてのリアリティ ・エンターテイメントの鑑賞者の爽快感/納得感 ・ゲームプレイヤーの当事者感覚 という複数のレベルが含まれていて、まずそのどのレベルで解決すべき問題なのかを考えるべきでしょう。TRPGのセッション的には下から順に優先度が高いです。
2020-02-09 21:03:12ここ数年のアメリカのトレンドは、プレイヤーの感覚や好みを大事にして、センシティブなトピックについては事前にコンセンサスを得ましょう、という方向だと思います。そうしたプレイガイドも出てきているし、やはり良いセッションのためには大事なんですよね。
2020-02-09 21:05:50トレーラーとかシナリオハンドアウトがコンセンサスを作るためのルールね。それはそれとして、グロ表現とか、エロっぽい表現とかセンシティブなネタを扱えるのがTRPGのいいところであり、大変なところでもあるので、事前のすり合せとか注意は大事って話なのよね。
2020-02-09 21:17:15これはセンシティブなネタだけの話じゃなくて、ロミオとジュリエットをモチーフとしたシナリオを遊ぶ場合にモチーフのエンディングを避けることは可能なのかどうかって事前に伝えておかないと事故るとか。そういう話でもある。
2020-02-09 21:20:36まぁ、大事なのはプレイヤーおよびGMの双方を襲う“誘惑”に耐えられるのかって話でもあったりするんだよね。 だって、ほら約束された悲劇をさけるために工夫するプレイヤーを見たい。その上で悲劇を避けられなかった後のプレイヤーが見たいという欲望はある。
2020-02-09 21:26:50同じ用にGMが想定とシナリオの物語を超える展開の中で、自分がシナリオの物語を支配したいというプレイヤーの欲望もまたある。
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