女性自身の「いまやめるべき薬」に対する医師の皆さんの反応と、オタク医師によるちょっとした解説
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YamabukiOrca
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山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
多少乱暴に言えば、「突然、臓器が一つ無くなる」のと同じです。 それまで副腎の働きを薬で補って、何とか体のバランスを保っていたのに、突然それが無くなるのですから。 持病が悪化したり、体調を崩すぐらいで済めば幸運です。倒れて救急車で運ばれたり、亡くなったりする恐れもあります。 (3/4)
2020-03-18 12:09:11
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
今回の『 #女性自身 』の記事は、そうした悲劇を招きかねない大変危険なものです。いずれしかるべき処分が下るでしょう。 皆様は、くれぐれも【週刊誌やネットの記事を鵜呑みにして処方されている薬を止めないでください】。不安や疑問があれば、かかりつけの医師や薬剤師が承ります。 (4/4)
2020-03-18 12:09:11
高山椎菜@S15 にじぽりFC
@TakayamaShiina
@ShachikuHibiki @hiyo_unnatural わたしは18年前、急にのんでいた薬をやめたところ、けいれんを起こし２週間入院することになりました。薬の加減はトーシロではできません
2020-03-18 12:27:03
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
@TakayamaShiina @hiyo_unnatural それは大変な経験をされましたね……。 仰る通り、抗けいれん薬も突然休薬すると危ない薬剤のひとつです。ステロイドと同じか、ひょっとしたらそれ以上に調整に医者の腕が必要となります。自己判断は危険です。
2020-03-18 12:33:03
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
【医療関係者の皆さん向け】 この一連のツイートは一般の皆さん向けに「わかりやすさ優先」で書かれております。厳密にいうと不適切と思われるところもあるかもしれませんが、criticalなものでなければお目こぼしいただけると幸いです。 twitter.com/ShachikuHibiki…
2020-03-18 12:15:52
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
「薬をやめたからって死ぬことはないでしょ」って思う人も居る気がしたので軽く説明を。 「ステロイド」という薬があります。 これは「副腎」という臓器の「皮質」という場所で作られるホルモンの一種で「副腎皮質ステロイド」とも呼ばれます。 そう、もともと体内にあるホルモンなんです。(1/4)
2020-03-18 12:09:10
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
ついでにポリファーマシー(多剤併用)の問題についても少し話します。 薬には「作用」と「副作用」があります。 たとえば「ロキソニン®錠」は、「ロキソプロフェン」という成分の薬です。作用は「解熱・鎮痛」。副作用として代表的なのは「胃潰瘍」です。よく胃薬と一緒に処方されますよね。(1/）
2020-03-18 13:35:33
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
さて、複数の種類の薬を同時に使用すると、「飲み合わせが悪い」という事が起きます。これを「薬物相互作用」と呼びます。 代表例として、「副作用同士の相性が悪い」「体内の共通の酵素で分解されるので、同時に服用すると分解に時間がかかるようになり、効果が強くなりすぎる」等があります。(2/9)
2020-03-18 13:35:33
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
では、ロキソニンと一緒に「アスピリン」などの血液を止まりにくくする薬(いわゆる血液サラサラの薬)を飲むとどうなるでしょう？ アスピリンには「出血がひどくなりやすい」という副作用があります。 そしてロキソニンの副作用である胃潰瘍は出血を起こすことがあります。(3/9)
2020-03-18 13:35:34
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
もうお分かりですね。ロキソニンとアスピリンを同時に使用すると「胃潰瘍ができて出血し、血が止まらなくなる」という重大な副作用が生じる恐れがあるわけです。 このように、薬物相互作用よる危険性は身近に存在します。 そしてこの危険性は薬の種類が増えるほど高くなるのです。(4/9)
2020-03-18 13:35:34
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
多数の薬を同時に使用することで こうした危険にさらされる状態のことを「ポリファーマシー」と呼びます。 複数の持病をもつ高齢者などで特に問題となっており、厚生労働省も対策に乗り出しています。 定義はありませんが、概ね「片手で収まらない種類の薬は多すぎる」と思っていいでしょう。(5/9)
2020-03-18 13:35:35
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
では、「多剤処方は絶対ダメなのか」というと、そうとも限りません。 ましてや、雑誌やネットの記事を鵜呑みにして自己判断でやめてはいけません！(重要) (6/9)
2020-03-18 13:35:35
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
処方される薬には、「命にかかわるから絶対に必要な薬」もあれば、「快適に過ごすための薬」もあれば、「将来のリスクを下げるための薬」もあります。 なので、「薬が多すぎるな」と思ったら、かかりつけの医師や薬剤師に相談して、影響の少ないものから順に減らしていく必要があるのです。(7/9)
2020-03-18 13:35:36
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
薬は、使わずに済むなら、それに越したことはないです。医者のぼくだってそう思っています。 でも上手に付き合うことができれば、「病気を病気でなくする」ことができる頼もしい存在なのです。(8/9)
2020-03-18 13:35:36
山吹オルカ🅨
@YamabukiOrca
病気になって、ずっと薬を飲み続けるのは怖いかもしれません。 でも、目が悪くなって、ずっと眼鏡をかけ続けるのを怖がる人はいません。 それは、眼鏡は手にとって触れられるから「理解できる」と感じるからではないでしょうか。 薬だって、正しく知れば案外怖くないかもしれませんよ。(おわり)
2020-03-18 13:35:37
digits🚙
@digits_sa
#女性自身 削除したっぽい。 魚拓済み 【医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために】 web.archive.org/web/2020031803… あせらず、長いスパンで。でも確実に、次の新しいウイルスにそなえるためにも。減薬生活へとシフトする時期に突入している。 #新型コロナウイルス #新型肺炎 #薬
2020-03-18 14:57:14
Mindia
@onomakaber
@jisinjp 「女性自身」は早速記事（医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために：宇多川久美子氏に取材）を削除して逃げたようだが、もう記録される世の中なんだよ。 公式見解を出さない限り、責任も消えないと覚悟されたい。 twitter.com/jisinjp/status…
2020-03-18 14:44:04
どる大矢(西国呉鎮)
@DolOhya
医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために news.goo.ne.jp/article/jisin/… gooにまだ記事残ってた。医師は提言してなかったｗｗｗ
2020-03-18 14:44:25
io302
@io302
女性自身がなかった事にしないように、きちんと魚拓取得していこうな archive.vn/VUB7c pic.twitter.com/AxJqz7Mpve
2020-03-18 14:57:59
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уон
@yoh_tw
見たかったの消されてる（ぴえん 医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために（女性自身） - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/article?a=2020… pic.twitter.com/AgOrqdYdz6
2020-03-18 15:45:30
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Curry & Coffee
@curryandcoffee
削除されたけど、アーカイブで見れる。 ↓ 医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために | 女性自身 web.archive.org/web/2020031803…
2020-03-18 14:59:06
Mindia
@onomakaber
@jisinjp 「女性自身」サイト以外にも悪記事「医師が提言する「いまやめるべき薬」、ウイルスに備えるために」（宇多川久美子氏に取材）」は転載許可したのであろうが。 Yahooだけ削除で済むものではあるまい。逆にYahooが消したのに、なぜまだ他が放置なんだ。 例えばここ。 news.infoseek.co.jp/article/joseij…
2020-03-18 15:06:46
うめの同居者【ふくちゃんとも同居者】
@aoyamaume
さすがにやばいと思ったのか消されてるね。女性自身のツイートも。おっせーわ(´-ω-｀) pic.twitter.com/KXjf0Pv60d
2020-03-18 17:31:22
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