『エンド・オブ・ライフ』発売記念トークイベント

2020年2月24日(月・祝日)、釜石市で行われた佐々涼子さんの『エンド・オブ・ライフ』発売記念トークイベントのツイートのまとめです。
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桑畑眞一 @kuwa_hon

岩手県沿岸広域振興局長の石川さんか佐々涼子さんの大ファンで著作を全部読んでいるそうです。昨日桑畑書店を訪れ24日のイベントは行事があるため出席できないとのですが「エンド・オブ・ライフ」のサイン本を頼まれました。

2020-02-21 06:44:57
桑畑眞一 @kuwa_hon

明日開催です!ノンフィクション作家佐々涼子さん最新作「エンド・オブ・ライフ」発売記念トークイベント。佐々さんと釜援隊隊長二宮雄岳さんの対談と佐々さんのサイン会です。午後3時から桑畑書店隣SOMPOケア釜石事務所にて。入場無料。マスクと消毒用アルコールは用意しています。

2020-02-23 10:31:37
佐々涼子「夜明けを待つ」ノンフィクションライター @ryokosasa1

食べ物がいつか血肉となるように事実もまた時間によって記憶に落とし込まれ別の何かとなって蘇る。亡き人の思い出といっしょに東北へ。今日も晴れていますよ。 #エンド・オブ・ライフ pic.twitter.com/evMEMfS4tr

2020-02-24 09:56:34
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鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々涼子さん( @ryokosasa1 )『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)の出版記念トークイベント@釜石市が15:00から始まります! #エンド・オブ・ライフ pic.twitter.com/cSFW2YCViq

2020-02-24 14:45:52
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鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

主催の桑畑書店さんの挨拶。震災で被災。2016年、復興商店街に店を置いていたときに佐々さんが店に来てくれた。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:06:00
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さんから自己紹介。桑畑書店さんにはいつも勇気をもらっている。ワールドカップのときも釜石を思いながら横浜からテレビを見ていた。釜石にいつも心を寄せている。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:08:52
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さんと対談をする二宮さん。佐々さんの『エンジェルフライト』を読んで衝撃を受けた。エンジェルフライトのお話もトークでしていきたい。 #エンド・オブ・ライフ pic.twitter.com/4xfSpaAj4u

2020-02-24 15:10:02
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鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:いま日本に書店の数がどれくらいあるかわかるか?震災直前は釜石市には書店が5軒あった。 再開したのは1軒だけ。桑畑書店だけ。 書店がどんどん減っている。特に100坪以下の小さいお店が減っている。300坪の店は逆に増えている。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:12:31
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:一番大きい書店は東北にある。3000坪の店舗面積。それは仙台のTSUTAYA。でも本自体を扱っている面積は減っている。 このような機会を作ってくれた桑畑書店さんの方な本屋さんがあるのはありがたいこと。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:14:31
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:『エンド・オブ・ライフ』は三部作のひとつといわれている。 佐々さん:最初は『エンジェルフライト』。海外で亡くなられた方をきれいに身支度をして家族にお戻しする仕事を書いたもの ▼『エンジェルフライト』 gakugei.shueisha.co.jp/kikan/978-4-08… #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:17:03
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

『エンジェルフライト』は日本語教師をしていたとき。外国の人が死んだらどのように埋葬されるのかと疑問に思った。 調べたら羽田空港にその業者があると聞いて取材をした。最初は断られた。 震災後、引越しの連絡があったとき改めて取材依頼をして承諾をしてもらった。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:20:36
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:どこに感銘を受けましたか?自分は書いているのでわからない。 二宮さん:好きな本は何回も読む。これはと思ったところに付箋をつけていく。佐々さんの本は5回も、6回も読んでいる。プロフェッショナルの仕事の本だと思っている。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:22:44
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:金融機関で仕事をしていたが、管理職になるとお客さんと触れ合えずハンコを押すだけになることも。仕事人生を振り返ったときに『エンジェルフライト』を読んで、プロフェッショナルの仕事に感銘を受けた。 佐々さんの本を読むと辛くなる。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:24:31
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:なぜ辛くなるかというと、その場面に自分がいる気分がするから。 本の場面の中にいるので苦しくもなるが、同日に救われるときもある。 そのとき、知人が亡くなった。その後、東日本大震災が起きる。生きていることの意義を考えてみようと思うきっかけをもらった。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:25:37
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:元の仕事をしていたときに『紙つなげ!』を読んでショックを受けた。一人ひとりが生き生きと描かれている。 10年でできるかわからないものを半年でやれといわれて対応した。 なぜそれをいったのか。なぜそれをやろうと思ったのか知りたくなった。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:26:36
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:『エンジェルフライト』の人は「自分を忘れてもらいたい」という。本当に黒子に徹している。自分たちがいると悲しみに包まれるから忘れられた方がよい、と。 『紙つなげ!』も同じ。紙はをつくってもらっていた。実は東北の人たちに本は救われていた #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:28:26
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:日本の人たちに本を届けたい、出版社を支えたいという思いから紙を半年で復興させた。 その人たちは名前のない人たちで、テレビで「こんなことをした」と主張することもなく、粛々と日本を支えてくれていた。 プロフェッショナルだけど名前のない人たち。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:30:12
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:『紙つなげ!』プロフェッショナルだけど名前のない人たち。人を支えるために生きている人たち。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:30:48
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:心が強くないとこの仕事はできないと思う。 佐々さん:でも「知ってしまった」と思ってしまう。私が誰かに伝えないと止まってしまうと思い、吐きながらでも書き続けた。 『エンジェルフライト』のときはスマートフォンくらいの禿ができた。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:32:02
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:私も私がいなうなるように努力して書いている。 『紙つなげ』のときは、経験した人の気持ちになれないことが辛くて、毎朝、津波の映像をYouTubeでみていた。 自分で泣けていたら皆さんに申し訳ないと思っていた。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:34:10
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:すごい文章が立つ人がいるが、私は言葉を持っていない人間。 私の中を通って誰かの話が伝わるのだと思う。 私一人は何の言葉も持っていない。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:34:55
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:皆さんが感動しているとしたら、それは「この本にいる人たち」の存在。 私はインタビューを全てテープおこしをする。色々な事象をひとつひとつピンセットで当てはめて物語を作っていく感じ。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:36:07
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

二宮さん:最初からストーリーを決められてしまうこともある。取材を受けると、まったく違う感動モノのものがたりとして紹介されてしまうことがある。佐々さんはエンディングはわからない感じで書いているのか。 佐々さん:わからない。今回も7年かかった。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:38:09
鎌倉幸子🍎海外事業プロジェクト担当 @1192_sachiko

佐々さん:どこに流れていくのかわからない。通り一遍の「こういう答えがほしいです」という取材の仕方だと、通り一遍の話しか出てこない。 テープを切って話したときに、お酒を飲んで話しているときに本音が出てくることもある。 話をしてくれるまで待つようにしている。 #エンド・オブ・ライフ

2020-02-24 15:39:48