とある史学系幻想文化研究家によるFF12考察
FF12初見プレイ中の考察になります。
そのため、プレイ進度を区切り代わりに記入しておきました。
プレイ中に得られる情報量も加味しながら、ご笑覧ください。
王墓クリア後(通称ガリフ前)
FF12の舞台はイヴァリースと呼ばれる世界。物語の展開そして実際にプレイヤーとして各地を歩いてみた結果、このイヴァリース、惑星全体の世界というよりも、「欧州(ヨーロッパ)」「亜州(アジア)」のような「大州」と考えた方がよさそうだ。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 10:31:06かつてイヴァリースには大小様々な都市国家が乱立していたが、それらを平定し、イヴァリース史上初の統一国家ガルテア連邦を建国したのが、バレンディア大陸の小国家の貴族(おそらくその小国家の王)のレイスウォールである。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 10:46:27レイスウォールは魔人べリアスと契約を結び、神から授かった剣と魔石(破魔石)の力を以てバレンディア大陸を統一。その余勢を駆ってオーダリア大陸、ケルオン大陸に進出。それらの地域の都市国家を滅ぼし、或いは従属せしめ、イヴァリース世界を統一した。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 10:58:25イヴァリース世界を統一したレイスウォールは、バレンディア大陸、オーダリア大陸、ケルオン大陸の結節点であるガルテア半島に都を置き、イヴァリース史上初となる統一国家ガルテア連邦を建国する。神の加護を得て世界統一を果たした彼は「覇王」と称えられた。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 11:17:47覇王レイスウォールの治世は44年の長きにわたった。彼がこの間に統治機構を整備することができたこと、そして後継者に恵まれたことが、彼の後もガルテア連邦が400年間も存続できた要因である。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 11:29:11FF12のストーリーを見るに、レイスウォールによるイヴァリース世界の統一は急速に進んだ。勢力拡大のスピードに比して統治機構の整備は時間がかかるものだから、彼が長期間在位していなかったら、ガルテア連邦は豊臣政権のように短期間で崩壊していただろう。 #カイザー・マティウスのFF12レポート
2020-02-07 11:50:20ガルテア連邦の統治体制に興味が尽きない。旧ソ連のように連邦政府の力が圧倒的に強く、実質的には中央集権国家だったのか、それともドイツ帝国のように領邦国家の連合体であるが、中心となる領邦の政府が中央政府の任務を担っていたのだろうか。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 19:53:34FF12の物語では、ガルテア連邦の統治体制に語られることがあまりないのでクランレポートからの情報から推察するに、ガルテア連邦は旧ソ連よりもドイツ帝国の統治体制に近いと思う。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 19:56:46バレンディア大陸にあるレイスウォールの出身地から、オーダリア大陸東部のガルテア半島に至る一帯が、レイスウォール王が直接支配するガルテア王国。この王国こそがガルテア連邦の中心であり、ガルテア王国政府が連邦政府の機能を担っていたのではあるまいか。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 20:37:30ガルテア連邦の元首の地位はガルテア王国の国王に付属し、連邦を構成する領邦国家(例えばダルマスカ、ナブラディア、アルケイディア、ロザリア、ランディスなどの前身)がガルテア国王に忠誠を誓う。ガルテア王は「大王」「諸王の王」という君主号を帯びていた。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 21:06:28以上はあくまで仮説である。しかし、我々の世界の歴史を鑑みるに、蓋然性は高いと思う。いずれにせよ、「覇王」と称えられたレイスウォールの治世により、ガルテア連邦の支配体制は盤石なものになり、その後400年にわたってイヴァリースを支配した。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 21:09:21ガルテア連邦はレイスウォール王の死後、大王(ガルテア王)の地位をレイスウォールの長男が継承し、次男はダルマスカ王、三男がナブラディア王の爵位を得て王朝の本宗家を補佐するという体制を取った。その際、覇王の力の根源である破魔石は各王家に継承された。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 21:30:48覇王レイスウォールの力の根源である破魔石については後程触れるが、作中の描かれ方からするととんでもない代物のようです。こんな物を持っていたレイスウォールって何者?興味が尽きない。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 21:35:47ガルテア連邦の成立から約400年後、ガルテア王家が断絶し、連邦は崩壊した。その実情は、おそらく連邦元首の地位がガルテア王朝の分家に当たるダルマスカ王家に移ることに反対する勢力がダルマスカ王国と戦い、連邦が内戦状態に陥ったというものではあるまいか。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 21:58:30内戦によってガルテア連邦を構成する領邦は連邦を離脱し、その結果、連邦は崩壊した。それから300年。イヴァリースには幾多の国々が勃興し、滅んでいった。その過程で台頭してきたのが、バレンディア大陸のアルケイディア帝国とオーダリア大陸のロザリア帝国だ。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 22:13:46旧ガルテア連邦の中心部に位置するダルマスカ王国とナブラディア王国は、他大陸の諸国からの攻勢にさらされつつも、300年に渡って独立を保ってきた。しかし、かつての辺境の地から勃興したアルケイディア帝国とロザリア帝国の争いに巻き込まれてしまった。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 22:24:33そしてついに、覇王レイスウォールの末裔であり、イヴァリース史上初の統一国家ガルテア連邦を継承するこの2国は、新たな覇者アルケイディア帝国によって滅ぼされたのであった。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-07 22:29:07私、ただいまFF12を初見プレイ中です。世界観について判明したこと、考えたことは #カイザー・マティウスのff12レポート としてまとめていきます。FF12が発売されて今年で14年目。今更ながらの初見プレイですが、宜しければご笑覧ください。
2020-02-07 23:32:33イヴァリース世界を構成する大陸の一つ、バレンディア大陸。この地はイヴァリース史上初の統一国家ガルテア連邦を打ち立てた覇王レイスウォールの出身地であるとともに、ガルテア連邦崩壊後のイヴァリース世界における新たな覇者の揺籃の地ともなった。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-14 22:31:48バレンディア大陸にあったガルテア連邦を構成する領邦国家の一つが、連邦解体後に台頭し、バレンディア大陸の覇権を握った。その国家の名はアルケイディア帝国。「理想郷」という名のこの国は優れた軍事力と科学力を以て大陸を統一し、他大陸への侵出を図った。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-14 22:41:44このアルケイディア帝国の国制が、私にとっては興味深い。現在、レイスウォール王の墓で「暁の断片」を入手した後、ガリフ前プレイの最中なので、「賢者の知識」が完成しておらず、アルケイディア帝国についての情報は断片的であるが、同国について考えてみたい。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-14 22:52:11作中から、アルケイディア帝国の国家機関として、皇帝、元老院、法務庁、帝国軍、ジャッジが確認できる。皇帝と元老院の関係を鑑みるに、この国のモデルはローマ帝国と考えて差し支えないであろう。 #カイザー・マティウスのff12レポート
2020-02-14 23:04:13