トルコ軍事史についての小話

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なつき @Hikasuke333

トルコ参謀本部編纂の独立戦争と露土戦争読みたい

2011-06-10 22:13:01
なつき @Hikasuke333

その前に第1次大戦史がさきか。

2011-06-10 22:14:22
なつき @Hikasuke333

歴史家にとって残念なことに、トルコ軍事史は西側において使用されるのは稀である。なぜならATASEが出版したものはアンカラにあるATASEブックショップでのみ買うことが出来る。支払いはトルコリラでなければならず、本はメールやインターネットで買うことが出来ない。

2011-06-10 22:40:38
なつき @Hikasuke333

第1次大戦公刊戦史は現代トルコ語で書かれ、通常一巻で400-600ページある。なかには900ページを越すものさえある。これらすべて組織図とカラー地図を含む。

2011-06-10 22:42:25
なつき @Hikasuke333

大部分のものには重要文書のオスマントルコ語から現代トルコ語への翻訳がある。全27巻で第1次大戦におけるオスマン軍事を扱い、ほかにオスマン航空隊に関するものが4巻ある。

2011-06-10 22:43:12
なつき @Hikasuke333

各巻の簡略リストは以下の通り。 動員と開戦(全1巻)、ガリポリ戦線(全3巻)、メソポタミア戦線(全1巻)、シナイ、パレスチナ、シリア戦線(全2巻)、カフカス戦線(全5巻)、ヨーロッパ戦線(全3巻)、アラビア戦線(全1巻)、休戦とその後(全1巻)、ロジスティクス(全1巻)

2011-06-10 22:50:46
なつき @Hikasuke333

部隊全般史(全1巻)、年表(全1巻)年度毎作戦(全5巻)、略史(全2巻)※ヨーロッパとガリポリ、オスマン航空任務史(全4巻)

2011-06-10 22:54:02
なつき @Hikasuke333

各国で精力的に活動するアルメニア人ロビーは、残されたオスマン帝国文書を信頼性に欠けると吹聴している。

2011-06-10 23:25:36
@same_Molotov

@Hikasuke333 ヴェルダン戦のことですね。でも結局、同じくらい出血しちゃいましたね…

2011-06-11 00:23:05
@same_Molotov

@Hikasuke333 まだ機動戦の余地のある東部戦線に流れてくるかもしれない…西部戦線の悲惨さPRなら、わがロシアクラスの利益にもなりますね

2011-06-11 00:53:13
なつき @Hikasuke333

戦前において卓上の議論をもって解決を見ざりし諸問題、または従来有邪無邪のうちに葬られし疑問点などはことごとく俎上に載せられて、その多くは明快なる解答を与えられた」 日本陸軍参謀本部

2011-06-11 01:09:39
なつき @Hikasuke333

1)アルディーティ隊諸君! 諸君らの名前は勇気、力、忠誠を意味する。君らの任務は、その犠牲による勝利だ。イタリア軍人に抵抗できる者など一人もいないことを全世界に示すことに誇りをもて。 アルディーティ綱領より

2011-06-11 01:19:31
なつき @Hikasuke333

「獅子のように戦え、侵略者どもを海に追い落とすんだ!」 オスマン第27連隊長メフメト・セフィク中佐、ガリポリ上陸作戦時のアンザック軍への反撃に際し

2011-06-11 01:25:04
なつき @Hikasuke333

「諸君らに命令するのは攻撃ではない、死だ。我々が死ぬまでに稼いだ時間の間に味方部隊が我々の陣地に就くことができるのだ」 オスマン第19師団長ムスタファ・ケマル中佐、ガリポリ上陸作戦時アンザック軍への夜襲に際し

2011-06-11 01:27:39
なつき @Hikasuke333

「命令を原文のまま無線通信で伝達せよ。神は勇気あるものを助けるであろう」 サムソノフ将軍、タンネンベルク会戦にて

2011-06-11 01:36:24
なつき @Hikasuke333

「この赫々たる戦勝は神助の賜物であり、諸官の犠牲的精神、絶大な行軍力、無比の勇敢さのおかげである。 本官は諸君に対して数日間の休息を与える。しかし今後引き続いて、ロシア軍の最後の一兵をも、貴重な、重大な試練に直面したわが領土から駆逐しうるまで、またつねに戦勝に輝くわが軍旗を敵地に

2011-06-11 01:41:27
なつき @Hikasuke333

立てうるまで、不墝不屈の闘魂を発揮して、ふたたび神とともに皇帝と祖国のために猛進せんことを望む」 ドイツ第8軍司令官ヒンデンブルク、タンネンベルク会戦戦勝に際し

2011-06-11 01:44:47
なつき @Hikasuke333

ヘイグは知りませんが、アレンビーはウェリントン型の将軍だとアーチバルド・ウェーヴェルは言っています。 RT @same_Molotov: ヘイグはウェリントンと比べられたりしたのだろうか

2011-06-11 01:46:42
なつき @Hikasuke333

「日本のイスラーム=トルコ史研究や中東研究において、アルメニア人虐殺の問題を公平に扱わないで済ませてきた事実は、日本人研究者の関心や視角をなにがなし狭いものにしてきた」 山内昌之『納得しなかった男』

2011-06-11 01:50:55
なつき @Hikasuke333

「諸君、明払暁ノウィソルナ北方に向かい第20軍団方面に突破せんとす。明日は大なる勝利か、しからずんば光栄ある殲滅あるのみ」 独リッツマン中将、ロッヅ会戦中逆包囲からの脱出に際して

2011-06-11 01:52:21
なつき @Hikasuke333

「要するに、オスマン軍の強さは固有の組織的な戦術上、作戦上の有効性によっていた。とくに、素晴らしくまた堅固な戦闘指揮官の中核グループ、部隊を訓練し編成する能力、ドイツ流兵学、そして融通の利く先進的な組織機構は軍が効果的に使われてることを保証した。

2011-06-11 01:54:50
なつき @Hikasuke333

惜しみない兵、装備、兵站の優越とともにイギリス軍がオスマン軍を打ち負かす軍事能力を創造するのに3年以上もかかった。大戦の最後の一ヶ月でさえ、近いレベルの部隊を比べると、オスマン軍は好敵手であった。

2011-06-11 01:55:20
なつき @Hikasuke333

しばしば能率が悪く、みすぼらしく、劣悪装備だったにもかかわらず、オスマン軍は疑いようもなく、効果的な軍隊であった」 米エドワード・エリクソン退役中佐

2011-06-11 01:55:48
なつき @Hikasuke333

「砲弾の破裂する爆音は耳を劈き、その閃光は目を眩ます。爆煙が渦巻き、土柱が上がり、漏斗口が無数に出来る。小銃弾、機関銃弾、榴散弾の弾子、榴弾の破片が縦横無尽に飛ぶ。死が、爆煙を潜り漏斗口を越えて跳梁する。これが、大戦の戦場である」 エルンスト・ユンガー

2011-06-11 01:56:17