私の大学での大人数講義は、プロジェクターで真っ白なエディタ画面を投影し、そこに自分でリアルタイムで書き込みながら進めている(黒板の代用というわけだ)。別にブラウザで資料を提示したりするのも自在だし、このシステムは悪くないと思っているし、学生からも比較的好評だ。
2020-02-11 10:57:41昨年度からは、これに加えて、リアルタイムでレスポンスを学生がスマホから投稿できるシステム(何種類かある)を加え、たまにそれを投影している。これは不規則発言を全員に流すリスクもあり、運用が難しいが、質問などはとてもしやすいらしく、好評だ。で、今年度の授業でひとつ「事件」があった。
2020-02-11 10:57:42授業をしていると突然その投稿システムに学生からの投稿があった。要するに「授業が簡単すぎる!」という批判だった。自分としては、わかりやすい授業を目指してきたつもりだったが、これはひとつの盲点だった。わかりやすく簡単すぎる授業も当然ながらやはり物足りないのだ。
2020-02-11 10:57:42試みに、翌週からは、授業の内容をそれまでよりやや難しくしたが、学生の授業態度から見る「くいつき」は全体としてよくなったと感じたので、その学生の「批判」は当たっていたと思う。この「事件」は自分にとってのひとつの学びであったし、レスポンスシステムの有用性を感じたことだった。
2020-02-11 10:57:42@yhkondo 一時期(せいぜい10年くらいで廃れました)、OHPで手元で書き込み白板に大きく映し出す授業方法がありました。米国は黒板でなくWhiteboardなので。
2020-02-11 11:12:40@MarkWatermanPhD 今はアメリカの大学の大人数講義の標準スタイルはどういうものですか?物理的なホワイトボードにマーカーで書き込み?あるいは、PowerPointで事前に作り込んだもの?
2020-02-11 11:17:36@yhkondo さあ、私は大人数はよくわかりません。すみません。 ただ、階段教室だとホワイトボードの直接書き込みは後ろから見えないのではないでしょうか。PPでも小さく作りすぎると同じことではありますが。
2020-02-11 11:28:47@MarkWatermanPhD はい。ありがとうございます。小さい教室ではどんな感じなんでしょうか?やはり、ホワイトボード手書きが主流ですか?
2020-02-11 11:31:09@yhkondo 私は7年ほどMS onenoteで授業をしていますが、光学機器と黒板では役割が違うように思います。安定的な情報提示をする黒板とフラッシュ的な効果のある光学機器の違いでしょうか。また、人の視線は人間に向かうようになっておりそこの視線の動線がパソコンに書くのと黒板に書くのでは違いがでます。
2020-02-11 12:01:56@yhkondo 生徒の質問がリアルタイムで写し出されるのは声と違って流れが邪魔されないので良いと思います。教師が整理して返すことができますし。
2020-02-11 12:03:58関連