#英語やろうぜ 第5回: 英語の文章を読み進める方法(一般語彙/状況別語彙仕分け編)
#Anki 通常語句の本日ノルマ消化中に、専門文脈に近い言葉をまたみつけて【状況別語句】デッキに移し替えた。状況別語句の例はこんなかんじ: Dissociative Identity Disorder, antistructualist, agentic これらは「その専門語として覚えれば定着が早い」ため、一般語句デッキで周回する意味がない。 pic.twitter.com/lYeUb2ORks
2020-02-22 12:19:05先週まではこうした専門語(個々の論文や専門書や特定の論題でしか出てこないような、覚えれば定着の早い言い回し」を、どんな話題にも出てくる語句(ex. abate, conflate, disdain, laurel, mensurable, permutation, sublimate, etc.) と混ぜて暗記デッキにするのははっきり邪魔だと気づいた。
2020-02-22 12:26:22きのう書いた「語彙拾い」の話togetter.com/li/1471634 の後半で、「大学受験英語やTOEIC英語よりも上の語彙力を身につけようとすると、色んな時事や専門語の狭い道に入り込んで、総合的な上級語彙練習本というものはなくなる」(大意)という話をしたが、この機序と今話した事実は骨がらみだ。
2020-02-22 12:29:55たとえば『実践ビジネス英語』www2.nhk.or.jp/gogaku/english… は、NHKの提供する英語教材ではもっとも語彙の難度が高い。しかし、その会話文の中では、catch the fancy of, take on a broader meaning, stay put in, once-humble といった汎用語句とべつに、guacamoleやburritoと言った語句も出てくる。
2020-02-22 12:39:02guacamole (スペイン料理のワカモレ)やburrito(スペイン料理のブリトー)は、once-humbleと同様、確かに(少なくともカタカナ語でなく英字綴りとしては)馴染みが薄い。けれど、一度そういうものとわかれば、once-humbleよりずっと簡単に定着する。
2020-02-22 12:41:29また、once-humble(a. かつては地味だった)は、ほかの英文でもつかえるだろうけれど、guacamoleやburritoはスペイン料理の文脈でしかでてこないことが明らかだ。こうした語彙をまとめて同じ暗記用デッキに入れる意義は薄い。動詞・形容詞・副詞と、それらから派生した名詞形だけを主要な対象にすべき
2020-02-22 12:44:55難読文や複雑な会話文で英語の語彙力強化をしようとするとき、この【一般語彙】と【状況づけられた語彙】の大まかな違いを判別して、語句データベースを仕分けしておくと、暗記作業は捗りやすくなると経験上感じているところ。
2020-02-22 12:46:20これ、実質的に、#英語やろうぜ の連続語りでやろうと思っていた c. 一般語彙と状況別語彙(専門語彙)の区別 相当だな。先取りして、第5回はこの話で終わらせたということでお願いします……
2020-02-22 12:50:10