日本刀の本読み終わった。日本刀にも魚拓みたいなのとか、野球のバットでいうクリティカルポイントとかあるんだとか思ったんだけどここ詳しいな http://blog.inohara.jp/?eid=850910
2010-04-16 10:24:06一般に「古刀」「新刀」「新々刀」と分かれ、江戸に入る前ぐらいまでの戦国刀を古刀とする。いってみれば「使える刀」。その中でもいろいろ分かれるわけだけど、蒙古襲来のときから戦闘に特化したらしい。集団戦闘用に。
2010-04-16 10:26:50それまでは騎馬戦で果し合い的なのがデフォだったんだけど蒙古襲来以降は集団戦闘→歩兵白兵戦で使い易いように刀の形が変わっていった。それにあわせて刀の形が変わっていく。
2010-04-16 10:30:48新刀と呼ばれる刀は戦国時代の後、徳川が世を平定して刀の形を一定にするように命じたのちの刀たちを指す。なのでこの時期以降の刀は規格が同じようになる。長さとか反りとか。
2010-04-16 10:34:24そんでいわゆる「戦場刀」としての「耐久性+使いやすさ+殺傷力の高さ」、あるいは戦場での利便性のための多様性などは古刀が新刀に優ると思われるのだけれど首切り役人に依頼した試し切りの結果としては新刀が古刀に優った結果を出してたりもする。鎌倉以後、室町のものでも
2010-04-16 10:36:41んでも新刀は彫りなどのデザインが凝っていったようだけど QT m_um_u: 新刀と呼ばれる刀は戦国時代の後、徳川が世を平定して刀の形を一定にするように命じたのちの刀たちを指す。なのでこの時期以降の刀は規格が同じようになる。長さとか反りとか。
2010-04-16 10:38:11新々刀とよばれる刀は幕末以前、新刀(江戸刀)的なものに対して古刀を見直そうという復古主義から誕生したものたち。水心子正秀なんかが中心になって作り上げていったらしい http://sakanazanmai.web.infoseek.co.jp/katana6.htm
2010-04-16 10:39:59そんでいわゆる「日本刀」とよばれ「鑑定・鑑賞に値する」とされる刀群はこの一群を指す、とのこと。 太平洋戦争期にも刀は大量生産されたんだけど、この時期の刀はいわゆる日本刀的鍛錬もしていない乱造ものだったらしくて切れ味見た目ともに日本刀と呼べない、と。
2010-04-16 10:43:33海外には太平洋戦争期の刀がゴロゴロ転がってるみたいだけどそういう時期の刀は持ち込み禁止されてるそうな。太平洋戦争後にGHQの統制によって刀の新造、所持に規制がかかった流れで「美術品」とされる刀しか所蔵できなくなったみたい。あと所持するにも資格みたいなのがいる
2010-04-16 10:45:26基本的に、日本刀はふだんサビないように油を塗ってるらしいんだけどそれがしばらくすると古くなる。そんでサビないように定期的に油替えをする必要があるんだけど、そのときに打ち粉で砥ぎ粉を散らしつつ拭紙で油と打ち粉を拭きとることで軽い「砥ぎ」効果があるっぽい
2010-04-16 10:51:45『刀身の底部分、いわゆる茎尻(なかごじり)を手のひらに乗せてゆっくり引いていくと、切っ先から3寸の位置まできた時に、寝ていた刀身は突然、まるで生きているように刃を下に向けて起き上がる。』 http://blog.inohara.jp/?eid=850910
2010-04-16 12:24:14『刀剣はどんな角度で相手の身体に当たっても、《引く》と、切っ先3寸で相手の中心に向きを変えて切り進み致命傷を負わせるようになっている』 おおーすげー http://blog.inohara.jp/?eid=850910
2010-04-16 12:24:51Browsing: 日本刀の各部位の名称 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/57/Katana_(ja).png/300px-Katana_(ja).png
2010-04-16 12:32:40三寸だから刃先ぐらいかなぁ http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/57/Katana_(ja).png/300px-Katana_(ja).png
2010-04-16 12:33:12ああ、軟鉄を硬鉄でつつむサンドイッチ構造開発したのが「正宗」だったんだぁ。そりゃエポックだわなぁ「正宗」 http://blog.inohara.jp/?eid=850910
2010-04-16 12:41:10