イナゴとバッタの違いは植上性(草や稲の上で暮らす)と地表性とか湿地適応とか乾燥性とか色々ありますが一番はやはり「旨いか不味いか」です。イナゴは非常に美味ですがバッタは国産の孤独相トノサマバッタですら不味いです。蝗害を引き起こす群生相トビバッタはそれに輪をかけて不味いです。
2020-02-17 16:46:04蝗害発生地域でもなんとかバッタを食ってやろうと試行錯誤したレシピがいくつかありますが、まるごと煮込んで佃煮にしてしまえば美味しくいただけるイナゴと違い、バッタは脚や頭が固すぎるので全部もいでしまわなければなりません。コスパが悪すぎるんですね(しかも美味しくない)。
2020-02-17 16:52:36更に群生相化したバッタは繊維質ならなんでも食べるので有毒植物まで食って毒性を溜め込んでしまい、更に共食いによって生物濃縮が起きるので「ちょっと不味いから……」とかのレベルを越えてきます。
2020-02-17 16:58:56@sbks_777 飢餓状態で体の中はスカスカ、飛行に適応するために全身が硬くなり、生物濃縮で毒持ち、あげくにカロリー貯蓄のため体の油分をワックス化しているとなればもうどうやっても美味しくないと思いますね…。
2020-02-17 23:53:51@yahm_ai 一瞬殺したバッタを肥料に出来るかと考えたけど畑に毒蒔いてるような感じになっちゃうし無理か……。加熱とかすれば毒も分解されたりしないかな………?
2020-02-18 09:51:54@ritasnipe3 そういうのは持っている毒の種類にもよりますからね……。元から毒性物質を持っていてそれが特定できるならやりようはありますが、食物由来で複数の毒素を持っていたりすると一匹一匹調べてそれぞれの毒素を分解しなければならないという、恐ろしい手間がかかることが予想できます。
2020-02-18 10:01:37@yahm_ai そっか、個体毎に食ってる物も量も違うから何の毒をどれくらい持ってるのかすら正確にはわからないのか……確かに手間かかりますね
2020-02-18 11:22:41@yahm_ai 失礼します。色んな人たちが有効活用方法を検討しているけど文字通り似ても焼いても食えないということになるのですか…(毒があれば挽いて粉にして食べるのも駄目ですしね)
2020-02-18 12:26:07@noisemusa 調べれば調べるほど「食えばいいとか肥料にすればいいとか、出来るんならとっくにやってんだよなあ!」ってなりますね……。
2020-02-18 12:35:17アフリカで大被害をもたらしているバッタ、食べればいいんじゃない?という素朴な疑問に答える記事を書きました。 あのバッタは食えます。でも…というのが答え。 バッタの食べ過ぎで死んだサルを解剖して発覚した恐るべき真実など、ためになる情報盛りだくさんです。 ryomakom.myportfolio.com/eating-locuts-j
2020-02-17 21:20:08あのバッタは食えるのか、については以下の朝日新聞記事もちょっと触れていて、「アフリカではこれを食べる習慣はあまり聞いたことがない」と言及されてますが、私の取材との整合性は正直よくわかりません。 digital.asahi.com/articles/ASN2B…
2020-02-17 21:22:47以下のFAO報告書の13ページに In Africa, the desert locust, the migratory locust, the red locust and the brown locust are eaten. と明記されていて、このdesert locustってのがサバクトビバッタなので、アフリカで食されてることは間違いない感じ。 fao.org/3/i3253e/i3253…
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