-
Uroak_Miku
- 758
- 1
- 0
- 0
-
- いいね！0
uroak_miku
@Uroak_Miku
小さいから見にくいかな、楽譜のあちこちにコメントがされています。映画『フック』のテーマ曲の分析。 あまり冴えのない分析ですが。 pic.twitter.com/AtNR7QwEEz
2020-02-28 12:36:53
拡大
uroak_miku
@Uroak_Miku
>Theme B(D♭ major or D♭ lydian; it's hard to tell since Williams seems to be avoiding the subdominant here) ああ、わかってない。ここはサブドミM7ともトニックM7とも取れるようにしているんですよジョン大王様は。 pic.twitter.com/ikTZSHyu3Q
2020-02-28 12:45:13
拡大
uroak_miku
@Uroak_Miku
この動画の分析者は「D♭長調のメジャーなのかリディアンなのか判断が難しい」「ジョン大王はサブドミ和音にならないようにしている気がする」なんて言っていますが、私が聴くに、ここは復調に思えます。
2020-02-28 13:02:15
uroak_miku
@Uroak_Miku
D♭長調と解釈する場合、和音はトニックということになりますが、実はサブドミです。 移動ドで歌うと 旋律 ソーミー、ソーミー、ラーソ♯ﾌｧソーミー 和声 T（実は４度下の調でのSD） なのでございます。
2020-02-28 13:06:07
uroak_miku
@Uroak_Miku
A♭長調（つまりD♭長調より４度下）で解釈してみましょうか。 旋律 ドーラー、ドーラー、レードシドーラー 和声 SD（実は４度上の調でのＴ） この解釈のほうが、ピーター・パンの飛翔感をよくつかめると思う。
2020-02-28 13:11:33
uroak_miku
@Uroak_Miku
と・こ・ろ・が ジョン陛下は、この分析をあざ笑うかのように、曲をこう進行させる。（以下、Ｄ♭長調解釈） 旋律 ドーラー、ドーラー、ドーシラソーレー 和声 SD
2020-02-28 13:23:27
uroak_miku
@Uroak_Miku
それで先の分析者は、ジョンの仕掛けたトリックに引っかかってしまったのです。 「むむむ、二つ目のパートでSD和音だから、一つ目のはT和音と取るしかないよな…しかしそれだと旋律がメジャーでなくリディアンってことになってしまうし…俺わかんねー！」
2020-02-28 13:25:59
uroak_miku
@Uroak_Miku
私には分かる。ジョン陛下は Ｔ和音→ＳＤ和音→Ｔ和音→［以下繰り返す］ これを使うとどっちがＴでどっちがＳＤかわからなくなるのを逆手に使っている。
2020-02-28 13:28:18
uroak_miku
@Uroak_Miku
そのせいでこの曲のこのパートは、どっちとでも取れるわけです ソーミー、ソーミー、ラーソ♯ﾌｧソーミー Ｔ和音 ドーラー、ドーラー、レードシドーラー ＳＤ和音
2020-02-28 13:32:48
uroak_miku
@Uroak_Miku
続くパートも、こんな風にどっちとでも取れてしまう。 ドーラー、ドーラー、ドーシラソーレー ＳＤ和音 ソーミー、ソーミー、ソー♯ﾌｧミレーラー Ｔ和音
2020-02-28 13:58:41
uroak_miku
@Uroak_Miku
Ｔ和音なのかＳＤ和音なのか、判断できなくなる。 浮遊感ですね。そこにピーター・パンな疾走感ある旋律が重なることで、飛翔感が生じる。
2020-02-28 14:02:13
uroak_miku
@Uroak_Miku
この旋律、和音をＴ解釈しようとすると「違うよーん」といわんばかりに「♯ファ」を鳴らしてくる。 永遠の子ども、おとなのカチカチ頭を揺さぶり、挑発をかけてくる、ピーター・パンの魂。
2020-02-28 14:59:49