風呂が「湯船」と呼ばれるのは、江戸時代に風呂を設けた小船を湯船と言ったからという話はデマ

平安時代には既に存在する言葉が、江戸時代に誕生したわけがない。
平安時代 江戸時代 チコちゃんに叱られる 湯船
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困ったら、こまむら @benriya777
#チコちゃんに叱られる #歴史を学ぶ姿勢 #誤報か 町田忍氏により湯船の語源が江戸湯船と紹介されていましたが、、、 「湯船」という言葉は、建仁3年(1203年)『東大寺造立供養記』で既に使われているようですね。 pic.twitter.com/70h3CVdIiX
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CAB @CAB_Tw
@benriya777 広辞苑に「和名抄14」とあったので、国会図書館デジタルコレクションで確認したところ、和漢船用集(1766)より古い元和3年(1617)の写本で確認できました。万葉仮名だけど。 写本が床本(931-938)に忠実なら、千年以上前には「湯船」という言葉はあったことに。 pic.twitter.com/1qhrRWYa8E
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平塚 徹 @locutorscriptor
『チコちゃんに叱られる!』で「湯船」というのは江戸時代に風呂を設けた小船を「湯船」と言ったからと言っていましたが、これは間違いです。なぜなら、「ゆぶね」という言葉は、平安時代の『和名類聚抄』にまで遡るからです。
平塚 徹 @locutorscriptor
「ふね」には上代から液体などを入れる容器という意味があります。「ゆぶね」は、「湯」とこの意味の「ふね」をくっつけた語でしょう。漢字については、容器の意味でも「船」や「舩」も使ったようなので、江戸時代の「湯船」と関係づける必要はなさそうです。
飯間浩明 @IIMA_Hiroaki
>RT 「チコちゃん」の放送は見ていませんでしたが、「湯船」が実は平安時代からあるというのは疑いようがないですね。「諸説あると注意書きしてるのでセーフ」という反応もありますが、こういうのは「諸説」では逃げられない。ていうか、「諸説あります」を逃げるために使ってはいかん。
飯間浩明 @IIMA_Hiroaki
この画像いらないかな、と思いましたが、浴槽の意味の「湯船」が平安・鎌倉の古典にも出てくるということがよく分かると思うので、掲げておきます。右側の『箋注和名抄』の中で「栄花物語」「宇治拾遺物語」などの例に触れられていたので、その左側に原文を貼り付けました。 pic.twitter.com/u4QDVCv9WD
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飯間浩明 @IIMA_Hiroaki
『和名類聚抄』は平安時代の書物ですが、『箋注倭名類聚抄』はその注釈書で江戸時代の書物。鎌倉時代の例がでてくるのはそのためです。「◯」以下の部分が注釈部分です。画像では「箋注『和』名類聚抄』と書いてしまいましたが、正確には「倭」とすべきでした。

コメント

ろんどん @lawtomol 2020年2月16日
さっさと潰れねえかなこの番組
ミサイル @junko_missile 2020年2月16日
諸説ある中で一番信頼性が低いものを採用するクソマナー講師みたいな番組
カオル @moegikaoru 2020年2月16日
つーか、あのキャラが見ててイラッとくるので観てないけど・・・某池上番組みたいになってねーかな? 
roostarz @roostarz 2020年2月16日
『湯』は『高温の液体』という意味もあります。最初のツイにおける『湯船』は『鋳造で金属を溶かす容器』のことであり、入浴とは無関係です。 浴槽に湯を入れるスタイルの入浴が定着したのは江戸時代で、その走りとなったのが船による移動式銭湯であったことも事実。一概にデマと決めつけるものではないですな
nob_asahi @nob_asahi 2020年2月16日
湯船という言葉が昔からあることと、その言葉がその後浴槽を指す言葉になる経緯は全く別の話ではないのか。番組で語られていたのは「(平安時代から使われていた)湯船という言葉が浴槽を指すことになったのは何故か」であり、江戸時代に湯船という言葉が発明されたとは言っていない。
nob_asahi @nob_asahi 2020年2月16日
nob_asahi 因みに「番組」という言葉は能・狂言の演目を指す古くからある言葉なのだが、これをTVに用い普及させた経緯というのを私は知らない。
SSKTK@ @SSKTK 2020年2月16日
まとめ後半に浴槽としての湯船が歴史的に使われていますから江戸の浴槽サービスが語源というのはデマでしょう。
赤目 @akame303 2020年2月16日
そもそも人口のほとんどが都市か田舎で生活している時代、郊外の河川沿いという限定された地域でのみ見られた川船銭湯が語源になったという根拠がない
k@R-GLAY1 @KRGLAY 2020年2月16日
スペシャル番組がレギュラー化したらクソになる法則はnhkでも当てはまるのか。ほくほく線はくたかを無視した話は忘れないぞ
谷部覧博 @Yabe_MiHiRo 2020年2月16日
由布禰……由布院とか由布岳と関係あるのかな?
技北 皆(わざきた かい) @Kai_Wazakita 2020年2月16日
豆知識を知らないからと怒鳴り付けるような番組なのだから、コッテリと絞られてほしいですね。品性がない分、トリビアの泉以下。
まさと @mitomi_masato 2020年2月24日
roostarz 僕も辞書で調べてみました。大漢和辞典には"湯船"という言葉はありませんでしたが、角川の古語辞典(全6巻)、小学館の日本語大辞典(全13巻)、和名抄に最初の出典がとありました。意味は"湯浴みをする湯をたたえておく大きな桶"でした。和名抄には"浴斛-由不禰"とあり、斛は一石入りの器のことなので、湯を入れた器の意味となります。 そうすると平安中期に作られたものであり、その後も宇治拾遺物語に『湯舟をうつぶしになして(略)あらいひたり』とあって、入浴に使っていたことが分かります。
まさと @mitomi_masato 2020年2月24日
mitomi_masato でも調べるのに、マスコミレベルなら最低でも広漢和辞典(全4巻)や日本国語大辞典(全10巻か13巻のもの)を使って欲しいですね。
まさと @mitomi_masato 2020年2月24日
mitomi_masato "由不禰"→"由布禰"でした。間違いですみません。
まさと @mitomi_masato 2020年2月24日
Yabe_MiHiRo "由布禰"は読みを表したもので、"由布院"の"由"は湯の意味かもですが、次の"布"は舟には関係ないかと。 または由布院は木綿(ゆう)から来ているとも書かれてますね。
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